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放射線影響や除染理解 原子力学会が福島でシンポ

環境回復の取り組みが報告されたシンポジウム

 日本原子力学会のシンポジウム「東京電力福島第一原発事故後の環境回復の取り組み」は20日、福島市のコラッセふくしまで開かれ、参加者が放射線の健康影響に関する研究や除染の進捗(しんちょく)状況に理解を深めた。
 県の共催で、学会や県内の自治体、団体の関係者ら約200人が参加した。「日本原子力学会福島特別プロジェクトの活動」「放射線の健康影響」「農産物の汚染」「除染の進捗状況」の4部構成で、各団体の代表者らが原発事故後の取り組みの成果や現状を報告した。放射線の健康影響の分野は放射線医学総合研究所の酒井一夫放射線防護研究センター長らが発表し、除染の進捗状況は福島市の冨田光政策推進部長、環境省の小沢晴司福島除染推進チーム次長らが事例報告した。
 福島特別プロジェクトの活動については、放射線影響、クリーンアップ、コミュニケーションの3分野の専門家が発表した。クリーンアップ分野では、井上正分科会主査が水田の除染技術の研究状況に触れた。南相馬市で実施した調査を踏まえ、土壌から玄米への放射性セシウム移行係数は「0・01以下」との見解を語った。今春の原子力学会までに成果をまとめる。

カテゴリー:福島第一原発事故

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