東日本大震災

2013年3月アーカイブ

「霊山-福島」事業化へ 県土再生へ弾み 相馬福島道路25年度

 東日本大震災の復興支援道路に位置付けられている東北中央自動車道「相馬福島道路」(延長約45キロ)のうち、未事業化区間の「霊山-福島間」(同約11キロ)が平成25年度に新規事業化されることが有力となった。30日、県庁で佐藤雄平知事と会談した太田昭宏国...[記事全文

浪江町1日に区域再編 居住制限、避難指示解除準備 人口の8割超

 東京電力福島第一原発事故で全域が避難区域となっている浪江町は1日午前零時に帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域に再編される。再編は避難区域となった11市町村で9番目となる。  政府の原子力災害現地対策本部によると、区域別の推計人口は帰還困難...[記事全文

相馬市整備の災害市営住宅 「程田明神団地前」完成

真新しい室内を見て回る信成さん。仮設住宅で一緒に暮らす孫たちも大はしゃぎ
 相馬市が市内程田に整備した災害市営住宅「程田明神前団地」が完成し30日、現地で入居者への鍵引き渡し式が行われた。  東日本大震災の被災者らが仮設住宅生活を経て暮らす住宅で、市内9カ所整備予定のうちの一つ。国の災害公営住宅整備事業で一戸建てとして被災...[記事全文

避難者受け入れ課題など報告 福島でいわき市長

被災自治体の現状と課題を話す渡辺市長(左)
 日本自治学会・福島大共同セミナー「福島復興に向けて~被災自治体をどう支援するか~」は30日、福島市のコラッセふくしまで開かれた。渡辺敬夫いわき市長が震災と原発事故後の双葉郡からの避難者受け入れにおける現状と課題などを報告した。  約70人が参加した...[記事全文

【返済猶予法きょう期限切れ】 条件緩和継続を 避難経営者ら不安 金融機関「変わらず対応」

銀行の窓口に掲げられた中小企業金融円滑化法期限切れ後の対応を説明する電子ポスター=福島市・東邦銀行本店
 中小企業などの資金繰りを支援してきた中小企業金融円滑化法(返済猶予法)が31日で期限切れとなる。東京電力福島第一原発事故に伴う避難企業などの経営者には「金融機関から貸し付け条件緩和などの措置が今後も受けられるのか」と不安が広がる。国は条件緩和の努力...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

放射線 放射性物質 Q&A 「ベクレル」具体的意味は

 東京電力福島第一原発事故発生後によく使うようになった「ベクレル」という言葉が、放射能の単位であることは分かるのですが、具体的にはどのような意味があるのでしょうか。詳しく説明してください。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院教...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

今を生きる 壁新聞で「福島」発信 名所や感謝、全国に届ける 観光地、公共施設への掲示 児童が電話し依頼

壁新聞を制作した芳賀小の5年生児童
■郡山の芳賀小5年生  福島は元気だと伝えたい-。郡山市の芳賀小の5年生は本県の「今」を全国に知ってもらおうと一人一人がB4判の壁新聞を作り、本県以外の46都道府県の観光地や公共施設に届けた。5年生全員で手分けして約100枚を制作した。県内の観光名所...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

原町火発2号機 営業運転を再開 東北電、2年ぶり

 南相馬市の東北電力原町火力発電所2号機(出力100万キロワット)は29日、約2年ぶりに営業運転を再開した。  2号機は東日本大震災で津波被害を受け運転を停止した。東北電力は復旧工事を進め、平成24年11月3日から試運転を行っていた。津波で甚大な被害...[記事全文

健康に影響なし安心して使用を 水道水からストロンチウム微量検出

 福島県災害対策本部などが3月28日に発表した県内各地の水道原水、上水、地下水の放射性物質検査結果で、福島市内でもごく微量のストロンチウム90が検出されたことを受け、福島市は29日、水道水(蛇口水)に含まれるストロンチウム90の年別推移をまとめた。水...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

激動の2年復興尽力 大熊町の課長職4人退職

見送りを受ける横山さん(中央左)、鈴木さん(同右)ら退職者
 大熊町の退職辞令交付式は29日、会津若松市の町役場出張所で行われ、激動の2年間、町政を支えてきた課長職4人が退いた。渡辺利綱町長らは粉骨砕身の貢献に感謝し、涙で見送った。4人は4月1日に開設される町内拠点に駐在するなど、引き続き復興に携わる。  総...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

漁業者、条件付き了承 本県沖の洋上風力発電実証研究

国と漁業者らが実証研究事業の開始について合意した委員会
 福島県沖で国が実施する浮体式洋上風力発電実証研究事業について、地元漁業者は29日、漁業と共存できなければ事業化を断念し、設備を撤去することを条件に開始を了承した。稼働時に騒音が出るとして漁への影響を指摘し、一部が反対していたが、国が設備撤去を確約し...[記事全文

希少生物保護へ「保存区域」 相馬の松川浦

復旧後の松川浦のイメージ図
 東日本大震災の津波で被害を受けた相馬市松川浦の海岸防災林復旧事業で、福島県は29日までに、希少動植物保護のため一切手を加えない「保存区域」を設けることを決めた。県内の復旧事業で初めて。  松川浦に面した大洲地区の南側に約1ヘクタールの保存区域を設け...[記事全文

しこりの割合本県低く 4県の子ども甲状腺検査

 環境省は29日、東京電力福島第一原発事故に伴う福島県の甲状腺検査結果と比較するため青森、山梨、長崎3県で実施した甲状腺検査の詳細結果を発表した。6~18歳の各年代で小さなしこりなどがある「A2判定」(2次検査の必要なし)の割合はいずれも50%台後半...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県が震災対応記録誌を発行

県が発行した東日本大震災の記録誌
 福島県は29日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の県の対応などをまとめた記録誌「東日本大震災の記録と復興への歩み」を発行した。  震災の被害状況のデータや被災地の写真が数多く掲載されている。災害対応に当たった職員から次世代の職員に向けたメッセ...[記事全文

東電に3800万円請求 相双の5寺院 原発事故で檀家避難

 福島県内の浄土真宗本願寺派(西本願寺)の寺院5寺は29日、東京電力福島第一原発事故で檀家(だんか)が避難し、布施が減るなどしたとして損害賠償を東電に求め、政府の原子力損害賠償紛争解決センターに集団で申し立てをした。5寺の請求総額は計3800万円。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【東電 財物賠償手続き開始】 全体件数把握できず 所有者確認6割弱 未登記物件 取り扱い課題

 東京電力福島第一原発事故に伴う財物賠償で、東京電力は29日、宅地・建物と家財の賠償手続きを開始した。避難区域を抱える双葉郡など11市町村の被災者が対象で、請求手続きがスムーズに進めば、4月末にも支払いが始まる見通しだ。県内外に避難した被災者の生活再...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【東電 財物賠償手続き開始】 「生活再建の弾みに」 財物賠償開始 関係市町村長

 東京電力福島第一原発事故の財物賠償手続きが始まったことに、関係市町村の首長からは被災者の生活再建の弾みになるとする歓迎の声が上がる一方、賠償内容の一層の充実を求める意見が出た。  渡辺利綱大熊町長は「ようやくのスタート。町民が納得し、生活再建につな...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【東電 財物賠償手続き開始】 「一歩前進」「不安尽きず」 被災者の声 さまざま

週に1回程度、楢葉町井出の自宅に帰るという岩浜さん。自宅の改修に向け迅速な賠償を求めている=29日午後3時ごろ
 東京電力が福島第一原発事故に伴う財物賠償の手続きを始めたことに対し、避難生活を送る被災者から十分な賠償額の支払いと手続きの簡素化を求める声が上がった。  会津若松市に避難している大熊町の無職中野正彦さん(65)は、「賠償金で全て解決するわけではない...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【東電 財物賠償手続き開始】 賠償額20%増額 積雪、寒冷の損壊を考慮

 東京電力が29日に請求手続きを開始した財物賠償では、家屋の賠償額について算定式を見直し、結果的に約20%増額となった。  賠償額の算定をめぐって、市町村から、郡部と都市部の不動産価格の差に配慮するよう求める声が出ていた。このため東電は、「積雪または...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【東電 財物賠償手続き開始】 津波・地震の被害家屋 損壊度で支払い額異なる

 津波や地震で被害を受けた家屋は、建物の一部が残っていれば全損扱いの物件で賠償額の50%、半損で80%、一部損で97%を支払う。ただ、立ち入りが制限されるため損壊程度については所有者の自己申告とする方針。全て流失した家屋は賠償対象としないが、家財賠償...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【東電 財物賠償手続き開始】 手続き開始遅れを謝罪 東電・石崎副社長が会見

会見する石崎副社長(中央)ら=29日午前10時10分ごろ、県庁
 東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)は29日、県庁で記者会見し、請求手続きの開始遅れを謝罪した。  石崎副社長は「登記の記載と実際の所有者が合わないケースが多いうえ、津波で流された家財の取り扱いが課題だった」と説明した。  家屋の賠償額を増...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

避難で移動平均7回 復興庁、県内35人を分析 最多は16回

 復興庁は29日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による避難生活で体調を崩すなどして震災関連死と認定された人のうち、県内で震災発生2年目以降に亡くなった35人について分析した結果を公表した。  35人は避難指示を受けた南相馬、楢葉、富岡、川内、...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

今を生きる やっぱり海が生活の場

コウナゴ漁の試験操業を終え、仲間と談笑する小野さん=新地町・釣師浜漁港
■相馬双葉漁協新地支所長 小野重美さん 66  「やっぱり漁師の生活の場は海。いつまでもおかにはいられない」。震災を挟んで3年ぶりに新地町の釣師浜漁港からコウナゴ漁に出た同町の小野重美さん(66)=相馬双葉漁協新地支所長、水神丸船主=は魚を捕まえる感...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

4県の子ども甲状腺検査 しこりの割合本県低く 詳細結果「福島、特異現象ない」

 環境省は29日、東京電力福島第一原発事故に伴う本県の甲状腺検査結果と比較するため青森、山梨、長崎3県で実施した甲状腺検査の詳細結果を発表した。6〜18歳の各年代で小さなしこりなどがある「A2判定」(二次検査の必要なし)の割合はいずれも50%台後半で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江・小高原発を断念 東北電 計画から45年、新設撤回は震災後初

浪江・小高原発の建設断念についての文書を佐藤知事に手渡す東北電力の海輪社長(中央)=28日午後1時5分ごろ、県庁
北電力は28日、本県で進めていた浪江・小高原発(浪江町・南相馬市)の新設計画を取りやめると発表した。建設計画の公表から45年。東京電力福島第一原発事故で地元の反対が強まり、建設は不可能と判断した。原発事故後、原発の新設断念は初めて。海輪誠社長は「地元...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電、廃炉盛り込まず 第一原発5、6号機と第二原発

東京電力は28日、平成25年度の電力供給計画を経済産業省に提出し、県などが求める福島第一原発5、6号機と福島第二原発1~4号機の廃炉は盛り込まれなかった。  計画では、青森県の東通原発1号機、2号機の運転開始時期について「未定」とし、福島第一、第二原...[記事全文

再発防止策を提出 東電の福島第一原発停電トラブル

福島第一原発停電事故について、県の担当者(左)に謝罪する東京電力の石崎副社長(右から2人目)ら=県自治会
福島第一原発の使用済み燃料プールの冷却システムが停電で止まった問題で、東京電力は28日、電源の多重化や通報連絡・公表方法の見直しなど再発防止策をまとめ、県に提出した。  報告によると、停電の原因となった仮設配電盤の本設化や、電源の多重化を今月26日...[記事全文

まず大熊、楢葉で 中間貯蔵施設の調査 環境副大臣が要請

現地調査などについて渡辺町長(中央)らと会談した井上副大臣(左)
井上信治環境副大臣は28日、会津若松市の町役場出張所で大熊町の渡辺利綱町長と会談し、原発事故による汚染土壌などを搬入する中間貯蔵施設の現地調査への協力をあらためて求め、まず同町と楢葉町で始めたいと要請した。渡辺町長は4月にも調査の時期などを広報紙やホ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

区域再編案決定見送り 双葉町、住民説明会で

東京電力福島第一原発事故に伴う双葉町の警戒区域再編で、伊沢史朗町長は28日閉会した3月定例町議会の会期中に区域再編案を最終決定する方針を示していたが、決定を見送った。16日にいわき市で開かれた住民説明会で再編案に反発する意見が住民から相次いだためで、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

設計の3社員書類送検 震災時、照明落下で女性死亡

東日本大震災で、いわき市平にある「ラトブ」6階の天井から照明器具が落下し、下敷きとなった同市内郷高坂町御殿一、無職吉田康子さん=当時(79)=が失血性ショックで死亡したとして、いわき中央署は28日、照明器具据え付けの設計を担当した舞台・照明機構などを...[記事全文

バリケード設置進む 1日再編の浪江の帰還困難区域

浪江町の再編を前に同町羽附地区の459号国道にバリケードを設置する作業員
東京電力福島第一原発事故により全町避難している浪江町の避難区域が4月1日午前零時に再編されるのを前に、帰還困難区域への立ち入りを防ぐバリケード設置の作業が進んでいる。  28日は二本松市との境いに近い羽附地区の459号国道などで取り付け作業を行った...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

建設予定地の利活用期待 浪江・小高原発断念

浪江町と南相馬市小高区にまたがる建設計画地。道路上には警戒区域への立ち入りを防ぐバリケードが設置されている=3月28日午後4時ごろ
東北電力が浪江・小高原発(浪江町・南相馬市)の建設断念を発表した28日、東京電力福島第一原発事故で避難生活を強いられている地元住民からは「地域振興につながる建設計画地の利活用を検討してほしい」と求める声が上がった。  建設計画地は約150万平方メー...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発事故前の学校生活収録 浪江町教委のDVD

震災発生当時の浪江町の小・中学生に贈られた「思い出のDVD」
浪江町教委と同町小中学校長会は28日までに、町内の小学校6校と中学校3校に保管されていた学校生活の写真を編集した「思い出のDVD」を作り、東日本大震災の発生時に通っていた児童・生徒1703人に配布した。  震災と東京電力福島第一原発事故により全国各...[記事全文

震災直後から今の姿収録 いわき市のDVD

いわき市が作成した震災記録誌とDVD
いわき市は震災記録誌「いわき市・東日本大震災の証言と記録」と震災の記録を収めたDVDを作成した。記録誌を1万部、DVDを1000枚作った。市内の教育機関をはじめ県内外の自治体や消防本部、図書館などに無償で配布し、震災の教訓を後世に引き継いでもらう。2...[記事全文

子どもの絵画コンクール 作品を募集

絵画コンクールの作品募集をPRする関係者
喜多方市の会津喜多方青年会議所(JC)は「『ぼくの夢、わたしの夢は、ふくしまの夢』こども絵画コンクール」を企画し、1日から作品を募集する。  テーマは「夢、希望、未来、ふくしま」。子どもから夢や希望をもらい、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故か...[記事全文

大熊の児童らスキー 北塩原、国内トップ選手が指導

スキーレッスンに臨む子どもたち
東日本大震災の被災地の子どもたちにスキー体験の場を提供する「キッズスノーフェスタ2013in福島」は28日、北塩原村の裏磐梯猫魔スキー場で開かれ、大熊町や猪苗代町の児童らが、国内トップ選手らからスキーの指導を受けた。  全日本スキー連盟が実施してい...[記事全文

全員「健康に影響なし」 県の内部被ばく検査2月分

県は28日、東京電力福島第一原発事故を受けて実施しているホールボディーカウンターによる内部被ばく検査の2月分の結果を発表した。6614人を検査し、成人で今後50年、子どもで70歳までの内部被ばくの累積線量を示す預託実効線量は全員が1ミリシーベルト未満...[記事全文

県民への情報提供で県が独自基準

原子力関係部長会議では、福島第一原発でトラブルが発生した場合に会議を開き、県民に情報提供するための県独自の基準が示された。  トラブルのレベルを「進展によって災害対応が求められる可能性が高い」「災害対応を考慮において、進展を注意深く監視する必要があ...[記事全文

29日に受け付け開始 東電、家財賠償の請求

東京電力福島第一原発事故に伴う財物賠償で、東電は29日に家財賠償の請求受け付けを開始する。宅地・家屋については、所有する財物を確認するための書類を同日から対象者に発送し、順次受け付ける。  東電は内容に間違いがないか確認した上で、賠償額を記した請求...[記事全文

津波の対策不十分 日本原子力学会が原発事故調査で中間報告

東京電力福島第一原発事故をめぐり、日本原子力学会の事故調査委員会(学会事故調)は27日、「(国内で)津波に対する影響度や事象進展に関する分析が十分なされていなかったことは反省すべき」とする調査の中間報告を示した。報告はリスク評価や外的ハザードへの対応...[記事全文

原発トラブル 県民に早期情報提供へ 佐藤知事が会見で示す

福島第一原発の使用済み燃料プールの冷却システムが停電で止まった問題を受け、県は、東京電力福島第一原発などでトラブルが発生した場合に会議を開き、県民に情報提供するための基準をまとめる。佐藤雄平知事が27日の定例記者会見で明らかにした。  県地域防災計画...[記事全文

集団移転、いわきで造成開始 久之浜2地区

神事でかま入れをする渡辺市長
東日本大震災に伴う津波被災地の防災集団移転促進事業で、いわき市は27日、移転促進区域の久之浜町金ケ沢、末続両地区の移転先となる住宅団地の造成工事を開始した。同事業の工事着手は市内で初めて。  金ケ沢の13世帯、末続の19世帯が対象で、両地区の各10世...[記事全文

再編時期ずれ込む可能性 双葉町、議会中の決定困難

東京電力福島第一原発事故に伴う双葉町の避難区域再編案は、埼玉県加須市で28日まで開会中の3月定例町議会の会期中に最終決定されない見通しとなった。町は今春の再編を目指していたが、再編時期がずれ込む可能性も出てきた。  伊沢史朗町長は会期中の最終決定を目...[記事全文

ヒメマス今年も解禁見送り 沼沢漁協が決定 セシウム検出で

東京電力福島第一原発事故の影響で、沼沢湖(金山町)のヒメマスの釣りや漁の4月1日の解禁が昨年に続き見送られる。放流は実施する。沼沢漁協が27日までに決めた。ヒメマスからは食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムの検出が続いてい...[記事全文

今を生きる 苦楽胸に仮校舎去る 生徒の存在が支え 君たちが私に勇気と元気をくれた。本当にありがとう

離任式後、生徒と保護者から花束を受ける鈴木さん(中央)。会津若松市の仮校舎で過ごした1年8カ月を振り返り、感慨深げに校舎を後にした
■若松の大熊中離任 教頭鈴木隆さん 48  別れの花束を受け取ると突然、熱いものが込み上げてきた。自分に向かって何度も手を振る生徒の姿がかすむ。「君たちが私に勇気と元気をくれた。本当にありがとう」-。忘れられない会津の春になった。  27日、移転先の...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

南相馬の5高齢者施設入所者 避難後、死亡率2.7倍に

 東京電力福島第一原発事故に伴い避難を余儀なくされた南相馬市の5カ所の高齢者施設で、入所者の原発事故後約1年間の死亡率が、過去5年間の死亡率と比べて約2・7倍に上ることが、東京大大学院医学系研究科国際保健政策学教室の野村周平氏(24)の調査で分かった...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

「復興感じない」8割超 7割近くが依然、放射線意識

 福島民報社と福島テレビが共同で行った第4回県民世論調査では、東日本大震災から2年が経過した被災地の復興が進んでいると感じているか聞いた。「感じない」が80・4%を占め、「感じる」の9・6%を大きく上回った。放射線を意識しながら日常生活を送っているか...[記事全文

楢葉町長、現地調査受け入れ

 東京電力福島第一原発事故に伴う汚染土壌などを搬入する中間貯蔵施設について楢葉町の松本幸英町長は26日、施設の代替施設として町が提案している保管庫(仮称)の考えを盛り込むことなどを条件に現地調査の受け入れを決めた。  同日、いわき市の町いわき出張所谷...[記事全文

県防災計画の修正案決定 第一原発PAZ5キロ圏

地域防災計画の見直しを承認した会議
 県防災会議は26日、県庁で開かれ、県地域防災計画原子力災害対策編の修正案を正式決定した。東京電力福島第一原発の廃炉作業中の事故に備え、暫定的に「予防的防護措置を準備する区域(PAZ)」を5キロ圏として定めた。  PAZは原子力規制委員会が防災対策を...[記事全文

和合さんの詩、高校教科書に

和合亮一さん
 来春から高校生が使う教科書に、福島市の詩人和合亮一さん(44)=保原高教諭=の作品が取り上げられる。音楽2に「あなたはどこに」、現代文Bに「青い空に」が載る。26日に文部科学省が公表した教科書検定の結果で分かった。  和合さんは東日本大震災後、短文...[記事全文

政府与党に長期避難の対応の要望 大熊町議会

大島本部長に要望書を手渡す千葉議長(右から6人目)
 大熊町議会は25日、政府と自民、公明両党に対し、東京電力福島第一原発事故による長期避難生活への国の責任ある対応などを要望した。  事故から2年が経過しても町民が先行きの見えない不安な日々を過ごしているため、被災者支援や復興に向けた取り組みの強化を求...[記事全文

復興賠償に関し、東電などに要望 双葉地方町村議会議長会

石崎副社長(右)に要求書を手渡す吉田会長=Jヴィレッジ
 双葉地方町村議会議長会(会長・吉田数博浪江町議会議長)は25日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う復興や賠償に関する要望活動を行った。  吉田会長らは楢葉町のJヴィレッジ内にある東電福島復興本社を訪れ、石崎芳行副社長(同本社代表)に7項目...[記事全文

原発再稼働「総合的に判断」 首相来県し言及 安全前提、復興へ必要訴え

安倍晋三首相は24日、郡山市で記者団に、原子力発電所の再稼働は安全確保が前提とした上で「低廉で安定的な電力供給がないと復興は難しい。総合的に判断する」と述べ、復旧・復興を念頭に原発の必要性を訴えた。東京電力福島第一原発事故を受け県と県議会が県内原発の...[記事全文

富岡町3区域に再編 町民の線量対策課題

警戒区域が解除され、楢葉町と富岡町の境にある検問所を撤去する警察官=25日午前0時15分ごろ
東京電力福島第一原発事故により全域が警戒区域の富岡町は25日午前零時、避難指示解除準備、居住制限、帰還困難の3区域に再編された。避難区域を抱える11市町村で8市町村目の再編で、原発立地町では楢葉、大熊に続き3町目。  警戒区域の解除に伴い、町境のバ...[記事全文

首相に風評払拭訴え 郡山の農家 首相「全力尽くす」

鈴木農園のハウス栽培のカブを収穫する安倍首相(右)と根本復興相(右から2人目)ら=郡山市
24日、安倍晋三首相の訪問を受けた郡山市の農家は、東京電力福島第一原発事故による風評の払拭(ふっしょく)に国の責任で全力で取り組むよう訴えた。安倍首相は風評被害対策を幅広く検討しているとして、「政策を実行することで、福島の農場が立ち上がれるようにした...[記事全文

福大で研究交流 環境の現状や回復への課題考える

基調講演する鈴木名誉教授
福島大共生システム理工学類の環境システムマネジメント専攻研究交流会「東日本大震災・原発事故と環境システムマネジメント」は24日、福島大で開かれ、震災と東京電力福島第一原発事故に伴う県内の環境の現状や回復に向けた課題を考えた。  鈴木浩福島大名誉教授...[記事全文

新たな安珍堂落成 震災の被害、住民が復旧 歌念仏踊りで供養 白河

新たに完成した安珍堂で安珍歌念仏踊りを披露する保存会のメンバー
東日本大震災で大きな被害を受け、再建を進めていた、白河市萱根地区のシンボル「安珍堂」がこのほど新たに完成し、24日に落成式が行われた。  安珍は能や歌舞伎の「道成寺」で知られる若い僧。安珍堂は生誕地と伝えられる同市萱根に昭和61年に建設され、和歌山...[記事全文

祈り込めた旋律響く 相馬ゆかりの天満さん、バイオリン演奏 南相馬

祈りを込めた音色を会場に響かせる天満さん
相馬市ゆかりのバイオリニスト天満敦子さんのコンサート「明日に繋ぐ祈り」は24日、南相馬市民文化会館で開かれ、被災した住民へ祈りを込めた音色を響かせた。  東日本大震災の被災地で支援活動を続けているNPO法人、AARジャパン「難民を助ける会」の主催。...[記事全文

会津磐梯山を応援歌に 横浜の安倍さん呼び掛け 「替え歌」有志の会が協力

「会津磐梯山」の替え歌をレコーディングする支部員ら
民謡「会津磐梯山」の替え歌を東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの本県復興の応援歌にしようと、23日、猪苗代町でレコーディングが行われた。  横浜市のフリージャーナリスト安倍隆典さん(69)が知人らに呼び掛け、「会津磐梯山復興元気節制作有志の...[記事全文

待望の改築完了 新地の今泉公会堂

新しい今泉公会堂の前で記念撮影する住民ら
東日本大震災の津波で損壊した新地町今泉地区の集会所、今泉公会堂が改築されて24日、現地で落成式が行われた。  町などの支援を得て相馬共同火力発電新地発電所の北側にあった従来の場所に、木造平屋約130平方メートルの集会所を再建した。大広間や調理場など...[記事全文

楢葉の避難者に無料サービス 美里の仮設住宅、若松のパステル・エステ

足のマッサージをするスタッフ
会津若松市の耐南商事(鵜川佳子社長)が運営する介護美容ケアのパステル・エステは23日、会津美里町の楢葉町仮設住宅でエステティックの無料サービスを行った。  同社は県の雇用促進モデル事業の補助を受け、美容を通じた介護予防に取り組んでいる。同仮設住宅に...[記事全文

原町の2人労災認定 水門閉鎖に向かい津波犠牲

相馬労働基準監督署は24日までに、東日本大震災で水門の閉鎖に向かい津波の犠牲になった南相馬市原町区下渋佐、漁業桜田房信さん=当時(67)=、同市原町区金沢、農業遠藤芳恭さん=当時(40)=の労災を認定した。  遺族によると、22日に労基署の職員がそ...[記事全文

今を生きる ソフトスポ少、交流 口蹄疫、噴火...支援に感謝 門川町が招待

門川町のスポ少と熱戦を繰り広げるふくしま絆スポ少のメンバー
■宮崎-福島 被災地の絆  田村市の古道ソフトボールスポーツ少年団など東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の被災地にあるスポ少団員で結成した「ふくしま絆ソフトボールスポーツ少年団」は24日、宮崎県門川町を訪れ、地元のスポ少と試合を行い交流を深めた。...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【木質バイオマス発電】森林除染どうなる 県、新たに4施設構想 住民理解が鍵 県北・県中1 相双・いわき3

 平成25年度から始まる森林間伐による除染で、県は24日までに、伐採木を焼却する木質バイオマス発電施設を新たに県北・県中地区に1カ所、相双・いわき地区に3カ所の計4カ所に建設する構想をまとめた。塙町に設置予定の1施設、既存2施設と合わせた7施設を稼働...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

富岡町 あす区域再編 居住制限に人口の6割

 東京電力福島第一原発事故で全域が警戒区域となっている福島県富岡町は25日午前零時に避難指示解除準備、居住制限、帰還困難の3区域に再編される。再編は避難区域となった11市町村で8番目となる。  町が2月末に概算でまとめた区域別の人口は避難指示解除準...[記事全文

被災地に淡い春 梅満開、桜ももうすぐ

民家の除染作業を見守るかのように咲く梅の花=楢葉町
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から2年が過ぎ、春を迎えた被災地では梅の花が陽光に輝き、桜もほころび始めた。  除染作業が進められている福島県楢葉町。昨年8月の避難区域再編で町の大半が立ち入りが自由になったものの、作業員以外に人の姿はほとん...[記事全文

7000人が脱原発集会 福島 全基廃炉など宣言採択

約7000人が集まった脱原発を求める集会=福島市
 「原発のない福島を!県民大集会」は23日、福島市のあづま総合体育館で開かれ、原発のない社会の実現を訴える集会宣言を採択した。  県平和フォーラム、県生協連、県漁連などで組織する実行委員会の主催。昨年に続き2回目で、県内外から約7千人(主催者発表)...[記事全文

県環境創造センター付属施設設置先 県、準備委で示す

 東京電力福島第一原発事故からの環境回復の拠点となる「県環境創造センター」(仮称)の付属施設の整備で、県は野生生物を専門に調べる施設を県鳥獣保護センター(大玉村)の敷地内に、河川・湖沼モニタリングを担う施設を猪苗代町の猪苗代湖北岸に、いずれも新設する...[記事全文

「二本松市民の歌」できた 声高らか披露式 郷土愛、心のよりどころ

「二本松市民の歌」を披露する樋口さん(壇上)
 二本松市は23日、「二本松市民の歌」を制定し、同市コンサートホールで披露式を行った。平成17年12月に一市三町の合併により誕生した新・二本松市の歌として初めて作られた。  市民の郷土愛を育み、一丸となって東日本大震災の発生前より素晴らしいまちを築...[記事全文

2期生、決意新たに 震災遺児の就学支援「みちのく未来基金」宮城で集い

集いを通して交流を深めた第1、第2期生と支援者
 東日本大震災で親をなくした子どもたちを支援する「みちのく未来基金」の第二期生の集いは23日、宮城県富谷町の東北自治総合研修センターで開かれた。支援を受ける生徒らが新生活への決意を新たにした。  同基金はカゴメ、カルビー(伊藤秀二社長=福島市飯野町...[記事全文

復興担う人材支援 とうほう次世代経営者倶楽部発足 郡山で記念セミナー

震災の教訓を語る北村頭取
 福島県の復興を担う若手経営者を支援する東邦銀行の「とうほう次世代経営者倶楽部」が23日発足した。記念のセミナーが郡山市のホテルハマツで開かれた。北村清士頭取が「東日本大震災を体験して~あらためて考えたトップのあり方~」と題して講演した。  北村頭...[記事全文

浜通りの名物並ぶ いわきで食と物産の大交流祭

ステージイベントなどで盛り上がった大交流祭
 浜通りの交流人口拡大を目指した初の催し「浜街道・食と物産の大交流祭~つなげよう、浜の絆~」は23日、福島県いわき市のアクアマリンパークで開かれ、いわき、相双地区の物産販売やステージイベントなどを繰り広げた。  県いわき地方振興局、県相双地方振興局...[記事全文

中学卒業生 再会に笑顔 浪江の3校が門出祝う集い 避難先での頑張り表彰

3校の校長から賞状を受ける生徒代表
 東日本大震災発生時に福島県浪江町の三中学校の一年生だった今春の卒業生を集めた「浪江町中学卒業の集い」は23日、二本松市に移転している浪江中で開かれた。県内外の避難先から96人が参加し「もう一つの卒業式」を行った。  2年前、浪江、浪江東、津島の三...[記事全文

地面から1センチまで除染を 放射性物質の9割存在 近畿大 川俣で研究報告会

放射性物質についての研究成果を発表する山西准教授
 近畿大(本部・大阪府東大阪市)は23日、福島県川俣町で除染研究の報告会を開き、放射性物質の90%が地面から1センチまでの層に存在し、この層を広範囲に除去すれば空間放射線量は10分の1以下になるとの研究結果を公表した。  近畿大原子力研究所の山西弘...[記事全文

【富岡町 あす区域再編】日中滞在へ除染急務 仮置き場未定 町、線量管理に苦悩

区域再編で居住制限区域となる富岡町の商店街。人口密集地にも空間放射線量が高い場所が点在する=21日
 警戒区域が25日に再編される富岡町は、居住制限、避難指示解除準備両区域の日中の滞在が可能となり、除染が喫緊の課題となっている。ただ、仮置き場は決まらず、本格除染開始は見通せない状況だ。さらに、年間積算放射線量が20ミリシーベルト超50ミリシーベルト...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

放射線 放射性物質 Q&A 「ベクレル」や「シーベルト」語源は

 東京電力福島第一原発事故発生後、身近で頻繁に使われるようになった放射線に関係する単位に「ベクレル」や「シーベルト」などがあります。そもそものそれらの語源はどんなものがあるのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院教授...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

相双、五城信組、合併へ 県境越え基盤強化

相双信用組合(本店・相馬市)と五城信用組合(本店・宮城県大河原町)は22日、11月をめどに対等合併することで基本合意したと発表した。東北財務局福島財務事務所などによると、東日本大震災後に東北の被災地で金融機関が合併するのは初めて。県境を越えた県内金融...[記事全文

双葉郡に消防士派遣 県内外の22本部195人

新藤義孝総務相は22日、双葉地方広域消防本部を支援するため、県内を含む全国22の消防本部が4月1日から半年間、計195人の職員を派遣すると発表した。「福島支援全国消防派遣隊」と名付け、31日に楢葉町で発隊式を行う。  総務省消防庁によると、大規模災害...[記事全文

旧騎西高避難所の閉鎖6月末念頭

双葉町の伊沢史朗町長は22日、埼玉県加須市で開会中の3月定例町議会の一般質問で、東日本大震災後唯一残っている一次避難所である同市の旧騎西高避難所について、6月末を閉鎖の念頭に置き、避難所住民に説明していく方針を示した。町が同避難所の閉鎖に関する時期を...[記事全文

再開の学びや巣立つ 3年ぶり本校舎で卒業式

3年ぶりに広野町内の本校舎で卒業式が行われ、在校生や教職員らの見送りを受けて巣立つ広野小の卒業生
県内の公立小学校で22日、一斉に卒業式が行われた。東京電力福島第一原発事故で一時、避難した広野町の広野小と川内村の川内小は、避難先から戻り、初めての巣立ちを迎えた。児童らは、古里の本校舎で友達と共に卒業できた喜びをかみしめた。避難生活の苦難をばねに、...[記事全文

本県小5体力低下 原発事故で運動不足

文部科学省は22日、小学五年と中学二年を対象とした第4回全国体力テストの結果を公表した。本県は小学五年の男女の体力が低下しており、県教委は「東京電力福島第一原発事故に伴い屋外活動が制限され、運動の機会が減ったことが要因」と分析している。  50メート...[記事全文

今を生きる 感謝胸に全国舞台 「最高のプレー」誓う

本県選抜メンバーとして健闘を誓う志賀さん(中央)。右は小野さん、左は佐藤さん
■全日本ソフトボール本県選抜メンバー 浪江・請戸地区から避難の湯川中1年 志賀稚菜さん 13  浪江町請戸地区から避難している湯川村の湯川中1年、志賀稚菜さん(13)は、24日から三重県熊野市で始まる都道府県対抗全日本中学校女子ソフトボール大会に本県...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

いわきの宅地上昇 県内公示地価 避難者の需要増など要因か

国土交通省は21日、1月1日時点の公示地価を発表した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興需要で、いわき市の住宅地の平均変動率は前年比プラス0.7%となり主要4市で唯一、上昇した。前年と比較可能な市内74の調査地点のうち約半数で地価が上が...[記事全文

葛尾3区域再編 大半が「避難指示解除準備」

東京電力福島第一原発事故で全域が警戒区域と計画的避難両区域に設定されていた葛尾村は22日午前零時、放射線量に応じて帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の3区域に再編された。避難区域の再編は7市町村目。  11行政区のうち住民の8%が暮らす村北東部の野...[記事全文

県民不安顧みなかった 第一原発冷却トラブルで石崎東電副社長が謝罪

東京電力福島第一原発の長時間冷却停止問題について、判断や対応に甘さがあったとして唇をかむ東電の石崎副社長=21日午後2時50分ごろ、県庁
東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)は21日、県庁で記者会見し、福島第一原発の使用済み燃料プールの冷却システムが停電で止まった問題について「県民の不安を受け止め、想像力を働かせて対応することができなかった」と謝罪した。  石崎氏は会見の冒頭...[記事全文

原発へ県職員派遣せず 知事「至らぬ点あった」

19日夜に発生した東京電力福島第一原発の停電トラブルで、県は発電所への職員派遣などの対応を取っていなかった。21日開かれた2月定例県議会の総括審査会で吉田栄光議員(自民、双葉郡)の質問に明らかにした。法令、条例上の問題はないが、佐藤雄平知事は「至らぬ...[記事全文

東電の宅地・家屋財物賠償 来週にも本格手続き 県市町村と調整

東京電力福島第一原発事故に伴う宅地・家屋の財物賠償で、東電は来週にも、所有する財物を確認するための書類を対象者に発送し請求開始に向けた本格的な手続きに入る方向で県や市町村と最終調整に入った。ただ、実際の請求受け付け開始は、目標としていた3月から4月以...[記事全文

富岡と大熊で植樹 ふくしま浜街道・桜プロジェクト 警戒、帰還困難区域で初

富岡町での植樹活動を終え、記念撮影する参加者
浜通りの6号国道沿いを桜並木で飾る「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」(実行委員長・西本由美子NPO法人ハッピーロードネット理事長)で、自由に立ち入りができない警戒区域や帰還困難区域での初めての植樹は21日、富岡町と大熊町で繰り広げられた。  同法人...[記事全文

帰還へ課題山積 葛尾村再編

人通りの絶えた葛尾村中心部。区域再編後も帰還に向けた課題が山積している
22日に帰還困難、居住制限、避難指示解除準備の2区域に再編した葛尾村は山あいにあり、人口約1500人と双葉郡で最も少ない。水の安全確保や事業所の再開、山林除染など、再編後も帰還への課題が山積する。  村では簡易水道に加入する施設や村営住宅を除く大半の...[記事全文

今を生きる 故郷への思い歌に込め 京都の「被災地演奏会」に参加 オリジナル曲披露

思いを込めた歌声を響かせる小高中特設合唱部=京都府長岡京市
■小高中特設合唱部  ♪あれから2年の日が 僕らの中を過ぎて 3月の風に吹かれ 君を今でも想う-。東日本大震災で被災した合唱団に歌う機会を提供する「ハーモニー フォー ジャパン2013」。会場となった京都府長岡京市の府長岡京記念文化会館に南相馬市の小...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

あす避難区域再編 葛尾 バリケード設置

区域再編に先立ち、県道浪江三春線に設置されたバリケード=20日午後1時ごろ、葛尾村
東京電力福島第一原発事故で全域が避難区域となっている葛尾村が22日午前零時で3区域(帰還困難、居住制限、避難指示解除準備)に再編されるのを前に20日、帰還困難区域となる野行行政区への出入りを制限するバリケードの設置が村内で行われた。  野行行政区と...[記事全文

古里復興先祖に誓う 彼岸の中日 墓石倒れたまま「申し訳ない」

震災で倒れたままの先祖の墓に花と線香をあげ、手を合わせる渡辺さん一家=20日午前10時20分ごろ、楢葉町・大楽院
「彼岸の中日」の20日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地の寺院や墓地でも墓参りをする家族や親戚らの姿が相次いだ。  原発事故の影響で今も日中しか立ち入りできない楢葉町の沿岸部近くにある大楽院にも町民らが避難先から訪れた。同院近くの自宅...[記事全文

今を生きる 手作りパン復興応援 27日新店舗「地域のため」

石窯の前で気持ちを新たにする内山さん(左)、妻の美由紀さん(左から2人目)とスタッフ
■郡山の「ウォルト」店主 内山幸二さん 44  郡山市の手作りパンの店「ウォルト(WALT)」店主の内山幸二さん(44)はパンの製造・販売を通じて地域の復興を後押ししようと、27日に市内富久山町八山田に念願の新店舗をオープンさせる。東日本大震災では、...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

施設入所者の避難計画整備 新年度県、まず特養などで着手 体調悪化や長時間移動対応盛り込む

 東京電力福島第一原発事故に伴い長時間の移動をさせられた高齢者施設で多数の死者が出たことを教訓に、県は平成25年度、大規模災害発生時に、施設に入所する「災害弱者」が被災地外の施設に安全に最短ルートで避難できる態勢を整える。まず、重度の要介護者らが生活...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

政府「小名浜道路」事業化へ 県内12市町村、再生計画決定

 東京電力福島第一原発事故に伴い避難区域が設定された県内12市町村の復旧・復興を進めるための「避難解除等区域復興再生計画」に、いわき市の小名浜港と常磐自動車道を連結する「小名浜道路」(仮称)整備が盛り込まれた。同計画に明記されたことで政府による財源措...[記事全文

JR常磐線内陸移設を認可 東北運輸局新地-宮城・亘理間

 東日本大震災の津波で被害を受け、内陸部に線路を移して再開通を目指すJR常磐線の駒ケ嶺(新地町)-浜吉田(宮城県亘理町)駅間について、東北運輸局は19日、ルート変更に伴う駅や線路などの施設変更を事業者のJR東日本に対し、認可した。  変更内容は、両...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

25年産米作付け再開 南相馬など11市町村840ヘクタール

 農林水産省は19日、平成25年産米の作付けについて、24年産米で作付け制限した11市町村の全域または一部で作付けを認めると発表した。県によると、南相馬、川俣、楢葉、川内、飯舘、福島、相馬、二本松、田村、伊達、広野の11市町村の計840ヘクタールで作...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災、原発盛り込む 県の自殺対策推進行動計画

 県は第二次県自殺対策推進行動計画に、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響による自殺の予防対策などを盛り込む。19日、福島市で開かれた県自殺対策推進協議会で県が素案を示した。  県などによると、県内では震災と原発事故に伴う避難などで体調や心...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県、東電に申し入れ 第一原発トラブル 迅速な公表、原因調査、監視強化

 東京電力福島第一原発の停電で、1、3、4号機の使用済み燃料プール代替冷却システムなどが停止したトラブルを受け、県は19日、東電に対し県民への迅速な情報提供、徹底した原因調査、監視態勢の強化を申し入れた。冷却停止や公表の遅れを「県民に大きな不安を与え...[記事全文

双葉郡初がれき撤去 楢葉の波倉地区で開始

災害がれきを手作業で分類する作業員=楢葉町波倉地区
 東京電力福島第一原発事故の避難区域に残る東日本大震災の津波で発生した災害がれきの処理で、環境省は19日、避難指示解除準備区域の楢葉町波倉地区で撤去作業を始めた。旧警戒区域の沿岸部のがれき撤去は南相馬市小高区に次いで2例目で、双葉郡内では初めて。 ...[記事全文