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母の日 花で笑顔に 6日、震災後初の販売会

温室でカーネーションの手入れをする生徒

■相馬農高
 「花を通して、地域の人々に元気を届けたい」。「母の日」を前に、南相馬市原町区の相馬農高は5月6日午前9時から、同校ひばりが原農場でポットカーネーションなどの販売会を開く。東日本大震災後初めてで、生徒は農場の温室で大切に育てたカーネーションの手入れを続けている。
 同校は東京電力福島第一原発事故で緊急時避難準備区域に入り一時、相馬市のサテライト校で授業をしていた。同区域の解除を受けて平成23年11月、8カ月ぶりに原町区の自校に復帰した。農場は除染作業が進み、生徒が実習できる環境を取り戻したため、3年ぶりに販売会を開くことになった。
 当日は赤やピンクなど3種のポットカーネーション(600円)が500個並ぶほか、ベゴニアやマリーゴールドなどの苗(60円)約1万本をそろえる。トマトやキュウリなど野菜の苗もあり、生産環境科の生徒約30人が販売する。
 同科の持地勝博教諭(40)は「困難を乗り越えた生徒が一鉢一鉢、丁寧に愛情を込めて育てた。母の日の5月12日には満開の花を咲かせてくれるでしょう」と期待している。

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