東日本大震災

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県環境創造センター付属施設設置先 県、準備委で示す

 東京電力福島第一原発事故からの環境回復の拠点となる「県環境創造センター」(仮称)の付属施設の整備で、県は野生生物を専門に調べる施設を県鳥獣保護センター(大玉村)の敷地内に、河川・湖沼モニタリングを担う施設を猪苗代町の猪苗代湖北岸に、いずれも新設する方針を決めた。23日、福島市で開いたセンターの設置準備検討委員会で示した。
 両施設とも鉄骨造り平屋とする。それぞれ対象生物や水などの試料の管理、分析に活用する。いずれも三春町に設置するセンター本館の付属施設に位置付ける。
 検討委では、国際原子力機関(IAEA)との共同プロジェクトの詳細も示した。
 河川・湖沼の放射性核種の動態調査は、県北地方を流れる広瀬川と猪苗代湖で底質や堆積泥の放射性物質濃度などを調べる。野生動物の放射性核種の動態調査は、イノシシ2千頭を捕獲し、体表面や筋肉組織、胃の放射性物質濃度を測定する。河川・湖沼の除染技術検討事業は河川・湖沼の放射性物質の環境動態に合わせて除染手法を検討する。
 いずれもIAEAの助言を受けながら、今年4月から平成28年3月までに実施する。
 センターは27年度中に三春町と南相馬市に設置する。

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