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3・11はどう表現されたか 来月9日福島現代短歌フォーラム

フォーラムをPRする高木さん

 日本を代表する歌人らが集う「現代短歌フォーラム イン 福島」は3月9日午後1時から福島市の福島テルサで開かれる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受け、現代歌人協会が福島の支援イベントとして初めて開催する。「3・11はどう表現されたか」をテーマに被災地と非被災地、被災者と非被災者の文学表現のありようなどに意見を交わし、福島から歌壇の声を発信する。

 福島民報社などの後援で、同協会の佐佐木幸綱理事長はじめ各理事や会員、福島県内や東北の歌人ら約20人が参加する。
 いわき市の高木佳子さん(県歌人会常任理事・東日本国際大講師)、仙台市の佐藤通雅さん、吉川宏志協会理事がフォーラムのテーマに基づき鼎談(ていだん)する。
 続いて「三分提言」として佐佐木理事長、高野公彦、大島史洋、小島ゆかり、佐伯裕子、坂井修一、内藤明、東直子、穂村弘の各協会理事、福島市の波汐国芳さん(県歌人会顧問)、いわき市の伊藤正幸さん(県歌人会長)、南相馬市の遠藤たか子さん(県文学賞短歌部門審査委員・福島民報読者文芸欄短歌選者)、福島市出身の駒田晶子さん(福島民報出版文化賞専門委員)が意見を述べる。
 最後に久我田鶴子、栗木京子の両協会理事、岩手県歌人クラブ会長の柏崎驍二さん、会津若松市の本田一弘さん(県歌人会常任理事・葵高教諭)がパネルディスカッションで発言する。沖ななも、小高賢の両協会理事らが司会を務める。
 参加料は2千円。申し込みは現代歌人協会「現代短歌フォーラム」係 電話03(3942)1287へ。

 鼎談に出演する現代歌人協会員で県歌人会常任理事・広報担当の高木佳子さんは19日、PRのため福島民報社を訪れた。被災地の思いを詠み、震災をめぐる表現に関する評論も書いている。「震災を詠むのは被災地の人にしかできないのか-など、歌人はさまざまな葛藤を抱えて創作活動をしてきた。被災地と被災地以外の人には温度差があるが、フォーラムはそれぞれの思いを知る機会になる」と語った。

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