東日本大震災

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2期生、決意新たに 震災遺児の就学支援「みちのく未来基金」宮城で集い

集いを通して交流を深めた第1、第2期生と支援者

 東日本大震災で親をなくした子どもたちを支援する「みちのく未来基金」の第二期生の集いは23日、宮城県富谷町の東北自治総合研修センターで開かれた。支援を受ける生徒らが新生活への決意を新たにした。
 同基金はカゴメ、カルビー(伊藤秀二社長=福島市飯野町出身)、ロート製薬の大手企業3社が平成23年に設立した。高校卒業後、大学、専門学校などに進学する際の入学金と卒業するまでの授業料を、年間300万円を上限に助成する。二期生のエントリーは本県の八人をはじめ宮城、岩手両県合わせて133人。集いには本県の5人を含む二期生75人と一期生21人、支援者ら合わせて約180人が参加した。本県からは杉昭重県教育長、菅野幸一福島民報社専務が出席した。
 生徒一人一人が「社会貢献できる企業を立ち上げたい」「保育士になり子どもたちを笑顔にしたい」などと抱負を語った。同基金の長沼孝義代表理事が「応援している。夢に向かって羽ばたいてほしい」とエールを送った。
 支援者とのランチ交流会も開かれ、生徒らが心を込めて作った料理を味わいながら懇談した。仙台市の専門学校に進学する相馬市の女性(18)は「先生に相談し基金を知った。幼なじみと同じ学校に通えることになりうれしい」と笑顔で話した。
 同基金は昨年から一期生96人を支援している。震災発生時の子どもが社会人になるまで、設立から約25年にわたり支援を続ける予定。問い合わせは事務局 電話022(343)9996へ。

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