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井戸川氏一転出馬へ、双葉町長選 丹野氏は意思固める

 28日告示、3月10日投票で行われる双葉町長選で、12日に町長を辞職したばかりの井戸川克隆氏(66)は20日までに立候補する意思を固めた。立候補予定者説明会に出席した元県議で会社役員の丹野恒男氏(71)も立候補の意思を固めた。立候補予定者は4人となり、他にも立候補を検討する動きが複数ある。告示まで1週間。前町長の井戸川氏が一転して起意を示したことで混戦に拍車が掛かってきた。
 井戸川氏は福島民報社の取材に対し「町の存続を左右する問題が山積している。町の未来を考えると、まだまだ果たさなければならない責任がある。町議会、町民と一体となった町政の実現を目指したい」と語った。16日に開かれた町長選の立候補予定者説明会に町内からの避難者ではない町外の立候補予定者が複数いたことから「外部の人に町を任せられないという気持ちもある」と立候補の理由を述べた。
 井戸川氏は双葉町出身。小高工高卒。平成17年の町長選で初当選し、21年に再選した。双葉地方町村会長、双葉地方広域市町村圏組合管理者などを歴任した。
 丹野氏は福島民報社の取材に「県庁のある福島市に仮の町を設置する。町民全員が一緒に生活できる環境を整え、町民の心身の健康と子どもの未来を守る」と述べた。仮の町の設置場所は市内松川地区で、面積は約300ヘクタールと主張している。
 丹野氏は福島市出身。安達高、東洋大法学部卒。衆議院事務局参事、内閣官房副長官秘書などを歴任。昭和54年から県議を1期務めた。
 町長選の立候補予定者説明会には丹野氏を含む6人が出席した。このうち、前双葉町議会副議長伊沢史朗氏(54)が立候補を表明、元町議でIT開発業代表の尾形彰宏氏(54)が立候補の意思を固めている。残る3人は立候補を検討している。

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