東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

「汚染水漏えいは20リットル」 東電社長 地下貯水槽 当初推定の6000分の1

 福島第一原発2号地下貯水槽からの汚染水の漏えい量が、当初推定量の6000分の1の20リットルだったことは、東電の広瀬直己社長がJヴィレッジ(楢葉・広野町)で記者会見して明らかにした。
 東電は貯水槽周辺に新たに穴を掘り、モニタリングした結果などから漏えい量を新たに算出した。貯水槽の水位計に不具合があり、実際よりも低い水位を示したため、東電は当初120トンの汚染水が漏れたと推定したという。
 漏れた汚染水20リットルはシートから外部に漏れて貯水槽周辺の溝にたまっている可能性が高く、土壌にはほとんど浸透していないという。
 漏えい検知のために設けた穴で測定した放射性物質濃度が低下傾向にあることから、広瀬社長は「追加的な漏えいは、仮にあるとしても少量」との見方を示した。漏えい箇所は特定できておらず「今後もしっかり究明していきたい」と述べた。
 1号、3号地下貯水槽の漏えい量については、1号も、3号も少量で、いずれも土壌への浸透はごくわずかだったとしている。
 県の渡辺仁原子力安全対策課長は「漏れた事実は変わらない。検証結果をしっかり精査してほしい」とし、環境への影響調査を求めた。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧