東日本大震災

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富岡町民本音伝える 郡山で討論会

遠藤町長(右から2人目)ら6人が意見を交わした公開討論会

 富岡町民が不安や本音を国や町に伝える公開討論会「とみおか未来会議」は16日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた。
 とみおか子ども未来ネットワーク(市村高志代表)の主催。遠藤勝也町長、宮本皓一町議会議長、佐藤彰彦うつくしまふくしま未来支援センター特任助教、市村代表、渡辺和則副代表が登壇した。県内外に避難する町民約100人が集い、討論を聞いた。
 冒頭で市村代表が「住民の声を聞いても、その後の行政の支援がなければ意味がない」と企画の趣旨を説明。昨年7月から、東京都や栃木県などで行ったタウンミーティングで意見を集約し、八つの議題を挙げた。
 このうち「原発事故の収束と(避難の目安となる)年間線量20ミリシーベルトは本当に安全なのか」との題で、渡辺副代表は「『収束宣言』で事故の風化が進んだ」と訴えた。遠藤町長は「まだ収束していない。また、しっかりとした安全基準を政府に求める」と応え、佐藤特任助教は「数値の基準の他にも、社会的に安全だとする合意が必要」と指摘した。
 この日、参加を依頼していた根本匠復興相と石原伸晃環境相はともに欠席した。遠藤町長は「国に対しても要望を伝える場なのに、副大臣や政務官でも出席すべきだ」と述べた。

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