東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

双葉町長選混戦か 説明会県内外から6人

 双葉町の井戸川克隆前町長の辞職に伴い28日告示、3月10日投票で行われる町長選の立候補予定者説明会が16日、町役場機能がある埼玉県加須市の旧騎西高で開かれ、全国各地から立候補予定者・関係者計6人が出席した。井戸川前町長への不信任決議案可決、町議会解散、町議選を経て行われる。4人以上立候補すれば同町長選最多となる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後初めてで、放射性廃棄物を保管する中間貯蔵施設の整備にも影響する町長選は混戦となる可能性が出てきた。

■4人立候補なら過去最多

 出席した立候補予定者・関係者は説明会の受け付け順で、IT開発業代表尾形彰宏氏(54)=いわき市=、団体役員久保添隆資氏(60)=千葉県浦安市=、会社役員丹野恒男氏(71)=福島市=、前双葉町議会副議長伊沢史朗氏(54)=埼玉県久喜市=、会社役員笹田淳氏(47)=横浜市=、無職染森信也氏(52)=山梨県上野原市=。
 いずれも新人で、震災と原発事故を受け、前例のない対応に追われる同町のために立候補を検討しているとみられる。町は原発事故により全域が警戒区域に設定されており、中間貯蔵施設の他、避難区域の再編や町外コミュニティー(仮の町)の整備など喫緊の課題が山積している。
 立候補予定者のうち、久保添氏と元県議の丹野氏は立候補する方向で検討している。笹田氏と染森氏は立候補するかどうか検討中だという。丹野氏は26日にも記者会見する予定。染森氏は事前審査が行われる22日までに決断する考えを示した。
 元双葉町議の尾形氏は立候補の意思を固めている。伊沢氏は立候補を表明している。
 説明会で鴻崎太郎町選管委員長は「選挙区内に有権者が一人もいない状況。正しく効果的な選挙運動を展開してほしい」と述べ、異例の町長選となることを強調した。出席者は立候補届け出の手続きなどの説明を受けた。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧