東日本大震災

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代かき省略し田植え実演 県が楢葉で実証事業

代かきを省略した水田で、苗を植え付ける関係者

 放射性物質が付着した表土を地中に閉じ込める農地除染の反転耕を活用し、代かき作業を省略した田植えの実演会が27日、楢葉町山田岡の水田で開かれた。
 県の実証事業。重機で土壌を反転した後、水田に水を張る前にレーザー光線を利用した作業機材などで表面の起伏を平たんにする。代かき作業を省くことで地中に埋まった汚染土をかき上げないようにするほか、放射性物質を含んだ濁水の発生抑止にも効果を発揮する。
 県は平成25年度、南相馬市と楢葉町に各30アールの実証田を2カ所ずつ設置。生育状況の確認や収穫後の放射性物質検査などで効果を検証する。
 実演会は県と全農県本部の共催。県や町の担当者、町内の農家ら約30人が参加し、実証田に苗を植え付ける様子を見学した。楢葉町は26日からコメの実証栽培を開始している。

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