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コメ実証栽培始まる 作付け再開目指す楢葉の水田

楢葉町で始まったコメの実証栽培で水田に苗を植える農業者

 平成27年度のコメの作付け再開を目指す楢葉町の水田で26日、コメの実証栽培が始まった。
 実証栽培は作付け再開に向けてのデータ収集が目的で、農家15戸の水田約3・4ヘクタールで取り組む。水田は既に除染を終えており、土壌には事前に放射性セシウムの吸収抑制効果がある塩化カリウムなどを散布した。町は24年度に約3ヘクタールで試験栽培を実施し、検査したコメは食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を大きく下回った。今回も流通販売を目的としていないが、モニタリングを経て試食も検討する。
 初日は町から事業を請け負った上繁岡機械利用組合の組合員ら約10人が町内大谷地区の水田などに苗を植え付けた。作業に当たった同組合の佐藤充男さん(68)は「実証栽培でコメの安全性を証明し、作付け再開に向けての足掛かりにしたい」と話した。

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