東日本大震災

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原町、いわき震度4 震災余震、福島原発異常なし

津波注意報を受け自主避難した体育館で親戚の安否を確認する住民ら=7日午後7時15分ごろ、南相馬市原町区・大甕小

 7日午後5時18分ごろ、東北と関東地方で震度5弱の地震があった。福島県では福島、白河の両市などで震度4を観測した。震源地は三陸沖北で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・3と推定される。気象庁によると、宮城県石巻市の鮎川で一メートル、本県と岩手、宮城各県で20~40センチの津波を観測した。気象庁は、宮城県に津波警報、本県、青森県、岩手県、茨城県に津波注意報を出したが、約2時間後に全面解除した。

 県内は広範囲に震度4が観測され、沿岸部に津波注意報が発令された。いわきや相馬、南相馬、新地など浜通り各市町の住民は一時、自主的に高台の学校などに避難した。南相馬市は市内10カ所に371人、新地町は71人が避難した。津波は7日午後6時38分、相馬港で40センチを観測した。
 県警や消防、県、各市町村などによると、8日午前零時現在、地震や津波による人的被害や住宅への被害は確認されていない。

■福島第一、第二原発など異常なし

 原子力規制委員会によると、東京電力福島第一、福島第二、東北電力東通、女川、日本原子力発電東海第二の各原発に異常はない。
 東電によると、福島第一、第二両原発で地震による異常は確認されていない。けが人もなかった。両原発周辺のモニタリングポストの数値に変化はないという。
 福島第二原発の物揚場では7日午後6時15分ごろ、24センチの潮位変化が確認された。津波とみられる。また、地震後、同原発1号機の原子炉建屋内の気圧が上昇したが、プラントの管理に問題はないとしている。空調機の故障とみて調べている。両原発では、全ての作業員が津波に備えて屋内に待避した。

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