15日に開幕する原子力安全に関する福島閣僚会議に先立ち、会議参加者は14日、東京電力福島第一原子力発電所や福島市の除染現場などを視察し、原発事故の対応状況や県内の復旧・復興への取り組みを確認した。
このうち、東電福島第一原発では国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長らが廃炉に向けた作業の現状を把握した。福島市の除染現場の視察では、除去土壌の仮置き場で保管状況などに理解を深めた。
福島閣僚会議は15日から17日まで郡山市で開かれ、IAEAと県が協力態勢を取る覚書を締結する。
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