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IAEA訓練拠点、福島に27日開所

 国際原子力機関(IAEA)の放射性物質の分析・測定に関する世界初の訓練拠点「緊急時対応能力研修センター」は27日、福島市の県自治会館に開所する。初の活動として、28日から31日までの4日間、東京電力福島第一原発周辺などでワークショップを行う。佐藤雄平知事が22日会見し明らかにした。
 オープニングセレモニーでは、IAEAのブグロバ事故・緊急センター長、外務省の丸尾真科学技術協力担当大使、内堀雅雄副知事があいさつする。
 原発事故などの緊急時への対応力を高めるワークショップには、ベトナムやオーストラリア、フランスなど18カ国から約40人が参加する。放射線モニタリングや土壌の環境サンプリングなどを行う。
 年数回開催するワークショップには、国内外の原子力関係者が参加する。現地演習などを通じて、本県の現状に理解を深めてもらう狙いもある。
 センターにはIAEAの職員1人が常駐。環境放射線量の測定装置、スクリーニング機材などを配備する。
 県とIAEAは昨年12月、センター設置などを盛り込んだ覚書を締結していた。佐藤知事は「相互協力が今まで以上に円滑になる。原子力災害からの復興を加速させたい」とセンターの開所に期待を寄せた。

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