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飯舘・長泥の集団申し立て 初の現地審問

 東京電力福島第一原発事故に伴い帰還困難区域になっている飯舘村長泥行政区の住民が被ばくに伴う精神的損害などの賠償を東電に求めて政府の原子力損害賠償紛争解決センターに行った集団申し立ての初の現地審問(聞き取り)が27日、福島市市民会館で行われた。住民の代表者と弁護士は現地審問が非公開で行われたことについて「合理的な根拠もなく非公開とするのは納得できない」とセンターに抗議したことを明らかにした。
 現地審問とは、東電と申立人の間で和解仲介を担うセンターの仲介委員が現地で申立人から話を聞く手続き。同日、申立人の代表の住民約10人が仲介委員に原発事故後の生活状況などを説明した。住民側の弁護士が仲介委員に対し、他の住民の同席や審問の録音などの許可を求めたが拒否されたという。
 同日、申立人代表の鴫原良友区長と原発被災者弁護団長泥班長の小林克信弁護士が会見した。鴫原区長は「何で公開も録音もできないのか理解できない。申し立てを"なかったこと"にしようとしているのではないか」と語気を強めた。
 長泥行政区の集団申し立てでは、申立人196人が被ばくに伴う精神的損害の賠償500万円など総額約50億円を求めている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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