東日本大震災

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家族立ち会い初捜索 県警本部、浪江などの沿岸部

行方不明者の手掛かりを捜す警察官=浪江町棚塩地区

 福島県警本部は19日、本県沿岸部を中心に東日本大震災に伴う行方不明者の一斉捜索を展開した。今年度は捜索場所を行方不明者の家族の意見や要望を踏まえて実施しており、この日は初めて家族が参加した。
 祖母の行方が分かっていない20代女性からの要望を受けて浪江町棚塩地区を「重点地区」とした。他県警から県警に特別出向したウルトラ警察隊約170人も参加した。警視庁から出向し、初めて沿岸部捜索に臨んだ矢沢功警部補(38)は「今なお信じられない光景が広がっている。不明者の発見に全力を尽くす」と津波被害を受けた現場で目を凝らし、手掛かりを捜した。
 捜索に加わった20代女性の親類の男性(51)は「棚塩地区は他の地区に比べて捜索が進んでいなかった。対応に感謝したい」と話した。
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 19日の本県沿岸部の捜索には県警、双葉地方広域消防本部、福島海上保安部などから合わせて約330人が参加した。捜索の結果、骨片8片、財布1個、アルバム1冊を発見した。

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