東日本大震災

  • Check

「復興感じない」8割超 7割近くが依然、放射線意識

 福島民報社と福島テレビが共同で行った第4回県民世論調査では、東日本大震災から2年が経過した被災地の復興が進んでいると感じているか聞いた。「感じない」が80・4%を占め、「感じる」の9・6%を大きく上回った。放射線を意識しながら日常生活を送っているかどうかについても68・5%が「意識している」と回答し、昨年4月調査時の65・5%とほぼ変わらなかった。
 被災地の復興についての回答は【グラフ(1)】の通り。男女別に見ると、「感じない」は男性が82・0%、女性が78・8%、「感じる」は男性が10・0%、女性が9・3%。「わからない」は男性が8・0%、女性が11・9%だった。
 放射線を意識しているかについての回答は【グラフ(2)】の通り。「意識している」と回答したのは男性が66・8%なのに対し、女性が70・3%だった。ただ、前回調査で男性は女性と10ポイント近くの差があったが、今回は3・5ポイント差と縮小した。
 県内では住宅や森林などの除染が進捗(しんちょく)しておらず、中間貯蔵施設整備の見通しも立っていないことなどが影響しているとみられる。
 調査結果について、福島復興再生総局は「住民の皆さんが一日も早く帰還できるよう、福島の復興再生に全力で取り組む。住民の皆さんが放射線を意識せざるを得ない状況にあることは十分認識している。除染をしっかり進めるとともに、放射線への理解を深めてもらえるよう努める」としている。

※回答の割合は小数点第2位以下を四捨五入しているため、100%にならない場合もある

東日本大震災の最新記事

>> 一覧