東日本大震災

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小学校歌歌い絆強める 浪江町民ら東京で交流会

浪江町内の小学校の校歌などを合唱した交流会

 浪江町出身者や東京電力福島第一原発事故で避難している同町民らの交流会は28日、東京都新宿区の歌声喫茶「ともしび新宿店」で開かれ、町内の小学校の校歌などを歌いながら絆を強め合った。
 県内や都内のほか長野県、京都府など全国各地から町外出身者も含め90人が詰め掛けた。久々に再会する顔もいて、会場のあちこちで喜びの声が上がった。
 請戸、幾世橋、苅野、大堀、浪江の5つの小学校の校歌を順番に合唱した。「うみかぜかよう そらはれて」などと懐かしい歌詞とメロディーが響き、思わず目頭を押さえる参加者の姿も見られた。浪江混声合唱団のメンバーらのミニコンサートもあり、会場は拍手と笑い声に包まれていた。町商工会の原田雄一会長による講演もあり、町の現状について報告した。
 イベントは「ともしび」で歌い手として活動する町出身の吉田正勝さん(58)、歌人で同じく町出身の三原由起子さん(34)=ともに東京都内在住=が中心になって企画した。浪江小の今春の新入生が一人もいないことを知り、交流サイト「フェイスブック」や町の広報紙で呼び掛けた。

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