東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

128世帯 14日にも解除、伊達の特定避難勧奨地点 

伊達市の特定避難勧奨地点

 政府の原子力災害現地対策本部は14日にも、東京電力福島第一原発事故に伴う福島県伊達市の「特定避難勧奨地点」117地点(128世帯)を全て解除する。13日、対策本部の担当者が「除染で線量が低減された」として市に指定解除の意向を伝え、仁志田昇司市長が同意した。同地点の解除は初めて。ただ、勧奨地点の除染はまだ完了しておらず、市は作業を急ぐ。また、川内村の1地点(一世帯)も伊達市と同時に解除される見通し。

■川内の1世帯も

 伊達市によると、対策本部の担当者は、国のモニタリング調査の結果、指定された117地点のうち116地点で空間線量が毎時1.0マイクロシーベルト未満になり、年間積算放射線量20ミリシーベルト(毎時3.2マイクロシーベルト)を下回っていると説明。残り1地点は除染が完了していないため2.4マイクロシーベルトだったが、目安の数値より低いことから「解除する方向で進めたい」との考えを示した。
 仁志田市長の同意を受け、対策本部は14日にも、市と県に指定解除を通知する見通し。
 対策本部は昨年6月、原発事故発生後1年間の年間積算放射線量が20ミリシーベルトを超えると推定した同市霊山町と月舘町の104地点(113世帯)を特定避難勧奨地点に指定。さらに昨年11月には、同市霊山町と保原町の13地点(15世帯)を追加指定した。
 同じく昨年8月に特定避難勧奨地点に指定された川内村下川内の1地点も、除染で年間積算放射線量が20ミリシーベルトを下回っており、対策本部は伊達市とともに解除する方針。
 一方、南相馬市の142地点(153世帯)については除染がまだ十分に進んでおらず、指定解除は早くとも年明け以降になるとみられる。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧