東日本大震災

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農業実践者が実情語る 村田副知事と意見交換

復興に向けた決意などを語ったつどい

 「あすのふくしま農業を語るつどい」は24日、福島市の杉妻会館で開かれ、県内の農業者7人が村田文雄副知事と復興や農業経営の実情について意見を交わした。
 「福島の農業、未来に向けて」をテーマに開催。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響を受けながらも水稲や畜産、果樹などの農業に従事する51~58歳の7人が臨んだ。
 広野町の新妻良平さんは昨年、町内で取り組んだコメの試験栽培状況などを説明した。原発事故の影響で、顧客は震災前の三割に減ったが、「『福島のコメがおいしい』と言われる限り、諦めない。双葉郡の農業を再生させる」と復興への思いを語った。福島市で果樹栽培などに取り組む大友伸夫さんは原発事故に伴う風評被害が今も続く現状を伝え、「農業の未来を考えた施策が必要。農家一人一人の声を聞いてほしい」と訴えた。
 農産物の信頼回復に向けた一層の情報発信、除染の推進などを求める意見も出た。
 村田副知事は「風評被害払拭(ふっしょく)を強化する。皆さんと力を合わせ、これまで以上の福島県をつくりたい」と答えた。
 出席者は次の通り。
 新妻良平(広野)遠藤美喜子(いわき)吉田常一(石川)深沢ナツ(白河)大友伸夫(福島)金子政委(下郷)坂内太郎(会津美里)

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