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古里再生願い児童が質問 震災後初、飯舘の子ども議会

古里復興の見通しなどについて質問した飯舘村の子ども議会

 東京電力福島第一原発事故で全村避難している福島県飯舘村の児童に村政への関心を高めてもらう子ども議会は19日、東日本大震災後初めて福島市飯野町の村出張所で開かれた。子どもたちは古里復興の見通し、生活環境の改善対策などについて質問した。
 避難前まで毎年催していた行事で、2年ぶり。村出張所が入る市飯野支所の議場を使用した。飯舘村の草野と飯樋、臼石の三小学校の六年生約40人が議長や副議長、6人の議員役を務め、菅野典雄村長や広瀬要人村教育長らが質問に答えた。
 臼石小の佐藤琢真(たくま)君(12)は除染や住民帰還の見通しについて尋ね、村担当者から除染が終了して社会的な生活基盤が整えば帰還宣言するという回答を得た。佐藤君は「豊かな自然の村に帰りたかったので良かった」と安心した表情を見せた。
 村が今後、市内飯野町に建設する復興公営住宅についての質問が相次いだ。
 子育て世帯が入居する予定のため、身近な事業に関心があったようで、どのような設備や遊び場が整備されるのか児童は積極的に質問していた。

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