東日本大震災

2013年3月アーカイブ

福島「割合高くない」 子どもの甲状腺検査4県比較

環境省は8日、東京電力福島第一原発事故による県内の子どもの甲状腺への影響を確認するため、比較対象として実施した青森、山梨、長崎3県の甲状腺検査結果(速報)を発表した。小さなしこりなどがある「A2判定」の割合は56・6%で、41・2%だった本県の甲状腺...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本県と原発の関わり理解 福島9日までシンポ

被災地の現状と対応について考えたシンポジウム
日本科学者会議主催の原発シンポin福島は8日、福島市飯坂町のホテル聚楽で開幕した。9日まで。  初日は全国から約120人が出席した。同会議の米田貢事務局長、斎藤富春県労連議長が「災害の実態を正しく把握し原発ゼロに向けた理解を深めたい」とあいさつした...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

200億円25年度繰り越し 県の災害復旧工事費

東日本大震災に伴う県土木部の災害復旧工事で、平成23、24年度の2年連続で事業執行ができず25年度に先送りする「事故繰り越し」の総額が約200億円に上る見通しとなった。業務量の増大が理由。8日に開かれた2月定例県議会の土木委で県が示した。  県による...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本県267億円申請の2倍 交付金配分額決定

復興庁は8日、東日本大震災の被災地自治体に対する復興交付金の第5回配分額を決定した。本県分は県と25市町村合わせて約267億円で、申請額の約2倍となった。復興交付金の基幹事業の使途を拡大する運用柔軟化に伴い、いわき市の小名浜港背後地の防災拠点施設整備...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

適用農地拡大し実証事業 「鉄鋼スラグ」肥料で土壌改良

鉄鋼スラグ肥料を手にする立谷市長(前列右から2人目)ら
相馬市の津波被災農地の土壌改良に鉄鋼製造で生じる副産物「鉄鋼スラグ」を利用した肥料が有効だったことを踏まえ、市と東京農大などは平成25年度、適用農地を約50ヘクタールに拡大し、「そうまプロジェクト」として除塩対策の実証事業を実施する。8日、市役所で肥...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楢葉の仮設住宅を訪問 参院の調査会

仮設住宅集会所で楢葉町の町民と意見を交える委員
参議院共生社会・地域活性化に関する調査会(会長・直嶋正行参院議員=民主)は浜通り視察最終日の8日、いわき市の楢葉町いわき出張所や町民が避難する仮設住宅を訪れた。  市内平上荒川の仮設住宅集会所では、大正琴を練習する町民に声を掛け、敷地内のプレハブ店...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

会津地方の木質バイオマス視察 加治屋農水副大臣

会津坂下町の木質ペレットボイラーの稼働状況を視察する加治屋副大臣(右から2人目)
加治屋義人農林水産副大臣は8日、会津地方の木質バイオマス活用の現場を視察した。  森林の整備、山村地域の活性化などにつながる木質バイオマス利用を促進する政策につなげようと訪れた。会津若松市河東町にあるグリーン発電会津の大規模木質バイオマス発電所、間...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

古里再起の思い伝える 被災3県人イベント 県産品を販売

産品を買い求める来場客でにぎわう本県県人会のブース
関西の福島、宮城、岩手3県の出身者らによる震災復興イベント、東日本大震災「負げねぇぞ 被災地~故郷の思いを共有し、共に生きる~」は8日、京都市の「みやこめっせ京都市勧業館」で始まった。10日まで。  福島、宮城、岩手3県人会合同プロジェクト実行委員...[記事全文

復興へ全力誓い巣立ち 県警初任補修科64人が卒業式

答辞を述べる渡辺巡査(中央)
県警の第21期初任補修科(短期課程)の卒業式は8日、福島市の県警察学校で行われ、卒業生64人(男性54人、女性10人)が第一線での活躍を誓った。  卒業生総代の渡辺宏紀巡査が野口博行学校長から卒業証書を受けた。渡辺巡査は「本校で学んだ知識や技能を生...[記事全文

産業復興へ協定締結 県と日本政策投資銀行 全国初、8分野で支援

協定書を交わした佐藤知事(左)と橋本常務執行役員
県と日本政策投資銀行は8日、産業復興に関する連携協定を締結した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの本県産業の再生に向けた県の情報収集や戦略の検討、人材育成に対し、日本政策投資銀行が全国の企業とのネットワークを生かして協力する。日本政策投資銀...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

追悼、復興行事開催へ 東日本大震災から2年

東日本大震災は発生から11日で2年となり、10、11日を中心に県内各地で、犠牲者を追悼する式典や復興を誓う行事が催される。  大熊町の震災犠牲者合同追悼式は10日に避難先の会津若松市で行われる。  県主催の「3・11ふくしま復興の誓い2013」は...[記事全文

9日から鶴ケ城マッピング 綾瀬はるかさんカウントダウン

美しい映像で彩られた鶴ケ城を楽しむ綾瀬さん(中央)、松重さん(右隣)ら
会津若松市の鶴ケ城で9、10の両日催される「鶴ケ城プロジェクションマッピングはるか」に先立つ公開セレモニーが8日、同所で行われた。NHK大河ドラマ「八重の桜」で新島八重を演じる女優綾瀬はるかさん、八重の父山本権八役の俳優松重豊さんが子どもらとカウント...[記事全文

突然の調査、住民反発 中間貯蔵施設候補地

原発の廃炉工程の新聞記事に目を通しながら「仕方ない」と語る斎藤さん
環境省が中間貯蔵施設建設の候補地に挙げた町に連絡せず、突然現地調査を始めたことに、候補地がある大熊、双葉、楢葉の3町の住民は「地元を軽視しているのか」と反発の声を上げた。佐藤雄平知事は建設受け入れとは別として調査受け入れを表明しているが、住民には「建...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

(16)廊下のベッドに母 過酷な移動、衰弱の末

益子さんの遺影に手を合わせる和子さん。老人ホームからは避難しないと思っていた
 東京電力福島第一原発に刻一刻と危機が迫っていた。小黒益子さん=当時(84)=を荷台に乗せた自衛隊のジープ型の車が双葉町の特別養護老人ホーム「せんだん」を出たのは12日午後3時ごろ。受け入れ先の福島市の福島高体育館に着いたのは午後11時半ごろだった。...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

【損害賠償】 被災者支援拠点を開設 県弁護士会→南相馬 法テラス→二本松、広野

原発事故の賠償問題などについての相談が寄せられた無料法律相談会
 原発事故の損害賠償で県弁護士会は、平成23年9月に弁護士を紹介する原子力発電所事故被害者救済支援センターを設けた。昨年4月にはセンターの南相馬出張所を南相馬市に設置し、被災地での支援拠点とした。  また、法的紛争の解決を目指す日本司法支援センター(...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【損害賠償】 集団訴訟など相次ぐ 賠償紛争解決センター 和解仲介申し立ても

 原発事故の損害賠償では、東電への直接請求の結果に不満を持つ被災者もおり、裁判所への提訴や政府の原子力損害賠償紛争解決センターへの和解仲介の申し立てが相次いでいる。  訴訟の動きでは、本県と隣接する各県の住民ら計約350人が放射線量を事故前に戻すこと...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

識者の目 【原発賠償】 鈴木雅貴さん 福島島原発事故被害弁護団弁護士 訴訟で全員救済目指す

 依然として本県の被災者の多くが県内外に避難したままだ。弁護団の活動を通じて被災者救済に取り組む福島市の鈴木雅貴弁護士(27)に賠償の現状と問題点などを聞いた。  −東電は昨年9月以降の避難区域外の住民への一律賠償は行わない方針を示し、個別に対応する...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【損害賠償】 財物賠償待ったなし

 安全とされた「原発」で発生した事故。東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質により、今も多くの県民が避難生活を強いられ、放射線への不安を抱える。避難住民の生活再建に不可欠な土地・建物の財物賠償は進んでいない。東電への直接請求で決着がつかず、民事...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【損害賠償】 国の買い上げ望む声 警戒感、慎重な意見も

 避難者からは土地・建物などの財物賠償をめぐり、金額的に生活再建が困難だとして国による買い上げを望む声も出ている。  昨年8月には浪江町の沿岸部の行政区長らが二本松市の浪江町役場二本松事務所を訪れ、1日も早い生活再建のためにも国が沿岸部の宅地と農地の...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

あの時、学校は 豊間小(いわき市)下校途中の児童救出

 平成23年3月11日午後2時35分ごろ、全学年とも5校時だった。豊間方面は徒歩とバス通学、薄磯・沼ノ内方面は徒歩の3グループに分かれ、一斉下校していた。  午後2時46分、東日本大震災発生。裏山の杉の木が震動し、大量の花粉が舞い上がり火災時に立ち上...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【損害賠償】 対象、手続き複雑 財物賠償Q&A 算定3方式から選択

 昨年7月の政府の賠償基準決定を受け、東京電力は福島第一原発事故の避難区域に残された土地や建物など財物賠償基準を決定した。避難住民の生活再建につなげるとする財物賠償だが、対象や手続きなどは複雑だ。 Q 賠償基準の対象は。 A 政府は昨年4月から警戒区...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【損害賠償】 家財賠償基準 地元理解得られず

 家財の賠償について、東京電力は世帯人数や家族構成などに応じ定額で支払う賠償基準を示している。ただ、同じ家財を所有していても帰還困難区域と居住制限・避難指示解除準備区域では賠償額が異なる。  例えば大人5人、子ども5人の家族だと、賠償額は帰還困難区域...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【損害賠償】 打ち切りに不満の声 避難区域外の住民賠償

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会は昨年1月から8月までの避難区域外の住民賠償について会津地方を対象外とした。  これを受け、東電は昨年1月から8月分の追加的費用の賠償として中通りと浜通りの計23市町村の住民に一律4万円を支払うとした。さらに、妊...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【損害賠償】 賠償支援 県、柔軟な対応要請

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会の指針に基づき、賠償手続きを進める東電。県原子力損害対策協議会(会長・佐藤雄平知事)は1月、東電が原子力損害賠償の完全実施を求める緊急要望を、国に対して行った。  宅地・家屋の財物賠償については、被害者の生活や事...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

(15)遺骨せめて双葉に 母の無念悔しさ募る

双葉町の自宅に1人で暮らしていたころのハツミさん。庭いじりが好きだった=平成21年
 平成23年11月3日。山本ハツミさんは、長男が住む埼玉県行田市内の総合病院で亡くなった。東京電力福島第一原発事故のため、入所していた双葉町の特別養護老人ホームせんだんから県内を転々とし、東京都練馬区の娘の篠美恵子さん(65)方に避難した末の102歳...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

早期帰還者に新賠償、政府検討 避難指示解除準備区域で

 政府は避難指示解除準備区域などに早期帰還した住民のために新たな損害賠償を検討する。7日に開かれた政府の復興推進会議で決定した「早期帰還・定住プラン」に明記した。インフラ整備が不十分な中で暮らす精神的な損害などを想定している。プランには今後1、2年で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

区域再編を決定 葛尾、富岡、浪江の3町村

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域の見直しで、政府の原子力災害対策本部は7日、葛尾村、富岡町、浪江町の警戒区域と計画的避難区域を放射線量に応じてそれぞれ3区域に再編することを決定した。葛尾村は22日午前零時、富岡町は25日午前零時、浪江町は4月...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大規模災害、即時に情報 県が防災システム導入へ

 県は、県内で大規模災害が発生した場合に県民に即時に情報伝達する新たな防災情報連絡システムを6月から導入する。総務省所管の団体が運営する通信システム「公共情報コモンズ」を活用し、避難の勧告・指示などの情報をテレビやラジオで直接発信する。7日に開かれた...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災の義援金受付期間 県が1年間延長を決める

 県は今年3月末までとしていた東日本大震災の義援金受付期間を、平成26年3月31日まで1年間延長することを正式に決めた。日赤県支部が既に1年間延長を決めており、県も同様の期間で延長することを検討していた。県が7日、発表した。  県社会福祉課は、被災者...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

あの時、学校は (川俣南小)電話応対に追われる

 一昨年3月11日の東日本大震災発生時、1、2年生は既に下校していた。3年生以上の児童は訓練の通り机の下に隠れたが、いつまでも揺れが収まらないので校庭への避難を指示した。校庭に整列した後も揺れ続け恐怖と寒さから泣きだす児童もいた。午後3時30分ごろ前...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【原発事故】海は汚させない 県内漁業関係者怒り

 東京電力が福島第一原発の放射性物質を含んだ汚染水について処理装置で放射性物質を除去した後の海への放出を検討していることに対して、県内の漁業関係者からは反対や怒りの声が上がっている。原発事故以降、魚介類から放射性セシウムが検出され出漁自粛が続いており...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【原発事故】汚染水 近い貯蔵限界 浄化装置が頼み 放射性物質 全ては取り除けず

今月中にも稼働する見通しの多核種除去設備(ALPS)=1日、東京電力福島第一原発(本社写真報道部、小山大介記者撮影)
 東京電力福島第一原発構内では、地下水流入により「汚染水」が増え続け、放射性物質の除去や保管場所確保が課題となっている。  東電は放射性物質除去装置で汚染水を浄化しているが、取り除くことのできる核種は限られているという。高性能の多核種除去設備(ALP...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【原発事故】廃炉作業 燃料取り出し最優先 識者の目 京都大 原子炉実験所助教今中哲二さん

 長年にわたり原子力の危険性について警鐘を鳴らしてきた京都大原子炉実験所の今中哲二助教(62)に、廃炉作業を行っている福島第一原発の現状評価と今後の見通しを聞いた。  −今年11月には4号機の使用済み燃料プールからの燃料取り出しが予定されている。福島...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【原発事故】廃炉要求に東電答えず 第一原発5、6号機と第二原発

 福島第一原発5、6号機と福島第二原発は冷温停止中で、廃炉や再稼働など今後の方向性は決まっていない。東電の広瀬直己社長は、第一原発の5、6号機の2プラント、第二原発の4プラントの今後について「国のエネルギー政策を見極めて総合的に判断したい」と述べるに...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【原発事故】原子力災害対策重点区域 規制委、明示せず

 原子力規制委員会は2月27日に原子力災害対策指針を改定したが、特定原子力施設に指定されている福島第一原発の「原子力災害対策重点区域」は明示されなかった。  重点区域は原発に緊急事態が発生した際の避難の在り方など防災策を定めており、規制委は福島第一原...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【原発事故】燃料の保管場所未定

 東京電力福島第一原発1〜4号機の廃炉では、作業で発生する汚染廃棄物の処理も課題となる。  現在の法制度では、溶解した燃料(燃料デブリ)など廃炉の課程で生じる廃棄物の扱いが決められていない。取り出した燃料をどのような手法で、どこに保管するのかも未定だ...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【原発事故】津波対策耐震補強 災害への対応進む

 廃炉作業が続く福島第一原発が再び地震、津波など自然災害に襲われ、原子炉の冷却機能が失われる懸念はないのか−。  東電は同原発1〜4号機の健全性評価を実施し今後、震災級の地震が発生した場合でも発電所の施設・設備に影響はないとする結果を発表している。 ...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【原発事故】打開策 国の廃炉支援 1000億円の予算確保

 安倍晋三首相は福島第一原発の廃炉を政府として全面的に支援する考えを明らかにし、平成24年度補正予算と25年度当初予算案に関連費用合わせて約1千億円を計上した。  安倍首相は昨年12月、首相就任後初の地方視察で福島第一原発を訪れた。この際、「廃炉に向...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【原発事故】廃炉作業は長期化

 大量の放射性物質をまき散らした東京電力福島第一原発事故は、多くの県民を苦しめ続ける。「冷温停止状態」とされる1〜4号機。東日本大震災級の津波や揺れが起きた場合、持ちこたえることはできるのか。まだまだ予断を許さない状況だ。増え続ける汚染水の処理、作業...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

広野の2遺族、東電と和解

 東京電力福島第一原発事故で避難を強いられて死亡した、いわゆる「原発事故関連死」について、東電は6日までに、政府の原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介の申し立てがあった2件で死亡慰謝料などを遺族に支払う和解案を受諾していたこと分かった。  これま...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

(14)限界の中見えた幻 「葬式やってもらった」

双葉町で暮らしていたころのハツミさん。100歳を迎え、当時の井戸川克隆町長から賀寿を受けた=平成21年4月11日
 「お水をきちんと飲むんですよ」。郡山市の郡山養護学校で山本ハツミさん=当時101歳=を見送る双葉町の特別養護老人ホームせんだんの職員は、ハツミさんにペットボトルの水とおにぎりを持たせた。避難をともにした親類の入所者も見送りに出て来て「おめぇは(家族...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

国が責任持ち継続支援 規制委員会が県民健康調査在り方提言

 東京電力福島第一原発事故を受けて県が実施している県民健康管理調査について、原子力規制委員会(田中俊一委員長・福島市出身)は6日、「国が責任を持って継続的な支援を行う必要がある」などとする県民健康管理調査の在り方に関する提言をまとめた。近く国に提出す...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

冷温停止の設備 復旧2カ月遅れ 福島第二原発1号機

 東京電力福島第二原発1号機の冷温停止の維持に必要な設備の復旧完了時期が当初予定の今月末から2カ月程度、遅れる見通しとなった。原子炉の冷却に用いた海水を海に戻す配管の腐食防止のため、管の内側をコーティングしているポリエチレン製の素材が剥がれているのが...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

民間整備、県が買い取り 災害公営住宅整備促進で新方式導入

 災害公営住宅の整備を促進するため、県は平成25年度、民間事業者が住宅を整備して完成後に県が買い取る「敷地提案型買取方式」などの導入を検討している。6日に開かれた2月定例県議会の一般質問で、自民党の小林昭一議員(河沼郡)の質問に渡辺宏喜土木部長が明ら...[記事全文

賠償請求支援で条例 県内初 浪江町が議会に提案

 浪江町は6日、開会中の町議会定例会に原子力損害賠償請求に係る支援に関する条例を提案した。東京電力福島第一原発事故などにより避難する住民への損害賠償が迅速、公平・適正に実施されるよう町が施策や情報提供、必要な援助を行うことを県内で初めて定める。  条...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郷土の文化 次世代に 大熊町自閉症児親の会が5年で紙芝居100本計画

大熊町の民話の紙芝居を手にする栃本さん
 郷土の文化を次世代に伝えようと、大熊町自閉症児親の会「スマイル」は地域の民話を掘り起こして紙芝居にする活動を始めた。東京電力福島第一原発事故で町民が散り散りに避難している中、古里をいつまでも忘れないでほしい-との願いがこもる。町民の避難生活の模様も...[記事全文

絵ろうそく習い 商品を絵付け 若松で大熊の主婦ら

古里復興の思いを込め絵付けをする大熊町民(右)
 学生らが会津の伝統的工芸品「絵ろうそく」を参考にして企画した商品の絵付け作業が6日、会津若松市で避難生活を送る大熊町の主婦らの手で始まった。商品の売り上げの一部で被災地に花や緑を植える活動で、参加者らは古里の復興と東日本大震災の風化防止を胸に絵付け...[記事全文

県警オリジナル曲完成 音楽隊の横田さんが作詞・作曲

県警オリジナルソング「仲間とともに」を作った横田さん
 安全安心 平和守り 支え助け合い 仲間とともに 福島県警察官-。  県警音楽隊の横田望さん(28)は音楽を通じて警察の活動を広く県民に理解してもらおうとオリジナルソング「仲間とともに」を作詞・作曲した。  警察のイメージを明るくするとともに、東...[記事全文

打開策 【中間貯蔵施設と除染】 除染支援 専門家が技術指導

 除染に関する情報発信拠点が、環境省と県が福島市のJR福島駅近くに設置した「除染情報プラザ」だ。日本原子力学会、日本原子力研究開発機構(JAEA)と連携し、除染に関する専門家を市町村や町内会などのニーズに応じて派遣する態勢を整えている。  除染の専門...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 ホットスポットに苦慮 空間線量は低下傾向 「ウェザリング効果」懸念

 放射線量が局所的に高い地点が「ホットスポット」だ。放射性物質が大気中に放出された際、雨や雪などの気象条件、山や谷などの地形によって、同心円状に広がらず不規則に広がり、局所的に線量が高くなるという。  政府は事故後、伊達市や南相馬市、川内村の260地...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

対象世帯の7割 今なお避難継続 特定避難勧奨地点解除の伊達市

 一時、128世帯が特定避難勧奨地点に指定されていた伊達市。指定場所が点在したことによる賠償の格差は、地域住民の分断も生んだ。  特定避難勧奨地点は、区域一帯ではなく「点」で放射線量が年間20ミリシーベルトを超える恐れがある場所を平成23年6月に指定...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】

 東京電力福島第一原発事故によって県内に放射性物質が拡散した。地面や建物に降り注いだ放射性物質を取り除く除染は、まだ緒に就いたばかりだ。住宅除染などの完了数は作業員の不足などで遅れが生じている。県土の7割を占めるとされる森林は手付かずの状態だ。どれだ...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

識者の目 【中間貯蔵施設と除染】 福島市危機管理室防災専門官 草野利明氏 除染 監視態勢の構築が急務

 県内各地で除染作業が本格化する中、今年度の住宅除染計画戸数が県内で最も多い福島市の除染担当者・防災専門官の草野利明さん(56)に取り組みや課題を聞いた。  -福島市をはじめ、県内では除染が進んでいないとの指摘もある。  「除染作業員の不足などが表面...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 面的除染で効果的に 郡山「なかなか進まぬ」と不満

郡山市七ツ池町で始まった一般住宅除染の第2弾=2月
 昨年11月から住宅の除染作業を始めた郡山市では、周辺の市道や側溝からも放射性物質を取り除く面的除染を進める方針だ。所々に未完了地点があると、地域の空間放射線量の低減にマイナス効果をもたらすためだ。  しかし、第一弾とした約4200件のうち、住宅の同...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 効果の上がる方法は? 環境省ガイドライン

 環境省は放射性物質を取り除く除染ガイドラインを定めている。 ■住宅 側溝の堆積物除去  屋根に落ち葉、コケ、泥などの堆積物がある場合は、これらに放射性物質が付着している可能性がある。手作業や厚手の紙タオルでの拭き取りやブラッシング洗浄で除去する。側...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 「特別地域」11市町村 国直轄で作業

 福島第一原発事故で警戒区域や計画的避難区域になり、年間積算線量が20ミリシーベルトを超える地域が多い11市町村は「除染特別地域」として国が直轄で事業を受け持つ。  国による本格除染は昨年7月に田村市で始まり、今年2月末時点で川内村、楢葉町、飯舘村で...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 住宅除染完了2割弱 今年度分、達成程遠く 加速へ作業員どう確保

 国が定めた汚染状況重点調査地域40市町村は、年間積算線量が1ミリシーベルト以下になることを目指し、自治体主体で除染している。費用は国負担だ。  県がまとめた除染実施状況を見ると、1月末時点の今年度内住宅除染計画戸数は8万419戸。発注数は6万332...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 「最終処分場では」 疑念くすぶり、将来に影 大熊

 中間貯蔵施設の建設候補地として、3町で最多の6カ所を国から要請されている大熊町には「結局、最終処分場になるのではないか」という疑念がくすぶり、町の将来展望に暗い影を落としている。  国に対し、県外処分の法制化や最終処分場の候補地を早急に示すよう求め...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 建設問題が焦点 「慎重に」「引き受けるべき」 双葉町長選

 双葉町は井戸川克隆前町長が中間貯蔵施設建設候補地への現地調査について「環境省の説明は不十分」などとして反発。昨年11月28日、中間貯蔵施設について話し合う県と双葉郡町村長の協議会を欠席するなど、建設を容認しない姿勢を示してきた。  施設建設は井戸川...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 東京ドーム23個分 汚染廃棄物の推計容量

 環境省は、放射性物質の汚染廃棄物を搬入する中間貯蔵施設として必要な総容量を最大2800万立方メートルと推計している。東京ドームの容積の23個分に当たる量だ。  ただ、県によると、除染作業に伴い発生する除去土壌、落ち葉や枝木の量などは現場の放射性物質...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

打開策 【中間貯蔵施設と除染】 中間貯蔵施設現地調査 県、条件付き容認

 中間貯蔵施設の整備に向け、政府は平成25年度予算案で整備費146億円を計上した。用地取得や実施設計などに充てる考えだ。  ただ、整備の前段階として行う予定の現地調査は住民の理解が得られていない。調査に着手する時期は固まらず、施設整備の見通しは不透明...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 「県外」法制化を 県、国に要求 最終処分場

 県は、原発事故による県内の汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の稼働期間の上限を30年とした上で、最終処分は県外で行うことを法制化するよう国に求めている。中間貯蔵施設に長期間保管することを踏まえ、県は法制化により国の姿勢を明確にする必要があるとしている...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 中間貯蔵後の最終処分場 見通し立たず

 中間貯蔵施設から30年以内に搬出した汚染廃棄物を埋設するのが「最終処分場」だ。環境省は「最終処分場」の県外設置を明言している。しかし、現時点で用地を確保できる見通しは立っていない。  国は最終処分場について「汚染廃棄物の減量化技術の開発などを進めな...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 施設内に大量保管 県、業者に受け入れ交渉 下水汚泥

 県内で下水を処理した際に出る汚泥が増え続けている。以前は業者が引き取って埋め立てたり、肥料やセメント材として再利用したりしていた。原発事故の後、放射性物質に汚染されているとして多くの業者が受け入れを拒否しているからだ。県は受け入れ先確保に向け、関連...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

あの時、学校は(新地小)子どもを高台に避難

 突然の大きな揺れ。しかも長い時間。まだ収まらない。本当に長い時間に感じた。教室では、子どもたちと担任が、訓練通り机の下で身を守り、揺れが収まるのを待っていた。中には、泣きだす子どももいた。  子どもたちが校庭に出ると同時に、学校周辺の方々が校庭に集...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】 環境省 富岡に仮設処理施設計画 町民から厳しい意見

 環境省は富岡町の沿岸部の津波被災地に災害がれきなどを処分する仮設処理施設の整備を計画している。町議会や地権者などへの説明を進めているが、原発事故から放置されたがれきには放射性物質が付着しているとみられる。町民からは安全性や土地の使用をめぐって厳しい...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】仮置き場 足りない

 東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質を取り除く除染を促進する上で、中間貯蔵施設の整備は避けることができない。だが、整備のめどは立たず、仮置き場設置は進んでいない。除染に伴う汚染土壌などの廃棄物は行き場を失い、生活環境周辺に保管するしかない廃...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【中間貯蔵施設と除染】対象世帯の7割 今なお避難継続 特定避難勧奨地点解除の伊達市

 一時、128世帯が特定避難勧奨地点に指定されていた伊達市。指定場所が点在したことによる賠償の格差は、地域住民の分断も生んだ。  特定避難勧奨地点は、区域一帯ではなく「点」で放射線量が年間20ミリシーベルトを超える恐れがある場所を平成23年6月に指定...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

(13)迎えの娘に「おばけ」 極限状態 母の"異変"

美恵子さん(右)は手の届く所にハツミさんの写真を置いている
 母の山本ハツミさん=当時101歳=を預けた都内の総合病院から練馬区の自宅に向かう車中。篠美恵子さん(65)は男性医師の言葉が頭から離れなかった。「被ばくしている人は診察したくない」。予想もしていなかった差別の言葉は脳裏にこびり付いてしまった。  4...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

広末涼子さん詩朗読 震災2年、11日の県追悼式

 東日本大震災から2年を迎える11日に福島市の県文化センターで行われる県の東日本大震災犠牲者追悼式で、追悼詩の朗読者は女優の広末涼子さんに決まった。5日、県が発表した。  広末さんは震災後に郡山市にある仮設住宅を度々訪れ、東京電力福島第一原発事故の避...[記事全文

識者の目 【健康管理】 放射線の不安解消 個人の疑問直接対応を

■長崎大大学院教授(県放射線健康リスク管理アドバイザー) 高村昇氏  県放射線健康リスク管理アドバイザーを務める長崎大大学院医歯薬学総合研究科教授の高村昇氏(44)に、原発事故から2年が経過した県内の放射線の状況や、不安解消に向けた対応などについて...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】「小学生向けも」 父母ら充実求める声 屋内遊び場・運動場

屋内遊び場で砂遊びを楽しむ子どもたち=平成24年9月、福島市・さんどパーク
 放射線への不安を解消する「屋内の遊び場、運動場」の整備が進む中、父母らからは一層の整備を求める声や運営面での課題を指摘する声も出ている。  小学3年生の長男を持つ福島市の40代女性は「幼児が室内で遊ぶ施設はあるが、小学3年生ぐらいの子どもが思い切り...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】屋内遊び場 各地に整備

 県内の主な屋内遊び場は38カ所に上る(県ホームページ)。震災、原発事故以降、幼児や小学校低学年が対象で、外で遊べない子どもたちのため遊具などを設置した施設は増えている。  主な屋内遊び場は【表】の通り。ただ、原発事故による放射線への不安は全県に広が...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】子ども「肥満」増加 屋外制限で運動不足 県教委学校にトレーナー派遣へ

 昨年12月に県が発表した学校保健統計調査速報によると、本県の幼稚園児と小学生に身長別の標準体重より20%以上重い「肥満傾向」の割合が増えていることが分かった。男女とも4つの年齢区分で全国一、肥満傾向が高かった。全国的にはスリム化が進んでおり、県教委...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】国際医療科学センター発足 平成27年度後半に稼働 福島医大

 福島医大に昨年11月、原発事故からの復興に向けた先端医療、県民健康管理調査、放射線医学の研究、開発を推し進める拠点「ふくしま国際医療科学センター」が発足した。  センターは「放射線医学県民健康管理センター」「先端臨床研究センター」「先端診療部門」「...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】来年3月で全県一巡 観察を長期継続 甲状腺検査

 県民健康管理調査のうち、原発事故当時に18歳以下だった子ども約36万人を対象とする甲状腺検査。県は平成26年3月までに全市町村を一巡し、同年4月以降は20歳までは2年ごと、21歳からは5年ごとに継続して検査する。世界に例のない、長期間にわたる大規模...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】子どもの甲状腺がん 放射線「影響せず」

 東京電力福島第一原発事故によって、放射性ヨウ素や放射性セシウムなどの放射性物質が県内に拡散した。事故直後、第一原発周辺とその北西方向に高い放射線量が記録され、避難区域などが設定された。一定範囲を超えた場合、人体に有害とされる放射線。学校の校庭など屋...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】打開策 18歳以下医療費無料化 国に財政支援要請

 原発事故で子どもの健康不安が高まったことを受け、県は昨年10月から国の財政支援で設置した「県民健康管理基金」を充て18歳以下の医療費無料化をスタートさせた。ただ、基金の財源は無尽蔵ではない。県は「県民の健康管理について国が支援する」とした福島復興再...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】あの時、学校は 原町三小 児童の安否確認苦労

 3月11日、各学級とも児童たちが帰り支度を終え、一斉に帰りの会を開いていた時のことだった。突然校舎が揺れ動き、その大きな揺れが長く、収まらず、女子児童の中には、泣き出す児童もいた。  その時、誰もが大きな津波が来るとは予想していなかった。  まず学...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】収穫少ないのに提出… 放射性物質検査に不満 自家消費用食品測定で

 「少量しか収穫量がないのに、検査した分は食べられなくなる」。放射性物質検査に対する住民の不満は根深い。県内の各市町村は住民向けに家庭菜園などの自家消費用食品の放射性物質検査を実施しているが、測定するためには野菜や果物などの一定量を細かくカットして提...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】安全な食物摂取で内部被ばくを防止

 内部被ばくは、放射性物質が付いたちりなどを鼻や口から吸い込んだり、汚染された水や食べ物を食べたりして起こる。皮膚や衣服に付いた放射性物質は払ったり、洗い流したりして取り除けるが、内部被ばくは体内に放射性物質がとどまっている間、放射線を出し続けること...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】ホールボディーカウンター 台数不足、検査に影響

ホールボディーカウンターの前で測定について説明を受ける受診者(左)=平成24年8月、福島市
 県はホールボディーカウンター8台を所有し、平成23年6月から子どもや妊産婦を優先して内部被ばく検査を進めているが、対象者約38万人のうち、24年12月末現在、検査が終了したのは3割程度の10万6096人にとどまる。妊婦、子ども以外にも、大人の内部被...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【健康管理】全県民把握目指す 健康管理調査 回収4分の1弱

仮設住宅で問診票の記入支援を行う担当職員=平成24年11月、南相馬市原町区
 全県民を対象とする県民健康管理調査では、問診票による基本調査を実施している。個人の行動記録を基に、東京電力福島第一原発事故後4カ月間の外部被ばく線量を推計するのが目的だ。しかし、問診票の回収率は1月末現在、23・2%と低迷している。  問診票が回収...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【仮の町】絆守れるか 福島の今

 福島の今...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

(12)失望から強い憤りへ 医師対応に募る不信

ハツミさんが入院した都内の総合病院。医師は「引き取りに来ないなんてことはないですよね」と念を押した
 このままでは病院をたらい回しにされかねない。「東京に母を避難させたのに、こんなことで死なせるわけにはいかない」。東京都練馬区の篠美恵子さん(65)は、郡山市の避難先から引き取った母・山本ハツミさん=当時101歳=の診療を渋る医師をなじった。  「診...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

【魚の放射性物質】県、水揚げ全量検査へ 解体せず 短時間で 機器設置や人員確保課題

魚種を拡大しながら続けられている試験操業。県は消費者の信頼回復のために放射性物質の全量検査に取り組む=2月26日、相馬市・松川浦漁港
 県は、県内の港に水揚げされる魚介類の全魚種を対象に、放射性物質の全量検査を実施する方針を固めた。解体せずに短時間で検査可能な非破壊式検査機器を導入し、効率的に取り組む。開発中の機器が実用化され次第スタートする。本県沖の漁は2年近く自粛したままで、再...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

県の入札不調500件 昨年12月までの公共事業

 東日本大震災からの復旧・復興事業を中心とした平成24年度の県発注公共工事の入札不調件数が、12月末までに累計500件に上ったことが4日、分かった。発注件数全体の2割を占め、23年度全体より126件増えた。県は25年度、復興JV(共同企業体)の結成要...[記事全文

アグネスさん、幼稚園訪問 パレスチナからの手紙届ける

手紙を園児に手渡し交流を深めたアグネスさん(中央)
 日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんは4日、福島市のほうらい幼稚園を訪れ、パレスチナ自治区ガザの子どもたちからの手紙を園児に届けた。  同幼稚園の園児は東日本大震災後、ガザの小学生から励ましの手紙が届いたのを機に文通を続けている。アグネスさん...[記事全文

あの時、学校は(楢葉南小)体育館で一晩過ごす

 3月11日は長女の、中学校の卒業式に出席するため休みをとり実家の白河市にいた。長女の卒業式終了後は「卒業を祝う会」を中学校近くの結婚式場で開催しており、そこで地震に遭遇した。会場に駆け付けた先生方が子どもたちを避難させたあと、今後の対応を長女の学校...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【仮の町】自主避難者向けの住宅整備へ調査費 福島市

 福島市は震災と原発事故に伴い、約7千人が市外に避難している。事態を重く見た市は市内に自主避難者向けの災害公営住宅を整備するため、平成25年度予算案に調査費を計上した。自主避難者の多くが放射線への不安を理由に挙げていることから、市は事業が認められれば...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【仮の町】市民と避難者に摩擦 賠償金の差、行政サービス…

 仮の町整備構想を持つ富岡、大熊、双葉、浪江の4町の多くが仮の町候補地として挙げる、いわき市には原発事故の影響で双葉郡から約2万4千人が避難している。避難者受け入れから約2年が経過し、市民と避難者間に生じる感情面での摩擦が問題になっている。  仮の町...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【仮の町】方向性見えず困惑 雇用、医療...国の財政支援求める 受け入れ市町村

 富岡、大熊町が仮の町を整備するとしている郡山市では現在、先行整備の500戸以外の県災害公営住宅の候補地選定などが行われている。しかし、市に対し仮の町については県からも避難している町村からも連絡はなく「正直どうしたらいいのか分からない」と困惑気味だ。...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【仮の町】 識者の目 福島大 経済経営学類教授 清水修二さん "きずな職員"の配置を

 避難区域がある市町村の帰還は進まず、仮の町についての議論は進んでいない。世界の事例などを踏まえ、帰還までの課題や提言を福島大経済経営学類の清水修二教授(64)に聞いた。  −避難する自治体の復興に向けた考え方は。  「基本的には"選択""自立""調...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【仮の町】災害公営住宅足りず 3市に500戸建設 早急な戸数上積み必要 県、25年度

 福島県は平成25年度、東京電力福島第一原発事故に伴う避難者向けの県営災害公営住宅の第一弾として、会津若松、郡山、いわき3市に計500戸を建設する。主に町外コミュニティー(仮の町)構想を掲げる富岡、大熊、双葉、浪江の四町の住民の入居を想定している。県...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【仮の町】整備 国、交付金503億円計上

 国は町外コミュニティー(仮の町)の整備に向け、長期避難者生活拠点形成交付金(コミュニティー復活交付金)として503億円を平成25年度予算案に盛り込んだ。  福島県双葉郡では原発事故による長期避難が想定され、富岡、大熊、双葉、浪江の4町が仮の町構想を...[記事全文

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【仮の町】 浪江町

■避難状況  福島県浪江町は町民約2万1千人のうち、県内に約1万4500人、県外に6500人が避難している。  県内の避難先は福島市の約3700人が最多。次いで二本松市の約2600人、いわき市の約2200人、郡山市の約1600人、南相馬市の約千人とな...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【仮の町】双葉町

■避難状況  福島県双葉町は町民約6900人のうち、県内に約3700人、県外に約3200人が避難している。  県内の避難先は、いわき市の約1400人が最多。次いで郡山市の約700人、福島市の約450人、白河市の約270人となっている。県外では埼玉県の...[記事全文

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【仮の町】大熊町

■避難状況  福島県大熊町は昨年末現在、いわき、会津若松の両市を中心とした県内43市町村に8237人の町民が避難している。県外は41都道府県に3123人が分散している。  県内の避難先は、いわき市の約3500人が最も多く、会津若松市の約2800人、郡...[記事全文

カテゴリー:震災から2年

【仮の町】富岡町

■避難状況  福島県富岡町は町民約1万5500人のうち、県内に約1万1千人、県外に約4500人が避難している。  県内の避難先は、いわき市の約5500人が最多。次いで郡山市の約3100人、三春町の約450人、福島市の約440人などとなっている。県外で...[記事全文

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「仮の町」など意見割れる 役場機能移転は全員が県内 双葉町長選アンケート

 双葉町の井戸川克隆前町長の辞職に伴う町長選で、福島民報社は立候補した新人4人にアンケートを行った。東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)の在り方、町への帰還の見通し、放射性廃棄物を搬入する中間貯蔵施設建設の是非で候補者の意見が分...[記事全文