東日本大震災

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神奈川県警に招かれ憧れの警察官と交流 感謝のメッセージ送る姉弟

神奈川県警本部に招かれた広野あみさん(左)と弟の諒君=福島県警提供

 東京電力福島第一原発事故後、福島市飯野町の114号国道沿いに立ち、警戒区域周辺などとの間を行き来する県内外の警察車両に感謝やねぎらいのメッセージを送っている広野あみさん(13)=飯野中1年=と弟の諒君(11)=青木小5年=がこのほど神奈川県警本部に招かれ、憧れの警察官と交流を深めた。
 2人は12月初旬の夕方、いつものように「おつかれさまでした」などと書いたメッセージボードを掲げて手を振っていた。神奈川県警の車両が止まり警察官に「いつもありがとう。今度ぜひ神奈川県警に見学に来てください」と言われた。警察官を志す2人は早速、「冬休みを利用して行きたい」と手紙を送り、今回の招待となった。
 本部庁舎を訪れた2人は山田好孝警備部長や警備課幹部と懇談。山田部長は「福島を励ますために部隊を派遣しているのに、逆にたくさんの隊員が2人に励まされ勇気づけられて帰ってきている。ありがとう」と礼を述べた。2人は白バイの試乗や制帽の試着、モンタージュ写真の作成などを体験した。
 警備課のロッカーには、2人が書いた「いつもありがとう がんばれファイト」のメッセージが張られていた。部隊が宿泊している福島市の旅館で、2人が警察車両のワイパーに挟んだものだった。あみさんは「メッセージカードを大事にしてもらって、こちらこそありがたい。私も強くて優しい警察官になり福島のために働きたい」と話している。

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