東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

県が測定器を検証 県北福祉事務所で数値異常?

 県が福島市の県県北保健福祉事務所で測定している環境放射線量の数値が毎時0・8マイクロシーベルト前後に上昇し、県は数値が妥当か検証を始めた。原因は不明だが、県は気温変化による影響または測定器の異常とみて調べている。
 県の測定データでは、今年6月1日は0・5~0・65マイクロシーベルトだったが、今月26日では0・78~0・83マイクロシーベルトとなっている。
 県によると、県県北保健福祉事務所の測定装置は今年4月、可搬型のサーベイメーターを活用して設置した。サーベイメーターは気温が下がると測定値が上昇する特性があるという。
 ただ、一日の時間帯による測定値の変化を見ると、別の市に設置した同型の機器よりも県北保健福祉事務所の機器の方が変化幅が大きい。また、県内7方部では県北以外は数値が緩やかな減少傾向にある。このため、県は「温度変化の影響だけとは言い切れず、機器の異常の可能性もある」と判断。過去の気温と測定データを突き合わせるなどし、正しく測定できているのか確認を急いでいる。
 このサーベイメーターを製造したメーカー関係者によると、原発周辺に設置されているモニタリングポストは温度変化の影響を受けない仕組みだが、サーベイメーターはそうした設計がされていないという。
 27日は毎時0・61マイクロシーベルトで推移した。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧