東日本大震災

2013年1月アーカイブ

根本復興相に一元化 双葉郡の復旧・復興、除染業務

石原環境相(中央)と双葉郡の町村長らが懇談した会議
 石原伸晃環境相は16日、郡山市の県中浄化センターで双葉郡の町村長や町村議会議長と懇談し、郡内の復旧・復興、除染などの業務を根本匠復興相に一元化させて進める考えを示した。  石原環境相が郡内の町村長、町村議会議長と一堂に懇談するのは就任後初めて。石原...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県、明文化へ調整 東電賠償「消滅時効」主張せず

 東京電力福島第一原発事故の損害賠償で、東電が民法の「消滅時効」を主張しない方針を示したことについて、県は実効性を確保するため、東電と取り決めを結び、明文化する方向で検討している。政調会で明かした。  県は時効を主張しないよう東電に何度も申し入れてき...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染作業現場など視察 麻生副総理、相馬を訪問

玉野地区の農地除染現場で立谷市長の説明を聞く麻生氏(右手前)
 麻生太郎副総理兼財務・金融相は16日、東日本大震災の被災地視察のため相馬市を訪ねた。  市が玉野地区で東京農大の支援を得て進める農地の除染作業現場を訪問し、立谷秀清市長から説明を受けた。  国の災害公営住宅整備事業第一号として、市が馬場野地区に整備...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県人会サミット来月5日から

 東京電力福島第一原発事故の風評被害払拭(ふっしょく)に向け、世界の県人会の代表を招く県の「県人会サミット」の開催日は2月5日から8日までの4日間と決まった。政調会で県が明らかにした。  南米やアメリカ、中国などにある22団体のうち19団体が参加する...[記事全文

警戒区域大規模火災備え 政府、県、消防本部が訓練

警戒区域内の火災を想定して実施した訓練=楢葉町
 政府の原子力災害現地対策本部と県災害対策本部は16日、県内各消防本部などで警戒区域内の大規模火災発生に備えた防災訓練を実施した。  富岡町の常磐道常磐富岡インターチェンジ付近の家屋で火災が発生、林野火災に拡大したと想定し県内の12消防本部と県消防防...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ズワイガニ初水揚げ 相馬双葉漁協の試験操業

今年最初の試験操業で初水揚げされたズワイガニ=16日午後、相馬市・松川浦漁港
 相馬双葉漁協の試験操業で16日、新年初めての出漁があり、相馬市の松川浦漁港に試験操業で初となるズワイガニ、キンキ(キチジ)を水揚げした。  底引き網船20隻が真冬の相馬沖に繰り出した。タコやイカ類、ニクモチ(ミギガレイ)など合わせて9魚種、約4トン...[記事全文

生活圏実施5% 重点地域の森林除染 住宅地線量に影響懸念

 東京電力福島第一原発事故に伴い放射性物質の汚染状況重点調査地域に指定された県内40市町村で、生活圏の森林除染が完了した面積は昨年末現在、約220ヘクタールで平成24年度計画のわずか5%にとどまっている。作業で発生する廃棄物の量が膨大で、仮置き場確保...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全国キャラバン4月始動 フラガール各地の小学校訪問 福島の復興発信へ

全国学校キャラバンをPRするフラガール
いわき市のスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム・フラガールが小学校を対象とした全国学校キャラバン「フラガールきづなスクール」を4月から開始する。施設を運営する常磐興産の斎藤一彦社長らが15日、同施設で記者会見し明らかにした。  未来に向けて前...[記事全文

被災地買い取り開始 相馬市 新地、いわきに次いで3番目

東日本大震災に伴う防災集団移転促進事業で、相馬市は15日、移転促進区域の津波被災地の買い取り契約の締結を開始した。  市役所分庁舎で週3回、各日10人ずつ個別契約会を開く。手続き準備が整った宅地所有者ら約300人と順次、締結を交わす。抵当権が付いた...[記事全文

被災地派遣 年度内に数十人 復興相が示す

根本復興相(右)に復興予算の確保などを要望した内堀副知事(左から2人目)ら
復興庁は、青年海外協力隊経験者や国家公務員OBの被災地への派遣について、今年度内に数十人を採用し、本県と宮城、岩手両県への人的支援態勢を本格化させる。福島、青森、岩手、宮城4県の知事らが15日に行った要望活動を受け、根本匠復興相(衆院本県2区)が示し...[記事全文

今を生きる 福島の素晴らしさ音楽で ご当地アイドルに楽曲提供 「県民を元気に」

音楽で県民を元気づけたいと願う小椋さん
■猪苗代在住のミュージシャン ジョニー小椋さん 27  猪苗代町在住のミュージシャン・ジョニー小椋(本名・小椋寛之)さん(27)は喜多方市の「KIRA☆GIRL(キラガール)」など本県の魅力を伝えるご当地アイドルに楽曲を提供している。「音楽で福島の良...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

自主避難者向け災害公営住宅 福島市が調査費計上へ

 福島市は市内への自主避難者向けの災害公営住宅整備に向け、平成25年度予算に調査費を計上する方針を固めた。25年度予算は過去最大規模の1600億円程度になる見通し。14日、市当初予算市長査定で瀬戸孝則市長が示した。  同市では東日本大震災、東京電力福...[記事全文

猪苗代湖周辺など検討 湖沼モニタリング施設設置場所準備委が初会合

 東京電力福島第一原発事故からの環境回復の拠点施設となる「県環境創造センター」(仮称)の付属施設2カ所の整備で、県は湖沼モニタリングを担う施設の設置場所について、猪苗代湖や裏磐梯湖沼群の周辺地域を含めて検討に入った。野生動植物を調べる施設は、大玉村の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

25年産米、4市1200戸作付け容認 福島、相馬、二本松、伊達

 農林水産省は14日までに、24年産米の作付けを制限した福島、相馬、二本松、伊達4市の一部地域の25年産米の作付けを認める方針を固めた。23年産米から当時の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された地域などで、4市合わ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

細野氏 福医大を視察 「除染や廃炉、加速に協力」

福島医大で菊地理事長(右から2人目)らと懇談する細野氏(左端)
 民主党の細野豪志幹事長は14日、福島市の福島医大を視察した。元環境相兼原発事故担当相として、野党の立場で除染や廃炉作業の加速などに協力する考えを伝えた。  細野氏は菊地臣一理事長らと懇談し、同大が整備する「ふくしま国際医療科学センター」の概要を確認...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

言葉で本県再生 福島で鼎談 赤坂県立博物館長ら

言葉の力と可能性について語り合う(左から)赤坂さん、玄侑さん、和合さん
 民俗学者で県立博物館長の赤坂憲雄さん(59)、芥川賞作家で三春町・福聚寺住職の玄侑宗久さん(56)、福島市の詩人で保原高教諭の和合亮一さん(44)による鼎談(ていだん)「言葉を信じて ふくしまからの提言」は14日、福島市のふくしまキッチンガーデンビ...[記事全文

今を生きる 古里で「青い空」教室 経験生かし屋外活動

内装工事の様子を見学する藤田さん(右)と折本さん
■4月二本松にフリースクール開所  川俣出身の私立高教諭 藤田昌弘さん 54  川俣町飯坂出身で、神奈川県の私立高教諭藤田昌弘さん(54)は今年4月、二本松市岳温泉にフリースクール「青い空」を開所する。東日本大震災を機に決意、3月末で退職し、Uターン...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

産業拠点県内整備へ 世界最先端の太陽光発電装置

 県は平成25年度、産業技術総合研究所(産総研)が開発を進める世界最先端の太陽光発電装置を中核に、県内企業が部品や周辺機器の供給、施工・管理などを担う産業拠点づくりに乗り出す。県と産総研、県内企業グループが最高水準の知見を持つ米国とドイツの研究機関の...[記事全文

和田観光いちご園開園 相馬震災後、水耕栽培を開始

本格開園した和田観光いちご園で、イチゴ狩りを楽しむ園児
 東日本大震災からの復興を目指す相馬市の和田観光いちご園が13日、今シーズンの本オープンを迎えた。5月末まで連日、30分食べ放題のイチゴ狩りが楽しめる。  開園式では和田観光苺組合の山中賢一郎組合長らがあいさつ。相馬保育園の園児がメッセージを読み上げ...[記事全文

いつかは古里に... 跡継ぎへの期待 再出発の気持ち 店名に込める

左から清治さん、茂子さん、武士さんと橋本さん
■浪江、富岡のすし店被災、つくば市に「2代目 寿し松」オープン  松本清治さん(56)茂子さん(57)武士さん(28)  浪江、富岡の両町で親しまれてきたすし店「寿し松」が茨城県つくば市で再びのれんを掲げた。店主の松本清治さん(56)と妻の茂子さん(...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

放射線 放射性物質 Q&A 宇宙から注がれる放射線量や種類は

 東京電力福島第一原発事故で放出された放射性物質などの放射線以外にも、自然界に放射線が存在しているそうです。この中で宇宙から注がれている放射線について線量や種類などを詳しく教えてください。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院教...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

13日まで「双葉ダルマ市」 いわきの南台仮設住宅

だるまを買い求める来場者
 双葉町で江戸時代から続く伝統行事「双葉ダルマ市」が12、13の両日、町民の避難先であるいわき市の南台仮設住宅で開かれている。県内外から訪れた多くの町民が、露店に並んだ「ふたばダルマ」を買い求め、古里への思いを強くしている。  町消防団第二分団の有志...[記事全文

避難者の車にペンキ いわきの仮設、ガラス割られる被害も

 いわき市の仮設住宅4カ所で8日夜から9日朝にかけ、敷地内に止めてあった車計7台がガラスを割られたり、ペンキを掛けられたりする被害に遭ったことが12日、分かった。被害届を受けたいわき中央、いわき東両署は器物損壊事件として調べている。  両署などによる...[記事全文

県漁連がオリジナル缶詰 小名浜港水揚げのカツオ加工

小名浜港に水揚げされたカツオを加工した缶詰フレーク「福島 海の宝」
 県漁連(いわき市)は小名浜港で水揚げされたカツオを加工したオリジナルの缶詰「福島 海の宝(フレーク油漬)」の販売を始めた。缶詰は東京電力福島第一原発事故に伴う県産水産物の風評被害を払拭(ふっしょく)しようと初めて作った。  小名浜機船底曳網漁協所属...[記事全文

コメ地産地消へ回帰 県内の学校給食

放射性物質分析器でコメを測定する検査員=福島市の県学校給食会
 県内の市町村が地産地消などのために進めてきた同じ市町村内で収穫されたコメの学校給食使用を、平成24年産から再開する動きが広がっている。11日までの福島民報社の調べでは、23年産の15市町村から、38市町村に増えている。県の全袋検査をはじめ放射性物質...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

避難区域の帰還・再生加速 商店街や医療施設整備

 政府は11日、安倍政権が掲げる経済再生の実現に向けた緊急経済対策を閣議決定した。本県関係では、双葉郡など12市町村に設定された避難区域の帰還支援、再生に向けた財政支援策として「福島原子力災害避難区域帰還・再生加速事業」を盛り込んだ。予算規模は100...[記事全文

除染と復興同時推進 政府の省庁連携チーム初会合

 政府は放射性物質の除染と復興施策を同時に進める取り組みを本格化させる。水田の大規模区画整理事業に除染効果のある手法を採用することなどを想定しており、作業効率化と復興加速化を図るのが狙い。11日に復興庁と環境省を中心に関係省庁が連携する作業チームの初...[記事全文

予算計上見送りへ 県の浜地域農業再生センター

 県が農産物分野の除染推進拠点として浜通りに設ける構想を示している「浜地域農業再生技術支援センター(仮称)」の整備計画は経済対策に盛り込まれなかった。平成24年度補正予算案、25年度予算案にも関連予算の計上が見送られる見通しになった。  国は独立行政...[記事全文

浜通りに労務センター 東電、福島復興本社で初会議 東京から移転

東京電力福島復興本社で開かれた会議後、記者会見する(右から)広瀬社長、石崎代表、下河辺会長
 東京電力は本県の復興・雇用創出策として、全社員の給与計算などの労務業務を担うオフィスサービスセンターを平成26年度、東京・内幸町の本店から浜通り地方に移転する。11日、楢葉町のJヴィレッジ内の東電福島復興本社で開いた第1回本社会議で決めた。安全で効...[記事全文

使命感胸に除染 大熊町避難区域再編から1カ月 作業員大半が町民

刈り払った田んぼの雑草を集める作業員
 大熊町が「帰還困難」「居住制限」「避難指示解除準備」の3区域に再編され、10日で1カ月が過ぎた。居住制限区域で本格化した先行除染に取り組む作業員の大半は大熊町民で「自らの手で元の古里を取り戻す」と意気込んでいる。東日本大震災から1年10カ月となった...[記事全文

森林除染など要望 川内村長が亀岡復興政務官に

遠藤村長(手前左)と会談する浜田副大臣(奥・左)と亀岡政務官(奥・右)=川内村
 川内村の遠藤雄幸村長は11日、浜田昌良復興副大臣と亀岡偉民復興政務官に、徹底した森林除染など11項目を要望した。浜田副大臣らは同日、就任あいさつのため村役場を訪れた。  遠藤村長は森林除染の他に中間貯蔵施設の早期整備、子育て支援による帰村促進などを...[記事全文

「消滅時効」あらためて否定 東電社長ら避難市町村に年始回り

遠藤村長(左)と会談する下河辺会長(右)
 東京電力の下河辺和彦会長、広瀬直己社長らは11日も福島第一原発事故で避難区域に指定された市町村長らへの新年のあいさつ回りを続けた。川内村役場で遠藤雄幸村長と会談した下河辺会長は損害賠償の「消滅時効」について「使うことは考えていない」とあらためて強調...[記事全文

災害公営住宅整備で説明会 小名浜で県

県の担当者から説明を受ける小名浜地区の住民ら
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難者向けに、県がいわき市の小名浜地区に先行整備する災害公営住宅の地域住民説明会は11日、同市小名浜の下神白第一集会所で開かれた。  地元住民約20人が出席。小名浜地区では民間企業の所有地に200戸を建設する。建物は鉄...[記事全文

業者報告受け精査 不適切除染で環境省福島再生事務所

 東京電力福島第一原発事故に伴う国直轄の除染で請負業者の一部が除染水を回収しないなど不適切な作業をしていた問題で、環境省福島環境再生事務所は11日、受注した4つの共同企業体(JV)と先行除染の3ゼネコンから実態調査の報告を受け、再生事務所の調査と突き...[記事全文

全員が1ミリシーベルト未満 内部被ばく昨年11月検査

 県は11日、東京電力福島第一原発事故を受け実施しているホールボディーカウンターによる内部被ばく検査(昨年11月分)の結果を発表した。8645人を調査し、今後50年間(子どもは70歳まで)の内部被ばく量を表す預託実効線量は全員が1ミリシーベルト未満だ...[記事全文

離れても共に精進 富岡町少年剣道団 いわきで鏡開き

鏡開きで決意を新たにした富岡町少年剣道団の団員ら
 富岡町少年剣道団(佐藤勉代表)はこのほど、いわき市の中央台北中武道館で鏡開きを行い、1年の無病息災を願い、精進を誓った。  東日本大震災の影響で約20人の団員は散り散りになっているが、月一回定期的に集まってけいこを続けている。鏡開きでは、指導責任者...[記事全文

避難の会員を応援 浪江RC茨城で移動例会

新年の誓いを新たにした例会
 浪江ロータリークラブの移動例会は10日、茨城県つくば市で会員の松本茂子さんが開店した「二代目寿し松」で開かれた。  東日本大震災後、避難先で事業を再開している仲間を応援しようと移動例会の会場に選んだ。約20人が参加した。叶経道会長が「新年もロータリ...[記事全文

八重効果、入り込み好調 10日間で1万人超 鶴ケ城天守閣

鶴ケ城と大河ドラマ館への道順を示す誘導看板。天守閣の入場者は増加傾向にある
 会津若松市の鶴ケ城天守閣の入場者が今年に入り10日間で1万人を超えた。入場者数は赤瓦へのふき替え工事や、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による風評被害で過去2年間、伸び悩んだが、大河ドラマ「八重の桜」効果で復調。平成24年度は10日現在で3年...[記事全文

力合わせ一緒に 楢葉町職員、12日に美里で俵引きタイムレース

俵引きタイムレースに出場する会津美里出張所の楢葉町職員たち
 楢葉町職員は12日午前10時から会津美里町で開かれる「門前町俵引きタイムレース」に参戦する。「温かい支援を続けてくれる会津美里町に恩返しをしたい」と地域のイベントを盛り上げる思いで職員が一丸となる。  俵引きタイムレースは同日午後に開かれる、会津美...[記事全文

■ドキュメント(12月12日~1月10日)

 ■平成24年12月12日  ・双葉町議会は井戸川克隆町長に辞職要求。県と双葉郡との協議会に欠席したことなどを挙げ「町民の声を聞かずに判断している」とした。井戸川町長は回答期限の17日、辞職しない考えを町議会に伝えた。26日には議会を解散。町議選(定...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

高台移転 生活再建の鍵

 東日本大震災の津波により住宅地が大きな被害を受けたいわき、相馬、南相馬、新地の4市町。土地を市町が買い上げ、住民を安全な高台に移転させる「防災集団移転促進事業」の事業計画が国の同意を得た。楢葉町も集団移転計画が整い次第、国に申請する方針。各市町は被...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

災害公営住宅 建設進む 相馬市

被災地トップを切って整備が進む明神前地区の一戸建て災害公営住宅=相馬
 平成24年4月、被災地トップを切って防災集団移転促進事業で国の同意を得た。  津波で甚大な被害を受け災害危険区域に指定した沿岸部の移転促進区域約110ヘクタール、約830戸が対象。内陸側である明神前、細田など9地区に移転先となる団地を整備する。一部...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

7地区 秋に造成完了 新地町

造成工事入りを前に伐採作業が進む雁小屋地区の団地予定地=新地
 平成24年7月に防災集団移転促進事業に関して県と復興整備協議会をつくった。  災害危険区域に指定された移転促進区域約50ヘクタールの約360戸が対象。雁小屋、作田東、作田西など内陸側の7地区に移転先の団地を整備する。  昨年4月から住民懇談会などを...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

土地買い取り始まる いわき市

久之浜町金ケ沢の対象世帯の移転予定地=いわき
 防災集団移転促進事業の対象は久之浜町末続の19世帯、久之浜町金ケ沢の13世帯、錦町須賀の39世帯、江名走出の21世帯となっている。  移転先はそれぞれの地区の近くを選んだ。交渉スタートが遅れた江名走出以外は先月、土地の買い取りが始まった。江名走出に...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

秋にも分譲スタート 南相馬市

住宅団地の整備が予定されている雫地区の用地=南相馬
 津波被害に遭った移転促進区域の433世帯1419人を36カ所の住宅団地に集団移転する事業を計画している。移転先の住宅団地ごとに懇談会を開いており、早ければ一部地区で平成25年秋には分譲を開始する予定だ。  移転の対象となる約1200世帯を対象に移転...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

候補地を絞り込み 楢葉町

 昨年12月、波倉、下井出、北田、前原、山田浜の5行政区を災害危険区域に指定した。このうち防災集団移転促進事業で町が買い取り対象としたのは宅地がない北田を除く4行政区の合わせて約110世帯。今後、国に事業計画を申請する。  町は昨年末、避難先のいわき...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

各世帯の事情異なり見送り 広野町

 沿岸部で被災した北釜地区の防災集団移転を検討し平成24年11月、対象の13世帯から個別の聞き取り調査を行った。  新たに土地を購入し自宅を新築するには資金面で厳しく災害公営住宅を希望するケースなど各世帯ごとに事情が多岐にわたり、町は防災集団移転を見...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

新堤防 整備が急務 56カ所かさ上げ 富岡、大熊 双葉、浪江 避難区域手付かず

 本県の海岸線の延長は約163キロ。震災の津波で多くの堤防が損壊した。県によると、東京電力福島第一原発から20キロ圏内の南相馬市小高区から楢葉町にかけての海岸を除く市町の56カ所で堤防などが被災した。  県は外部の有識者を交えた県海岸における津波対策...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

人手、資材不足を懸念

 本県の堤防復旧工事は国の激甚災害に指定されている。県は復興計画に基づき、工期を災害査定終了から「5年以内」と定めた。本来であれば堤防建設費の17・2%は県負担となるが、震災に基づく堤防復旧工事は震災復興特別交付金で措置され、実質の地方負担はないとい...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

堤防、緑地、道路...沿岸で組み合わせ 多重防御

 県は東日本大震災の津波被災地に整備する防災緑地について、堤防や道路、農地などを組み合わせ、津波に対する多重防御の機能を持たせる。  堤防の背後地に防災緑地、道路、田畑、住宅街を整備する。背後地に田畑がある場合、海岸防災林の幅を従来より200メートル...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

明日への提言 「100年に一度」に備え

■日大工学部教授 長林久夫氏  東日本大震災による大津波は海岸部で多くの住民の命を奪い、産業にも大きな打撃を与えた。県は被害状況を踏まえ、現行の基準より1~2・5メートル高い堤防の整備を進めている。県との「県海岸における津波対策等検討会」で座長を務め...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

心優しい高校剣士 津波直前、友人の親戚を救出

■葛尾村落合 吉田裕紀さん 18  裕紀(ゆうき)さんは平成23年3月1日に南相馬市の小高工高機械科を卒業して10日後、浪江町請戸地区で津波に遭ったとみられている。  当日は葛尾村落合の自宅を出発、葛尾中の同級会の会場を予約するため浪江町に向かった。...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

おおらかだった妻 しっかり者の長男

■相馬市磯部 堀千代子さん 64 武美さん 43  震災当時、自宅にいた千代子さんは高台の磯部中に避難する途中で、長男武美(たけみ)さんは相馬市内の勤務先から車で自宅に戻る間に、それぞれ津波に巻き込まれたとみられる。震災後間もなく、2人は同市日下石地...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

避難誘導、命救う 地震後消防活動「褒めてやりたい」

■相馬市磯部 佐藤峰生さん 30  峰生(みねお)さんは約7年前に消防団に入ってからは、予防活動に休まず参加し、火事や災害が起きると率先して現場に向かった。  震災発生後、相馬市内の勤務先から自宅に急いで戻った。消防団の法被を着て、近所の屯所からポン...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

浪江の元民生委員 周囲和ませる女性

■浪江町両竹 高田成代さん 85  成代(しげよ)さんは浪江町の民生委員を務めたこともあり、責任感が強かった。場を盛り上げるのが上手で、地域の集まりなどでは周囲を和ませる中心的な存在だった。  「実の姉のような、心から頼れる存在だった」。双葉町から福...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

元松川漁協の組合長 養殖業 仕事熱心、人望厚く

■相馬市尾浜 菊地利さん 81  利(さとる)さんは長年、松川浦でアサリとノリの養殖業に携わった。仕事熱心で世話好き。人望が厚く、平成9年までの約20年、合併前の松川漁協(現相馬双葉漁協)の組合長を務めた。松川浦のノリを売り込もうと三重県などの食品加...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

ノリ アサリ 養殖業に専念 孫の成長を励みに

■相馬市尾浜 伹野勝さん 75  勝(まさる)さんには張り合いがあった。「下の孫が社会人になるまでは頑張らないと」。松川浦で生まれ育ち、60年以上にわたってノリとアサリの養殖業を営んできた。  震災当日も自宅でノリの箱詰め作業に追われていた。海側に黒...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

原発賠償「時効」主張せず 東電社長表明 期間過ぎても対応

 東京電力の広瀬直己社長は10日、東京電力福島第一原発事故の損害賠償で、3年間で請求権が失われる民法の「消滅時効」を主張せず、期間を過ぎても賠償に応じる考えを示した。同日、県庁で佐藤雄平知事と会談し、明らかにした。損害賠償をめぐっては、請求手続きの煩...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

新指針出れば延長も 精神的賠償の打ち切り時期で東電社長

 東京電力の広瀬直己社長(59)は10日、福島民報社のインタビューに応じ、平成24年8月末までとした福島第一原発事故の避難区域外の精神的損害の賠償について、文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会が新たな指針を示せば、打ち切り時期の延長もあり得るとの考え...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島復興局を強化 庁幹部常駐、国の出先一元化 首相、復興会議で示す

 安倍晋三首相は10日、全閣僚が参加する東日本大震災復興推進会議を官邸で開き、復興庁福島復興局の機能強化や県内の長期避難者支援の加速などを指示した。福島復興局は、環境省福島環境再生事務所など国の出先機関と一元化し、復興庁のトップクラスの幹部を常駐させ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 日本一へステップ 母の応援受け夢に挑戦

新しい古里となる郡山市の新居の前でほほ笑む竹内大夢さん(左)と優美さん
■双葉出身のラテンダンサー 竹内大夢さん 22  双葉町出身で東京在住のプロのラテンダンサー竹内大夢(ひろむ)さん(22)は、郡山市に避難中の母優美さん(51)が新たに購入した市内の家で正月を過ごし、日本一のダンサー目指して新たなステップを踏み始めた...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

現地調査遅れる可能性も 中間貯蔵施設の業者説明会延期 不適切除染で環境省

井戸川町長(手前)と会談する井上副大臣(左)
 国直轄の除染で請負業者の一部が不適切な作業をしていた問題を受け、環境省の井上信治副大臣は10日、中間貯蔵施設の建設に関する現地調査に関し、16日に予定していた参加希望業者への説明会を延期する考えを示した。不適切な作業事例への対応を優先させるため。問...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「浜通り」建設候補地 政府出資の放射性物質研究施設

 政府が出資し県内に整備される放射性物質の分析・研究施設は、東京電力福島第一原発周辺をはじめとする浜通り地方が建設候補地となっていることが10日、分かった。  経済産業省によると、分析・研究施設は福島第一原発事故で生じた溶融燃料など高濃度の放射性物質...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本県対象地域を拡大 新設の企業立地補助金 政府検討

 政府が平成25年度に新設する方針の企業立地補助金について、本県の対象地域を津波被災地、避難区域から大幅に拡大する方向で検討していることが10日、分かった。  対象地域拡大の検討は、安倍晋三首相が10日の復興推進会議で復興予算枠の拡大を表明したことが...[記事全文

日本一へステップ 双葉出身のラテンダンサー 母の応援受け夢に挑戦

新しい古里となる郡山市の新居の前でほほ笑む竹内大夢さん(左)と優美さん
 双葉町出身で東京在住のプロのラテンダンサー竹内大夢(ひろむ)さん(22)は、郡山市に避難中の母優美さん(51)が新たに購入した市内の家で正月を過ごし、日本一のダンサー目指して新たなステップを踏み始めた。かつて大夢さんとペアで東北のダンス大会で優勝し...[記事全文

セシウム105万ベクレル検出 大熊の農業用ため池土壌 環境省調査

 環境省は10日、昨年9~11月にかけて県内の河川や湖沼など計217地点で実施した水質と底部土壌(底質)などの放射性物質検査結果を発表した。大熊町の農業用ため池「鈴内4」周辺の土壌から1キロ当たり105万ベクレル、双葉町の農業用ため池「沢入第1」の底...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

只見の林道復旧不透明 豪雨で被害 補助期間内完了難しい見通し

豪雨災害で崩落した林道黒谷線。冬季は積雪のため、立ち入りできなくなる=昨年12月
 平成23年7月の新潟・福島豪雨で大きな被害を受けた只見町の林道の復旧工事が、国の補助対象となる25年度中の完了が難しい見通しとなっている。被害は18路線の計63カ所と広範囲にわたるが、豪雪地域で冬季に長期間工事ができずに工事が遅れている。補助を受け...[記事全文

伝統和菓子職に認定 二本松の玉嶋屋社長

伝統和菓子職の盾を手に楢薪(左下)を使った製法の継続を誓う和田社長
 二本松市の老舗菓子店・玉嶋屋社長の和田雅孝さん(57)はこのほど、全国和菓子協会の伝統和菓子職に認定された。江戸時代から続く羊羹(ようかん)の製法技術の伝承が認められた。東京電力福島第一原発事故による放射性物質の影響で、製造に欠かせない楢薪(ならま...[記事全文

進学の被災地枠で「大学に協力願いたい」文科相

高橋教育長(左)の案内で仮設校舎を視察する下村文科相(中央)
 下村博文文部科学相は9日、いわき市のいわき明星大の敷地内にある双葉高・双葉翔陽高・富岡高のサテライト校を訪れ、高校側から大学進学で被災地枠を設けるよう求められたのに対し、「各大学に協力をお願いしたい」などと述べた。就任後、初の来県。  同市の楢葉小...[記事全文

中間貯蔵施設 大熊町民に説明 町長「県外処分法制化 早く」

環境省の担当者に質問する参加者
 大熊町民を対象とした中間貯蔵施設の現地調査に関する説明会は9日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた。中間貯蔵施設が最終処分場になるのではないかという住民の疑念は強く、渡辺利綱町長も汚染廃棄物を30年以内に県外処分することを早急に法制化するよう...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

首相、復興予算を上積み方針 佐藤知事が要望

 安倍晋三首相は9日、佐藤雄平知事と首相官邸で会談し、民主党政権が「5年間で19兆円程度」とした東日本大震災の復興予算枠を、平成25年度予算編成で拡大する方針を明らかにした。東京電力福島第一原発事故の被災地である本県の復旧・復興は今後、本格化するが、...[記事全文

月内にも再編決定か 葛尾村長見通し

 東京電力福島第一原発事故で警戒区域と計画的避難区域になっている福島県葛尾村は7日、避難区域の再編方針を国に通知した。松本允秀村長は報道陣の取材に対し「早ければ月内にも再編が決定するのではないか」との見通しを示した。  松本村長が三春町の葛尾村三春の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地道な努力続け風評払拭目指す

■苦境に立つ農林水産業  原発事故以降、本県農林水産業は風評被害などで苦境に立たされている。行政や生産者団体などは地道な放射性物質検査を通じ、1日も早い風評払拭(ふっしょく)を目指す。  本県の主力産品のコメは昨年から全量全袋(1袋30キロ)検査に取...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県土復興課題重く 4町議論進まず 富岡 大熊 双葉 浪江

 東京電力福島第一原発事故から間もなく1年10カ月を迎える。1号機~4号機では廃炉作業が進められている。県内には、放射性物質の除染には欠かせない中間貯蔵施設のほか、長引く避難生活など原発事故に伴う課題が横たわっている。 ■仮の町整備  避難市町村の町...[記事全文

カテゴリー:震災から1年10カ月

教育 双葉郡などの高校8校 サテライト校方式導入

 原発事故に伴い双葉郡などの高校8校は今年度、サテライト校方式を導入している。  各高校のサテライト校設置場所は【表】の通り。双葉、富岡、双葉翔陽は、いわき市のいわき明星大に設置。残りの5校は南相馬市や福島市などに仮設校舎を設けるなどしている。双葉地...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

再生に挑む 医療 足りない医師や看護職員 相双で深刻さ増す

 震災と原発事故の影響で、福島県内の医師、看護職員不足は深刻さを増している。  県内の常勤医師数の推移は【表】の通り。平成24年8月1日時点の県内病院の常勤医師数は1945人で23年3月1日時点に比べ79人減った。このうち、相双地域は74人で、震災前...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島県再生に依然課題 除染、仮置き場、避難区域再編...

 福島県の復興に向けた除染や避難区域の再編などの現状は【図】の通りで、依然、課題が山積している。  環境省は、地域の平均的な放射線量が毎時0・23マイクロシーベルト以上の地域がある県内の40市町村を「汚染状況重点調査地域」に指定している。ただ、放射性...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【「特定勧奨」解除の伊達】避難世帯戻らない 住民絆再生へ苦心 年中行事、線量マップ製作

団子さしに使うミズキを確認しながら、地域住民の絆が再び強まることを願う菅野康男さん
 東京電力福島第一原発事故による「特定避難勧奨地点」が昨年12月に解除されてから9日で3週間余りが経過した伊達市に避難住民の帰還の動きは出ていない。損害賠償の有無などで生じた格差から途切れかかった住民の絆。今、地域では事故前のような人と人とのつながり...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

環境省、楢葉町初の合同視察 国直轄除染で不適切作業

森林の除染現場を視察する環境省の監督職員(後方左)ら=楢葉町
 国直轄の除染で請負業者の一部が不適切な作業をしていた問題で、環境省と楢葉町は8日、合同で町内の現場を視察した。これまでは個別に現場を巡回していたが合同による視察は初めて。  町内は昨年8月の警戒区域再編後、行政区ごとに除染作業が本格化している。この...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

行政区長会議を延期 楢葉町、町民感情に配慮

 楢葉町は8日、中間貯蔵施設候補地に関し環境省が説明する行政区長会議を当面延期することを決めた。国直轄の除染で不適切な作業が確認されたため、町民感情に配慮した。  町は環境省から不適切な作業の事実確認の報告を受けるまでは開催しない方針。8日に20行政...[記事全文

25年度内に解除目標 南相馬市の旧警戒区域 市長が考え示す

 桜井勝延南相馬市長は8日、市役所で年頭の記者会見を行い、市内の旧警戒区域の解除時期について平成25年度内に目標を設定する考えを示した。  市内の旧警戒区域は昨年4月に避難指示解除準備、居住制限、帰還困難の3区域に再編された。桜井市長は旧警戒区域の解...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

宅地分譲保留地などに建設 郡山の県営災害公営住宅

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難者向けに県が郡山市に先行整備する災害公営住宅は、4カ所が土地区画整理事業の宅地分譲保留地、1カ所が県営住宅団地内となることが決まった。県は地元で順次、住民説明会を開催している。  同市には160戸を分散整備する。建...[記事全文

大熊町民「納得いかない」 若松で環境省、中間貯蔵施設現地調査へ説明会

環境省の担当者の説明を聞く町民
 中間貯蔵施設の建設候補地での現地調査に向けた環境省の説明会が8日、大熊町の該当行政区の住民を対象に会津若松市で開かれ、町民からは「納得いく説明ではなかった」と不満の声が相次いだ。  同省が住民に直接説明するのは、候補地となっている3町で初めて。夫沢...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬唯一のプールが再開

再開した屋内プールに飛び込む子どもたち
 東日本大震災で休業していた南相馬市唯一の屋内プール施設が7日、「南相馬市民屋内プール」として約1年10カ月ぶりに再開した。  民間が運営する「スイミングクラブルネサンス原町」として親しまれてきたが震災後、休業した。署名活動が行われ、市民から再開を望...[記事全文

除染作業員の宿舎全焼 川内、2人重傷

全焼した除染作業員用の宿舎=7日午前9時45分ごろ
 7日午前1時40分ごろ、川内村上川内字瀬耳上、除染作業員用宿舎の入る建物から出火し、木造一部2階建て約950平方メートルを全焼した。宿泊していた新潟市の作業員3人が2階から飛び降り、男性(43)と少年(16)の2人が骨折などの重傷、別の男性(36)...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

子育て環境整備を強調 森少子化担当相が年頭訓示

内閣府で訓示する森少子化担当相
 森雅子少子化担当相(参院本県選挙区)は7日、内閣府の年頭訓示式で、東京電力福島第一原発事故による本県の被災地の子育て環境を早急に整備する考えをあらためて強調した。  年末年始に県内を視察したことを例に挙げ、「放射能の不安の中で子育てする母親の話を聞...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染汚染水回収せず、環境省確認 国直轄除染の楢葉、飯舘で

 東京電力福島第一原発事故を受けて国が直轄で進める本県の除染で請負業者の一部が除染土壌や草木を川に捨てたり、汚染水を回収せずに流したりしている可能性があるとされる問題で、環境省福島環境再生事務所は7日、除染を受注している4共同企業体(JV)の現場責任...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島空港に患者搬送拠点 県、災害時の医療態勢強化

 県は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故を踏まえ、福島空港を大規模災害時の傷病者の県外へのヘリコプターなどによる広域搬送、臨時的な医療の拠点として整備する。平成25年度にも県内初となる広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)を開設。医療に必要な設備を整...[記事全文

わが村守る決意固く 川内村消防団が2年ぶり出初め式

2年ぶりの出初め式で遠藤村長(手前右)らの通常点検を受ける村消防団員=川内村
 東京電力福島第一原発事故に伴う全村避難で昨年は実施できなかった川内村消防団の出初め式が6日、2年ぶりに村内の村民体育センターで行われた。「帰村宣言」から今月末で1年となる中、「自分たちの村は自分たちで守る」との決意を新たにした。  団員約50人が...[記事全文

若松一高生、米国へ感謝の旅 キズナプロジェクトへ出発

誓いを胸に若松を出発した団員
 国際交流基金の復興事業「キズナ強化プロジェクト」に参加する若松一高生20人が6日、米国に向け出発した。出発式が同日、会津若松市のJR会津若松駅で行われた。  小林祐太団長(2年)が「日本人が復興に向けて努力し、会津の人たちが元気に暮らしていること...[記事全文

今季の営業は15日から 郡山いちご園、被災乗り越え

赤く実ったイチゴを手に取る国分社長
 郡山市日和田町不動坦の郡山いちご園は15日、今季の営業を始める。東日本大震災でハウス内の散水設備などが損壊。一時は営業できなくなったが、少しずつ栽培面積を増やしてきた。園を運営する日高リネンサプライの国分一男社長(64)は「市内で唯一、イチゴ狩りが...[記事全文

コメ農家の苦闘映画に 放射性物質の風評払拭へ 「天栄産」は安全 来月から全国で上映

 東京電力福島第一原発事故の放射性物質による汚染と闘う天栄村のコメ農家の姿を全国に発信しようと、長編ドキュメンタリー映画「天に栄える村」(仮題)の製作が進んでいる。放射性物質検出ゼロを目指し、苦闘する人間模様を描く。2月から県内外で上映し、県産農作物...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「県内全基廃炉」75.4% 本社県民調査

本社県民調査
 福島民報社は県政の重要課題に対する県民意識調査を行い、5日までに結果をまとめた。冷温停止中の東京電力福島第一原発5、6号機、第二原発1~4号機の再稼働について、「全て廃炉にすべき」との回答が75・4%を占め、脱原発を強く望む県民の意識が浮かび上がっ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線 放射性物質 Q&A ヨウ素とはどんな物質か

 東京電力福島第一原発事故の放射性ヨウ素被ばくの問題で、日本人は普段の食生活でヨウ素を十分に取っているので放射性ヨウ素を取り込みにくいと聞きました。このヨウ素とはどのような物質なのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

今を生きる オーストリアへ音楽留学 希望奏でるピアニストに きょう出発 浪江RC後押し

愛用のグランドピアノで練習する吉田君
■浪江から鹿島に避難 相馬東高2年 吉田昂城君 17  ピアニストになって被災地の希望の星に-。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で浪江町から南相馬市鹿島区の借り上げ住宅に避難する相馬東高2年の吉田昂城(こうき)君(17)は6日、音楽留学の...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

県、農業用水路除染 25年産米作付けまでに

 東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質の水田への流入を防ぐため、県は平成25年産米の作付け前までに、汚染状況重点調査地域に指定されている40市町村で農業に使われている用排水路の除染を完了させる。市町村と農家の協力を得て、水路の土砂を取り除く。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電福島復興本社始動 賠償、除染迅速に

東電が楢葉町のJヴィレッジに設置した福島復興本社の開所式で年頭訓示をする広瀬社長(右)
 東京電力が楢葉町のJヴィレッジに設置した福島復興本社が4日、業務を開始した。福島第一原発事故からの本県復興に向け、避難者の賠償や除染などの迅速化を目指す。  開所式は同日、復興本社で行われ、東京の本店にも中継された。下河辺和彦会長は役員、社員約80...[記事全文

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被災地の意見反映へ 浜田副大臣と亀岡政務官 福島復興局で会見

復興を加速させる決意を示した浜田復興副大臣(左)と亀岡復興政務官
 復興庁の福島復興局を担当する浜田昌良復興副大臣(参院比例代表)、亀岡偉民復興政務官(衆院本県1区)は仕事始めの4日、福島市の同局で就任の記者会見をし、復興策に対する被災者や市町村の意見を吸い上げる仕組みづくりに着手する考えを明らかにした。  浜田氏...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県水産種苗研究所再整備へ 相馬共同火力新地付近に 知事年頭会見

年頭会見する佐藤知事
 県は東日本大震災の津波で全壊した県水産種苗研究所(大熊町)を相馬共同火力発電新地発電所(新地町)付近に再整備する。火発の温排水を利用し、ヒラメとアワビの種苗を育成。本県沖に放流し、県産ブランド再生の足掛かりにする考えだ。平成25年度から施設設計に入...[記事全文

大相撲に知事賞 優勝者の副賞コメ1トン 風評対策

 県は大相撲初場所(1月13日初日・両国国技館)の優勝者に知事賞を贈る。副賞として本県オリジナル水稲品種「天のつぶ」1トンも贈呈し、本県の復興を国内外にアピールする。佐藤知事が年頭記者会見で明らかにした。  本県が知事賞を設けるのは初めて。JA福島中...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故