東日本大震災

2013年5月アーカイブ

浪江の3800世帯が申し込み 精神賠償増額の第1次分締め切り

 東京電力福島第一原発事故による精神的損害賠償の増額を原子力損害賠償紛争解決センター(ADR)に申し立てる浪江町は7日、町が代理人となるため町民から受け付けている参加申込書・委任状の第1次分を締め切った。約3800世帯が申し込んだ。申込者は町の人口の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

独居世帯に声掛け徹底 浪江町仮設自治会長会 孤独死再発防止へ会議 二本松

 東京電力福島第一原発事故で二本松市に避難している浪江町の仮設住宅の男性が4月に孤独死した問題を受け、仮設住宅の自治会長会は7日、市内の浪江町役場で再発防止に向けた会議を開いた。独居世帯への声掛けを徹底することなどを申し合わせた。  熊川勝自治会長会...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

今を生きる 絆結ぶ情報を 全国広報コンクール最高賞 散り散りの村民取材

村の仮設住宅で広報の取材をする羽田さん。住民間の絆をつなぎ留めるために広報に力を注ぐ毎日だ=7日、福島市
■飯舘村担当職員 羽田美和さん 34  東京電力福島第一原発事故の避難で散り散りになった住民間の絆をつなぎ留めたい-。平成25年全国広報コンクールで飯舘村が最高賞の内閣総理大臣賞に選ばれた7日、村の広報担当職員羽田美和さん(34)は決意を新たにした。...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

マチ泳ぐ鯉アート 福島の中心市街地 15カ国の1000匹飾る

色とりどりのこいのぼりを見る家族=福島市・パセオ通り
 東日本大震災からの復興を祈り国内や米国、中国など15カ国の学校、アーティストから寄せられた約1000匹の「鯉(こい)アートのぼり」が5日、福島市の中心市街地で始まった。6月上旬まで。  ふくしま鯉アートのぼり実行委員会の主催。明るい色に染められたこ...[記事全文

ウルトラマン復興の味方 須賀川市「光の国」と姉妹協定

子どもの見守る前で「M78星雲 光の国」と姉妹都市協定を結んだ橋本市長(左から3人目)とウルトラの父ら
 ウルトラマンの生みの親である故円谷英二監督の出身地・須賀川市は「こどもの日」の5日、ウルトラの星「M78星雲 光の国」と姉妹都市協定を結んだ。架空の「光の国」が姉妹都市を締結するのは初めて。  今年度から実施している市第7次総合計画のリーディングプ...[記事全文

こいのぼり力強く 浪江、全国から1000匹届く

全国から寄せられたこいのぼりを揚げる実行委員会のメンバー
 「こどもの日」の5日、浪江町役場敷地内で、こいのぼり約100匹が揚げられた。  浪江こいのぼりプロジェクト実行委員会が避難生活を余儀なくされている子どもの健康と、健やかな成長を願って主催した。  4月にインターネットなどを通じてこいのぼりの提供を全...[記事全文

双葉、富岡、大熊町民も出店 いわき植田で歩行者天国

買い物客でにぎわった双葉、富岡、大熊町民の出店
 いわき市植田町本町通りで5日、「こどもの日」恒例のイベント「歩行者天国」が催された。地元店舗に交じり東京電力福島第一原発事故のため市内で避難生活を送る双葉、富岡、大熊各町民が店を出し、来場者と交流を深めた。  双葉町民が避難生活を送る南台仮設住宅の...[記事全文

沿道に元気、熱気 三春春まつり時代行列

藩校の剣術学生に扮し、勇ましく練り歩く中学生ら
 三春、富岡、葛尾3町村と福島民報社などでつくる実行委員会の主催。城下町の特色を生かした行事で風評被害に打ち勝ち、三春に避難する富岡や葛尾の人々を励ます狙い。昨年に続き2度目。  行列は征夷大将軍坂上田村麻呂を中心とした「平安」、三春を治めた戦国武将...[記事全文

3年ぶりに神事 鹿島で天満神宮のお下がり

古式にのっとり衣装を身に着けて神事に臨む子どもたち
 東京電力福島第一原発事故で避難指示解除準備区域になっている南相馬市原町区下江井で5日、神事「天満神宮のお下がり」が3年ぶりに営まれた。  東日本大震災前、下江井地区と隣接する原町区小沢地区で毎年5月に行われていた。40年間ほど途絶えていたが、平成2...[記事全文

酒粕ジェラート開発 喜多方の蔵元協力 7月にも販売

商品をPRする木村さん(右)ら
■いわきの木村ミルクプラント  いわき市平の木村ミルクプラント(木村謹一郎社長)はジェラートの新商品「酒粕(さけかす)」を開発した。同社ブランドの牛乳「命の雫」と喜多方市の大和川酒造店から提供された酒粕を組み合わせた。7月にも販売を始める。新たな名物...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

放射線 放射性物質 Q&A なぜ野生動物から放射性物質が検出されるのか

 東京電力福島第一原発事故以降、現在までイノシシなどの野生動物の肉から放射性物質が検出されていると聞きます。最近では家畜の肉からは検出されることはなくなっているのに、どうしてでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大学院教授...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

今を生きる 8月「エデンの東北」で初舞台 石川出身の深谷さん原作 演技で県民笑顔に 準主役級射止める

制作発表で初舞台への抱負を語る横田さん
■ジュノン・ボーイ審査員特別賞 川内から神奈川に避難 横田龍儀さん 18  東京電力福島第一原発事故により川内村から神奈川県に避難している芸能事務所所属の横田龍儀(りゅうぎ)さん(18)は8月に東京都中央区の三越劇場でミュージカルの初舞台に挑む。石川...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

平田村消防団に金ばれん 10年間火災死者ゼロ 震災時にも迅速対応

「民報金ばれん」の受賞が決まった平田村消防団=平成24年6月3日
 県下一の消防団をたたえる福島民報社の「民報金ばれん」は今年度、平田村消防団(玉木幸一団長・団員244人)に贈られる。県と県消防協会、福島民報社が厳正な審査で選んだ。同消防団は防火診断や住宅用火災警報器の配布などに取り組み、今年3月には火災による死者...[記事全文

富岡特産の「桜染め」指導 夜の森から避難の4人が大玉村で

フォレストパークで桜染めを指導する(左から)大島、渡辺、浅倉、志賀さん
 大玉村のフォレストパークあだたらで3、4の両日、東京電力福島第一原発事故のため避難生活を送っている富岡町の女性4人が、町の特産品「桜染め」を指導している。  4人は、桜のトンネルで有名な夜の森に住んでいた大島三七子さん(51)と母の渡辺カツ子さん(...[記事全文

稲育ててこそ農業 再生願い先陣切る

作付け再開の喜びをかみしめ作業に励む大和田さん(中央)。右は妻礼子さん、左は長男慎さん=広野町
■3年ぶり広野で喜びの田植え 大和田久司さん(63)   春の日差しに輝く水田を田植機が進む。エンジンがうなる。緑の苗の列が一直線に伸びる。「田を耕し、稲を育ててこそ本当の農業だよ」。3日、東京電力福島第一原発事故後初の作付け作業を始めた広野町下北...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

今を生きる 米国「若松コロニー」で18日フェス 震災体験スピーチ 望郷の念おけいに重ね 「絆の大切さ訴える」

若松コロニーの資料を手にスピーチへの抱負を語る小池さん
■会津大短期大学部1年 小池さつきさん 18   会津大短期大学部1年の小池さつきさん(18)=会津若松市=が米国カリフォルニア州で18日に開かれる「若松コロニーフェスティバル」で東日本大震災の体験についてスピーチをする。若松コロニーは明治時代に会...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

飯舘村が東電に2億円賠償請求 24年3月末までの損害分

損害賠償の請求書を手渡す菅野村長(右)
 東京電力福島第一原発事故で全村避難している飯舘村は2日、原発事故や住民避難で職員の超過勤務手当が増大し、簡易水道使用料金が減収したなどとして、東電に事故発生の平成23年3月11日から24年3月末までの損害約2億円を請求した。  村は、職員超過勤務な...[記事全文

双葉町再編、28日の方針 政府が「月内」要望に対応

 東京電力福島第一原発事故で全域が警戒区域となっている双葉町の区域再編で、政府の原子力災害対策本部は28日午前零時に再編する方針を固めた。今月中の再編を目指していた町の要望に対応する。7日に開く本部会議で正式決定する。  町の人口の4%が住んでいた町...[記事全文

タンク4000トン分追加 第一原発の汚染水対策で

 東京電力は2日、福島第一原発敷地内に緊急用として、総容量4000トン分のタンクを増設すると発表した。7日から作業を開始し、1カ月程度で完了させる方針。  設置するのは角形のノッチタンクで、敷地内の空きスペースを活用する。容量110トン分を6基、42...[記事全文

仮の町整備構想を6月にも提案 喜多方市が県と避難市町村に

 東京電力福島第一原発事故による避難自治体の町外コミュニティー(仮の町)受け入れを目指す喜多方市は、県の災害公営住宅や商工業施設の設置を盛り込んだ仮の町整備構想を6月にも県と避難市町村に提案する。2日、市役所で開いた第1回町外コミュニティー整備庁内検...[記事全文

27駅に備蓄品4000人分 JR東日本水戸支社

 JR東日本水戸支社は2日までに、東日本大震災の経験を踏まえ、県内の7駅を含む常磐線と水郡線の27駅に計4000人分の災害用品を備蓄した。  1人分の備蓄品は1日分の固形食品と500ミリリットルの水、体温を維持する保温シートの3種類。災害発生時に利用...[記事全文

富岡町が土地利用に方向性 復興まちづくり計画

 富岡町は今年度、町内の土地利用に関する方向性などを示す町復興まちづくり計画を策定する。2日、郡山市で計画内容を考える町まちづくり検討委員会の初会合が開かれた。  町は平成24年9月に町災害復興計画(第1次)を策定した。町復興まちづくり計画は町災害復...[記事全文

コウナゴ試験操業終了 県内今季10回137トン水揚げ

コウナゴ漁の試験操業で今シーズン最後の水揚げをする漁業関係者=1日、相馬市・松川浦漁港
 相馬沖で3月から続けられてきたコウナゴ漁で、今シーズン最後の試験操業が1日、行われた。  最終日は小型船52隻が「出漁」し、相馬市の松川浦漁港に約6トンを水揚げした。放射性物質自主検査を経て流通する。  コウナゴは小型船による沿岸漁業の春の主要魚種...[記事全文

月1回以上運航検討 福島―ソウルチャーター便

 韓国のアシアナ航空は7月から、定期路線が運休している福島空港-ソウル間で、チャーター便を毎月1回以上運航する方向で検討していることが1日、分かった。訪韓した県議会日韓議員連盟の関係者に同社幹部が明らかにした。平成24年度の後半に運航した3回のチャー...[記事全文

温度異常示す誤警報 第一原発、使用済み燃料の乾式キャスク

乾式キャスク仮保管設備=4月、福島第一原発
 東京電力福島第一原発で1日、使用済み核燃料を入れた「乾式キャスク」と呼ばれる鋼鉄製容器の仮保管設備で、温度の異常などを示す警報に誤作動があった。  東電によると、1日午前9時10分、仮保管設備を遠隔操作する免震重要棟内で、温度や圧力の異常を示す警報...[記事全文

救急医療の寄付講座開設 福島市、福医大と協定締結

協定書に署名した(左から)丹治会長、菊地理事長、瀬戸市長
 福島市は1日、福島医大に救急医療の充実を目的とした寄付講座を開設し、同大で協定締結式を行った。  救急医療の専門医3人の人件費を含む平成25年度の講座運営費用として2660万円を寄付する。専門医は市内の複数の医療機関に派遣され、救急医療に当たる。研...[記事全文

福祉、観光取り組み学ぶ 県議会日韓議員連盟が韓国訪問

韓国の児童福祉施設で子どもたちと交流する県議ら
 県議会日韓議員連盟は4月27日から30日まで韓国を訪れ、児童福祉や観光の取り組みを視察した。議員有志10人が訪韓した。孤児約70人が暮らす児童福祉施設「共生園」では郡山女子短大(現郡山女子大短期大学部)に留学経験のある鄭愛羅施設長から韓国の児童福祉...[記事全文

大災害時の連携協定 福島大など東北の7国立大

福島大を含む東北地方の7つの国立大は1日までに、大規模災害発生時の連携・協力に関する協定を結んだ。同日、福島大が発表した。  福島、弘前、岩手、東北、宮城教育、秋田、山形の7大学が協定に参加した。地震・風水害が発生したり、感染症がまん延した際、被災し...[記事全文

山木屋など新規31件 県地域づくり総合支援事業第1次分

 県は1日、地域づくり総合支援事業(サポート事業)の平成25年度の第1次決定状況を発表した。新規は31件で、川俣町山木屋地区の住民らでつくる「里だよりプロジェクト実行委員会」の震災支援に感謝する活動(91万円補助)などが含まれた。  里だよりプロジェ...[記事全文

原発事故被害完全賠償を決議 県労連系のメーデー

原発事故の完全賠償などを決議したメーデー
 県労連系の第84回メーデー県中央集会は1日、福島市の街なか広場で開かれた。東京電力福島第一原発事故による被害の完全賠償を国と東電に求める決議などを採択した。  約450人が参加し、実行委員長の斎藤富春県労連議長があいさつした。「賃上げと雇用の安定」...[記事全文

ストレスかっ飛ばす 郡山の仮設でリアル野球盤

リアル野球盤に挑戦する参加者
 郡山市富田町の仮設住宅にある、おだがいさまセンターで29日、玩具の野球盤を等身大で楽しめるゲーム「リアル野球盤」の大会が開かれ、住民が日頃のストレスをかっ飛ばした。  静岡県島田市のNPOリアル野球盤協会の主催。ゲームは鈴木久雄会長が考案し、島田市...[記事全文

今を生きる 本県の草花見て 英国風庭園4日に開園

庭園を開放し本県の自然の美しさを伝える仲田社長
■石川の仲田種苗園 仲田茂司社長 56   本県の里山に育つ草花を、英国風に植栽した庭園「野の花ガーデンfukushima」が4日、石川町中野の仲田種苗園に開園する。本県の自然の豊かさを知らせ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から復興に向かう...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【いわきの物件満杯状態】 住宅不足深刻さ増す 賃貸建設追い付かず 「災害公営」まだか 

戸建て住宅の新築ラッシュが続くいわき市中央台
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から2年以上が経過し、いわき市内の住宅事情が一段と深刻さを増している。多くの避難者や復旧・復興事業に携わる作業員を迎え、市街地の賃貸物件は満杯状態が続く。転勤者が市郊外からの通勤を余儀なくされたり、県内外の避難...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面