東日本大震災

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夏に石垣積み替え着手 震災で崩落の小峰城跡

今夏にも積み替え作業が始まる崩落した小峰城跡の南側石垣部分

 白河市の鈴木和夫市長は21日、東日本大震災で大規模崩落した同市の国史跡小峰城跡の石垣復元に向け、今年夏に石垣積み替え作業に着手する考えを明らかにした。
 小峰城跡の石垣崩落は10カ所に及ぶ。このうち清水門近くの南側石垣の積み替え作業を先行させる予定。鈴木市長は修復可能と判断された箇所から、段階的に復元に向けた作業を行うことにした。南側石垣の工事に着手することで、三重櫓(やぐら)に至るルートの早期再開につながることが期待される。
 南側石垣は崩落面積が約500平方メートルに及び10カ所中最大。落ちた石垣は約2600個に上る。鈴木市長は小峰城の「玄関口」である南側石垣の工事を通じ白河のシンボル復興と、重要観光資源の復活も広く印象づけたい考えだ。
 小峰城跡の石垣崩落に関して市は全国の研究者で構成する「石垣検討部会」で崩落の原因究明と石垣背面の調査などを行ってきた。平成24年9月時点で調査に大まかな区切りが付いた。現在は25年度当初予算に石垣積み替え工事の経費を計上するための費用の調査をしている段階という。

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