東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

知事「安全性説明を」 線量基準で国は根拠提示へ

 避難区域市町村と国、県の意見交換会で、佐藤知事は、国が住民避難の目安を年間20ミリシーベルト(毎時3・8マイクロシーベルト)、追加被ばく線量の長期的な目標を年間1ミリシーベルト(同0・23マイクロシーベルト)以下とした理由を明確に示すよう要請した。国側は1ミリシーベルト超~20ミリシーベルトの安全性の科学的な根拠を提示する考えを示した。
 佐藤知事は、国が福島復興再生基本方針で追加被ばく線量の長期的な目標を年間1ミリシーベルト以下としたが、20ミリシーベルト以下の安全性について科学的な根拠に基づいた国の説明が足りないため、「仮置き場の確保問題、観光や食(の風評)などさまざまな問題につながっている」と指摘。世界の英知を集めながら、県民だけでなく国民全員が納得できる説明をするよう求めた。
 これに対し、根本復興相は記者団に「(政府として)対応が必要と考えている」との認識を示した。
 東京電力福島第一原発事故で、国は国際放射線防護委員会(ICRP)などの考え方を踏まえ、住民避難の基準を20ミリシーベルトとし、追加被ばく線量の長期目標を1ミリシーベルト以下とした。
 県は「国が安全性の科学的根拠を示さなければ、人口流出が止まらないなど復興が阻害される恐れがある」(企画調整部)としている。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧