【食品の放射性物質分析】ベラルーシの学校では、児童自らが機器を操作し、食品の放射性物質分析検査を行っている。「面倒ではないですか」の問いに、「自分で数字を見ることができて楽しい」と答えてくれた=ゴメリ州ホイニキ地区のストレリチェヴォ中等学校
ベラルーシを11月21日から同27日まで訪問した福島市の市民放射線対策先進地視察団はチェルノブイリ原発事故対策の26年間の歩みを学び、復興への手掛かりを探った。現地の教育施設や児童保養施設などの様子を写真で紹介する。
(本社報道部・江花 潤)
(カテゴリー:ベラルーシの今 福島市放射線対策視察団同行)
【住民交流】団員は現地の子どもたちや住民との意見交換会に臨んだ。原発事故後、26年たった現在は、安心して過ごしていることなどが分かった=ゴメリ州ホイニキ地区のストレリチェヴォ中等学校(写真・上) 【保養プログラム】汚染区域などで生活する児童・生徒は毎年24日間の保養プログラムを受ける。外部、内部被ばくの低減化を図るとともに健康管理などのリハビリを受けながら、運動したり、放射線について学んだりしている=ミンスク市郊外の児童保養施設「ジダノヴィチ」(写真・下)