東日本大震災

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「れんらく帳」発行 浪江町民の住所、電話番号掲載 3月から郵送 

みんなのれんらく帳を披露する(左から)馬場町長、吉田議長、岩清水本部長

 浪江町は26日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で全国各地に避難する町民の住所や電話番号などを載せた「みんなのれんらく帳」を発行した。
 町民をつなぐきっかけにしようと、NTTタウンページの協力を得て作成した。離れて暮らす家族も多いことから、世帯主に限らず掲載希望者全員の情報約4千件を収めた。個人は五十音順と震災前に住んでいた行政区ごとに載せ、町内の414事業所の再開情報などもある。
 二本松市の役場事務所で発行記念式が行われ、馬場有町長が「避難する町民の力になると確信している。4月から復興計画が動きだすので連絡を密にし、復興再生を果たしたい」とあいさつした。吉田数博町議会議長と岩清水信行NTTタウンページ東北営業本部長と共に、れんらく帳を披露した。
 れんらく帳は1万500部を作った。個人情報を悪用されないよう1冊ずつ管理番号を付けて、3月から各世帯に郵送する。
 記念式に出席した南相馬市の借り上げ住宅自治会・なみえ相双会長の根岸淑子さん(69)は「私も昨年春まで静岡県にいて、今も孫たちがいる。地域の人々がバラバラになり不安だったので、消息を知ることができれば心強い」と話していた。

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