東日本大震災

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サテライト全校定員割れ 県立高2期選抜出願

今春の県立高校入試で、各校は18日、2期選抜(学力検査)の一次出願受け付けを締め切った。全日制は定員1万116人に対し、1万703人が出願。平均倍率は1・06倍で前年の最終倍率を0・02ポイント上回った。東京電力福島第一原発事故に伴いサテライト校方式を導入している相双地区8校は11学科全てで定員割れとなった。県教委が発表した。(5面に関連記事)
 倍率は会津工・セラミック化学の2・18倍が最高で、次いで修明・生産流通が2・05倍、白河・理数が1・90倍、福島西・普通が1・73倍、福島商・経営ビジネスが1・69倍の順だった。
 学科ごとの平均倍率の最高は総合学科系で1・17倍。工業科系1・08倍、普通科系1・07倍と続き、いずれも前年の出願先変更後の最終倍率を上回った。商業科系1・02倍、農業科系0・98倍だった。
 一方、定員に満たなかったのは59校86学科で前年より4校2学科減った。
 大学進学希望者が多い普通科系の主な学校は福島・普通が1・18倍、安積・普通が1・13倍、会津・普通が1・12倍、磐城・普通が1・43倍となっている。
 8校11学科全てで定員割れしたサテライト校は定員計278人に対し、88人が志願し、平均倍率は0・32倍となった。募集定員が異なるため単純比較はできないが、前年を0・05ポイント上回っている。
 浪江・普通は定員33人に対し志願者数は4人(0・12倍)、双葉・普通は33人に5人(0・15倍)、富岡・国際スポーツは22人に4人(0・18倍)と定員を大きく下回った。県教委は「避難している受験生は、自宅から通える避難先の地域の学校を選ぶ傾向が強いのではないか」と分析。入学者数が定員を下回る状況が続くことについて、「学校行事や部活動への影響などが懸念される」としている。
 各校は19日から21日まで1回に限り出願先の変更を受け付ける。3月7日に学力検査を行い、同14日に合格者を発表する。

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