東日本大震災

2013年6月アーカイブ

食材半分で測定可能に 県民向け食品放射性物質検査

 県は、県民向けの食品放射性物質検査で、使用する食材の量が従来の半分で検査可能なシステムを開発、7月から本格的に導入する。これまで1回の検査で食材1キロ(1リットル)が必要だったが、半分の0・5キロで済み、利用者の利便性が向上する。7月末までに県内全...[記事全文

ラトブにあす再々開店 レストラン「Kudoh(クドー)」

ラトブで再出発する(右から)順子店長、洋一さん、店員の細井さん
 東日本大震災の津波で被災した、いわき市泉町のいわきサンマリーナに店を構えていたレストラン「Kudoh(クドー)」は7月1日、市内平のJRいわき駅前のラトブ1階に再々オープンする。店長の工藤順子さん(48)と、夫でシェフの洋一さん(52)は「もう一度...[記事全文

放射線 放射性物質 Q&A 県内の放射性物質の現状は

 東京電力福島第一原発事故から2年3カ月余りが経過しました。放射性物質の半減期を考慮すると、事故で放出された放射性物質は現在、どのような種類がどの程度の割合で県内に存在しているのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

ADR申し立ての浪江町民 1万5000人超す見込み

 東京電力福島第一原発事故で、東電に精神的損害の賠償増額を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てる浪江町民は、1万5000人を超える見込みとなった。29日、二本松市で開かれた住民向け説明会の席上、町支援弁護団が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島と原発」発刊 30日から県内主要書店で販売 福島民報の長期連載 昨年度の新聞協会賞

発刊された「福島と原発」
 福島民報社は27日、東京電力福島第一原発事故後、原発と地域との関わりを検証し、地元の目線で原発の功罪を問い直した長期連載「福島と原発 誘致から大震災への50年」を早稲田大学出版部から発刊した。  連載は日本新聞協会の平成24年度新聞協会賞を受賞した...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

秋までに意見集約 中間貯蔵施設整備で環境省の2検討会

中間貯蔵施設の具体像を提示するため開催された検討会=28日、東京都内
 東京電力福島第一原発事故に伴う汚染土壌を搬入する中間貯蔵施設の整備で、環境省は28日、施設の具体像づくりに向けた本格的な議論をスタートさせた。同日、東京都内で専門家による「安全対策」「環境保全対策」の2つの検討会を相次いで開いた。両検討会は秋ごろま...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

IAEA担当者が22日から来県 除染技術など協議

 県と国際原子力機関(IAEA)の協力プロジェクトが7月、本格的に始まる。同月22日から26日までIAEAの担当者らが来県し、除染や放射線モニタリングデータの活用法などを協議する。28日の県議会企画環境委で明らかにした。  除染や放射性廃棄物管理の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本県の3人が委員に 復興庁の被災者共同体維持事業

 阪神大震災の教訓を生かし東日本大震災などで避難生活を送る被災者のコミュニティー維持を目指す復興庁の事業で、事業の方針を決めるプロジェクト委員会の委員25人が決まった。同庁が28日、発表した。  本県関係の委員は、ふくしま連携復興センターの丹波史紀...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地下水放出責任持ち判断 賠償指針見直し柔軟対応 東電の広瀬社長インタビュー

地下水バイパスの今後の対応などを語る広瀬氏
 東京電力の広瀬直己社長は28日、福島民報社のインタビューに応じ、東電福島第一原発構内で増え続ける汚染水を減らす「地下水バイパス」計画について、地下水の海洋放出の判断は国に委ねず、東電の責任で決める問題との認識を強調した。文部科学省の原子力損害賠償紛...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

未請求者情報提供へ 石崎東電副社長が方針 山林賠償9月開始

賠償未請求者の情報提供などについて語る石崎副社長
 東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)は28日、楢葉町の福島復興本社で開いた会議後に会見し、福島第一原発事故の本賠償未請求者に関する情報を、要望のある市町村に提供する方針を明らかにした。  市町村からは、賠償を請求していない住民に請求を促す...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

知事再度申し入れ 東電社長に県内全基廃炉など

広瀬東電社長(右)に要望書を手渡す佐藤知事
 佐藤雄平知事は28日、県庁を訪れた東京電力の広瀬直己社長に対し、福島第一原発の安全、着実な廃炉作業の実現や、十分な賠償、県内原発の全基廃炉をあらためて申し入れた。  佐藤知事は広瀬社長に申し入れ書を手渡し、「全基廃炉は県民の総意。(国のエネルギー...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

漁業再興の拠点に 相馬で原釜漁具倉庫完成

松川浦漁港脇に完成した原釜漁具倉庫
 相馬市が底引き船漁業者向けに整備した原釜漁具倉庫が完成し、28日、相馬市の松川浦漁港脇の現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。  スレート瓦ぶきの屋根、白い外壁の趣深い純和風の木造2階建てで4棟(延べ床面積各約470平方メートル、各12部屋)を設...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 被災越え絵筆で栄冠 県水彩展に上位入賞

大橋さんの「透明な記憶」
■原町高美術部 部長 大橋佳凜さん 副部長 井戸川文美さん  「震災を言い訳にしたくない」「後輩に絵に集中する姿を見せたかった」。原町高美術部部長の大橋佳凜さん(18)と、副部長の井戸川文美さん(18)が思いを込めて描いた作品が、会津若松市で30日ま...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

第一原発廃炉 福島評議会設置へ 県民に情報提供

 政府と東京電力などでつくる廃炉対策推進会議は27日、福島第一原発1~4号機の廃炉に向けた工程表の改定版を決定し、「福島評議会(仮称)」の設置を新たに盛り込んだ。  汚染水漏れなどトラブルが相次ぎ、懸念や不信感が根強い廃炉作業について、県民への情報提...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

廃炉へ国の責任明記 第一原発工程表改定

 政府と東京電力などでつくる廃炉対策推進会議が27日に決定した東京電力福島第一原発1~4号機の新たな廃炉工程表には、県廃炉安全監視協議会が求めていた廃炉作業への国の責任が明記された。  協議会は、18日に経済産業省資源エネルギー庁に提出した意見書で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

非破壊式検査機16台想定 県、あんぽ柿出荷へ導入

 解体せずに、あんぽ柿の放射性物質を調べる非破壊式検査機器の開発に取り組む県は、平成25年度、16台前後の導入を想定している。27日の県議会農林水産委で示した。  測定器は伊達地方のJAの集荷場などに配置し、全量を調べる。箱詰めされた状態で検査し、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

シイタケ原木9月にも供給 県、洗浄試作機開発へ

 東京電力福島第一原発事故の影響で激減した本県産シイタケ原木の確保に向け、県は平成25年度、比較的放射線量が低い会津地方で実態調査に乗り出す。農林水産委で明らかにした。  林道沿いで空間放射線量を調べるほか、シイタケ原木となるナラなどの放射性物質を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住宅除染12・4% 40市町村の実施状況

 東京電力福島第一原発事故に伴い国の財政支援で除染する「汚染状況重点調査地域」に指定された40市町村のうち、平成25年度末までの住宅除染計画は5月末現在、23万1906戸で、前月よりも4万2527戸増えた。計画に対する実施率は12・4%だった。県が2...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

23戸をロの字形に配置 飯野に建設予定の災害公営住宅

飯舘村が建設する災害公営住宅の完成予想図
 東京電力福島第一原発事故で全村避難している飯舘村は27日、福島市飯野町に建設予定の災害公営住宅団地の完成予想図を発表した。約8500平方メートルの敷地に23戸の住宅をロの字形に配置し、中央には屋内遊び場を備えた集会所を整備する。  菅野典雄村長が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難の広野町民が交流会 郡山

避難先から集い、旧交を温めた住民交流会
 日赤県支部主催の広野町住民交流会は27日、郡山市のホテル華の湯で開かれ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受け県内外に避難を続ける町民が旧交を温めた。  震災前の地域住民のつながりを維持してもらおうと昨年度から避難地域を対象に開催している。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

アワビ漁 浜の光に 1日、3年ぶり稚貝放流 静岡で成育ゼロから復活期す

放流するアワビの稚貝を手に笑顔を見せる大和田さん(右)
■県栽培漁業協会 大和田淳郎さん(53)  本県アワビ漁再開の光に-。アワビの稚貝が1日、いわき市の近海に放流される。県内では3年ぶりだ。県栽培漁業協会の職員、大和田淳郎さん(53)=福島市出身=らが、静岡県内の施設で昨年3月から稚貝を育ててきた。大...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

今を生きる 「今の福島」肌で感じて 観光庁コンテスト東北ブロック賞に

次回のツアーに向け企画を練る代表の吉田さん(左)ら「スタ☆ふく」のメンバー
■福大学生有志がツアー企画・実行 スタ☆ふくプロジェクト   福島大の学生有志による団体「スタ☆ふくプロジェクト」は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す本県の「今」を県外に発信しようと独自の旅行ツアーを企画・実行している。取り組み...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

富岡町の除染計画公表 環境省

 環境省は26日、除染特別地域の富岡町での直轄除染実施計画を公表した。平成25年度は年間積算放射線量50ミリシーベルト以下の地域で実施する。  対象区域は町全体6900ヘクタールのうち、放射線量が高い北東部を除いた約6000ヘクタール。このうち、富...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【再編あす1カ月】 双葉町復興動きだす 帰還へ足掛かり 県内移転後初議会 仮の町協議開始 除染や基盤整備 先行きは不透明

いわき市の双葉町いわき事務所で開会した6月定例町議会。役場機能移転後、初の議会となった=26日
 東京電力福島第一原発事故に伴い、双葉町の警戒区域が帰還困難、避難指示解除準備の2区域に再編されてから28日で1カ月を迎える。いわき市の町いわき事務所に役場機能を移転し、初の議会に臨んだ議員らは26日、「復興の足掛かりができた」と受け止めた。帰還困難...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

浪江、双葉で9月開始 帰還困難区域初のモデル除染

 環境省は25日、東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域内で初となるモデル除染を浪江、双葉両町で9月にも開始すると発表した。除染工程表で平成24、25年度で実施するとしていた帰還困難区域のモデル除染がようやく動きだす。除染の効果や手法、作業員の安...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本県沖から復興の風 洋上風力発電の風車公開

 経済産業省などは25日、10月に本県沖で実証研究事業を開始する浮体式洋上風力発電所の風車を千葉県市原市の工場で報道陣に公開した。風車は本県の復興を願い「ふくしま未来」と命名された。  工場内のドックで組み立てられた風車の出力は2千キロワットで、土台...[記事全文

復興交付金、本県分99億円 復興庁が第6回配分額を決定

 復興庁は25日、東日本大震災の被災自治体に対する復興交付金の第6回配分額を決定した。本県分は県と14市町村合わせて99億4000万円。津波・地震被災者向けの災害公営住宅整備や水産・漁港関連施設整備などが対象となった。本県分の累計は2103億7000...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

26日いわきで開会 双葉町議会

いわき事務所の大会議室に“議場”を設営する町職員
 双葉町の6月定例議会は26日、いわき市の町いわき事務所で開会する。同事務所への役場機能移転後、初めての議会となる。  25日は町の職員が事務所2階の大会議室に議場を設営した。議長や町議、町当局の座席を並べ、マイクをセットした。傍聴席は33席を用意し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小名浜で組み立てへ 本県沖洋上風力発電の風車

小名浜港での組み立て作業実施を明らかにする村上課長
 10月に本県沖で開始する浮体式洋上風力発電所の実証研究事業で、経済産業省などは平成26年度に増設する予定の風車の一つをいわき市の小名浜港で組み立てる。25日に千葉県市原市の工場で行われた報道陣への公開で、経産省資源エネルギー庁の村上敬亮新エネルギー...[記事全文

県内4小中学校を指定 県教委、放射線教育の推進校に

 県教委は25日までに、放射線教育の推進校として県内の小中学校を指定した。同日開かれた6月定例県議会一般質問で佐藤金正議員(自民、伊達市・伊達郡)の質問に杉昭重教育長が答えた。  東京電力福島第一原発事故後、多くの県民が放射線への不安を抱える中、児童...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

青果物の風評払拭へ 説明会で検査体制紹介 郡山

消費者庁や県、全農県本部の担当者が取り組みを紹介した説明会
 東京電力福島第一原発事故に伴う県産青果物の風評を払拭(ふっしょく)するための説明会が25日、郡山市のホテルハマツで開かれた。  県と全農県本部の主催。流通、販売業者が対象で、大阪市と札幌市に続き3回目。約100人が参加した。  消費者庁や県、全農県...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

8日から国の災害査定 富岡の町道、県道で

 東日本大震災のインフラ復旧に向けた国の災害査定で、富岡町内の被災箇所の査定が7月8日から震災後初めて行われる。今回は帰還困難区域を除く町道と県道。  査定対象は、町道が門口赤木、岩井戸、関名古滝の沢の3路線合わせて7カ所。県道が磐城・浪江、小野・富...[記事全文

ジャンボメニューで交流 いわきの防犯団体と避難者団体

いわき市民と避難者がジャンボメニューを分け合った意見交換会
 仮設住宅の防犯団体といわき市の防犯団体の合同研修会が25日、同市好間町の好間町商工会館で開かれた。  市民でつくる好間地区防犯協会、いわき中央地区防犯指導隊、好間安心・安全レディース隊と、避難者でつくる大熊町防犯みまもり連絡隊、好間町パトロール富岡...[記事全文

1日、福島で「平和の調べ」 広島・府中LCがコンサート

福島復興応援コンサートをPRする西山会長(右)と斎藤幹事
 広島県府中市の府中ライオンズクラブ主催の福島復興応援コンサート「広島から『平和の調べ』を福島へ」は7月1日午後6時半から福島市の福島テルサで開かれる。国際的マリンバ奏者の石原有希子さんら若い演奏家が美しい演奏を繰り広げる。入場無料。  福島中央ライ...[記事全文

仮設住民に農産物 岐阜の伊藤さん福島銀通じ贈る

森川社長に農産物を贈る伊藤さん(中央)
 岐阜県海津市の伊藤国男さん(73)は25日、福島銀行の株主総会に合わせて福島市の同行本店を訪れ、東京電力福島第一原発事故の避難者への支援物資として農産物を贈呈した。同行は市内の仮設住宅に配った。  海津市の有志が栽培したコメ120キロとトマト、ジャ...[記事全文

今を生きる サクラ咲く古里に 10本の苗木が全滅 再会願い再び植樹

町総合グラウンドにサクラを植えた同級生
■楢葉中 昭和63年卒の有志  楢葉町の楢葉中を昭和63年3月に卒業した有志が22日、思い出の詰まった町総合グラウンドにサクラの苗木を10本植樹した。町体協職員の坂本貴志さん(41)は「いつか、またサクラ咲く古里に集いたい」と願い仲間と汗を流した。 ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

復興「加速せず」半数超 県内市町村長アンケート

 安倍晋三内閣発足から半年になることを受け、福島民報社は24日までに県内の全59市町村長に東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の加速などについてアンケートした。安倍内閣が最優先課題に挙げる復興について、「加速していない」の回答が半数を超す...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地下水放出結論出ず 県漁協組合長会

 福島県漁連の県漁協組合長会は24日、いわき市の県水産会館で開かれた。東京電力福島第一原発構内で増え続ける汚染水を減らすための「地下水バイパス」計画について、地下水の安全性への懸念などが拭えないことから、計画受け入れについて結論は出なかった。  組合...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電に計画変更要請 県内水面漁協連合会

望月部長に対し要請文を読み上げる佐川会長(左)
 東京電力福島第一原発事故による汚染水を減らすため原子炉建屋に入る前の地下水をくみ上げ海に流す「地下水バイパス」計画について、県内水面漁協連合会は24日、東電に対し、計画変更を要請した。同日、東電は内水面漁業者に対する説明会を初めて実施した。  いわ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

転入3年ぶり上回る 6月1日の県推計人口

 福島県の6月1日現在の推計人口は194万9637人で、5月1日現在より704人減った。ただ、社会動態は県外からの転入が転出を31人上回り、3年ぶりにプラスとなった。自然動態、社会動態を合わせた人口全体の前月比の減少幅は東日本大震災前の水準になり、県...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

4日から医師、看護師 浪江町の応急仮設診療所

 東京電力福島第一原発事故で全町避難している浪江町が、避難区域再編により立ち入り可能になった町内の役場に開設した応急仮設診療所に7月4日から、国立病院機構災害医療センター(東京都)の医師と看護師が派遣される。30日からは毎週日曜日の相馬郡医師会からの...[記事全文

来年4月一部再開 休止の南相馬市立小高病院

 南相馬市は東京電力福島第一原発事故の影響で休止中の市立小高病院(小高区)の一部機能を、来年4月に再開させる。23日に開いた住民懇談会で桜井勝延市長が明らかにした。旧警戒区域にあった医療機関が元の場所で再開する方針が示されたのは初めて。  同病院には...[記事全文

将棋の名人戦招致委発足 喜多方で来年開催目指す

喜多方での名人戦開催を目指す招致委員会の設立総会
 来年の将棋の名人戦を喜多方市で開くことを目指す同市の第72期名人戦招致委員会の設立総会は24日、市役所で開かれた。伝統文化のビッグイベント開催で東京電力福島第一原発事故による風評の払拭(ふっしょく)などにつなげる。  日本将棋連盟会津王将会支部の武...[記事全文

県内初の車両型郵便局 相馬の磯部地区で16日営業開始

 日本郵便東北支社は7月16日、東日本大震災で津波の被害を受けた相馬市磯部地区に車両型郵便局を開設し、営業を開始する。同社が24日、発表した。  岩手県の二カ所で導入しており、本県では初めて。磯部郵便局が津波で流失したため、市が整備する磯部地区コミュ...[記事全文

仮設建築物使用延長を申請 県が復興庁に

 福島県は24日、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に伴う仮設建築物の使用を延長できるよう「県応急仮設建築物復興特区」を復興庁に申請した。7月上旬にも認定される見通し。  森合正典県企画調整部長が福島復興局を訪れ、亀岡偉民復興政務官(衆院本県1区...[記事全文

反核平和の火リレー出発 原発事故の早期収束訴え

平和の火を持ち県庁をスタートする走者
 東京電力福島第一原発事故の早期収束などを訴える第26回反核平和の火リレーの出発式は24日、県庁前広場で行われた。  平和友好祭県実行委員会の主催。広島市の平和公園から採火した「平和の火」を持って、福島市から県内38市町村を経ていわき市までの約400...[記事全文

来月待望の再開 四倉復興へ絶景の湯 地元連携 周遊バス運行検討

温泉の再開に向けて準備を進める木村さん
■いわき蟹洗温泉 支配人 木村秀史さん(53)  東日本大震災で津波被害を受けたいわき市四倉町の「太平洋健康センター いわき蟹洗温泉」は7月、震災から約2年4カ月ぶりに営業を再開する。支配人の木村秀史さん(53)は「多くの利用客を呼び込み、地域全体の...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

震災関連死 審査会の認定判断に差 自殺など対応分かれる

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による避難生活に伴う震災関連死(原発事故関連死)で、県内市町村が設置した9つの審査会の認定判断に差が出ていることが23日、分かった。自殺などを関連死と認めるか否かで対応が分かれている。市町村からは「公平を期すた...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

都路の避難解除を協議へ 国、住民説明会で表明 実施なら初

避難解除に向け協議の方針が示された説明会
 東京電力福島第一原発事故に伴う田村市都路町の避難指示解除準備区域について、国は23日、避難指示の解除に向けて市や住民と協議を始めたいとする意向を明らかにした。避難指示が解除されれば、初めてのケースとなる。 ■長期宿泊認める方向  避難指示解除準備...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

都路の直轄除染の低減率 宅地56%、農地33% 住民から再除染求める声

 住民説明会で環境省は、田村市都路町の直轄除染前後の空間放射線量(地表1メートルの高さ)を明らかにした。除染前に毎時1・0マイクロシーベルト以上だった宅地383地点で平均56%下がった。  除染前に毎時1・0マイクロシーベルト以上だった宅地の平均値...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわきは分散型 災害公営住宅整備で県 「仮の町」で初の関係自治体個別協議

災害公営住宅の整備方針などで意見交換した個別協議
 東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)整備で、県がいわき市に建設する災害公営住宅は複数箇所に分けて造る「分散型」となる。23日、同市で開かれた関係自治体による協議で了承された。  県は市街化区域の未利用地を中心に災害公営住宅の...[記事全文

三春で設置準備検討委 県環境創造センター

センターの組織運営体制などを協議した委員会
 東京電力福島第一原発事故からの環境回復の拠点施設となる「県環境創造センター」(仮称)の設置準備検討委員会は23日、三春町の三春交流館まほらで開かれた。  田中知会長(東京大教授)ら委員7人が出席。県側が評議委員会や運営戦略会議の設置などを盛り込ん...[記事全文

手縫い「のれん」完成 新潟県作業療法士会が指導 楢葉町民に届ける

届いた「のれん」を手にするお年寄り
 楢葉町民が避難している会津美里町の宮里仮設住宅に、新潟県作業療法士会から手作りの「のれん」が届いた。避難中のお年寄りと会員が一緒に手縫いして完成させた作品で「福島」「新潟」「ありがとう」などの文字も縫い付けてある。  東日本大震災後の平成23年1...[記事全文

避難生活支援に感謝 葛尾村老人ク連が新潟のクラブを訪問

再会を喜び、交流継続を誓った葛尾村と村上市の老人クラブ会員ら
 葛尾村老人クラブ連合会は20、21の両日、新潟県村上市を訪れ、地元の老人クラブと親交を深めた。  村上市老人クラブ連合会が昨年6月に三春町の仮設住宅を訪れ、避難生活を送る村の高齢者を激励したことへの感謝を伝えようと企画した。神谷謙作会長ら39人が...[記事全文

(35)命の重さ 弔慰金 法律家の目線 「被害は続いている」 救済策、国に求める声

災害弔慰金制度の資料などを確認する新開さん
 東京電力福島第一原発事故から2年3カ月余りを経過した。廃炉作業は汚染水漏れや機器のトラブルが相次ぎ、依然として安定していない。双葉郡を中心に長期間立ち入ることができない「帰還困難区域」が広範囲に設定された。  災害弔慰金の申し出受け付けはいつまで継...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

放射線 放射性物質 Q&A モニタリングポストと個人の線量結果なぜ違う

 モニタリングポストで測定されている空間放射線量率を単純に積算していくと、個人の被ばく線量計の測定結果よりもかなり高い線量になることがあります。なぜこのような違いが出てくるのでしょうか? 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

(34)命の価値 弔慰金 法律家の目線 「天変地異とは違う」 法の未整備にいら立ち

災害弔慰金の支給等に関する法律をとじ込んだ新開さんのファイル。原発事故に適用することに納得できない思いが募る
 福島市松木町の法律事務所。弁護士の新開文雄さん(61)は東京電力福島第一原発事故後、行政が遺族に対し、弔慰を示す災害関連死制度にぼんやりとした違和感を感じてきた。制度が地震や津波による被害を対象にしているためだ。  原発事故から2年3カ月余。不自由...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

賠償額、上積みへ 住宅建て替えや家屋土地取得

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会の能見善久会長(学習院大教授)は22日、東京電力福島第一原発事故による避難者の住宅再建に必要な費用の賠償を新たに検討する方針を示した。現状の財物賠償(家屋・土地)に、荒廃が進んだ家屋の解体や建て替え費用、移転先で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「診療所」住民帰還に合わせ再開 飯舘村が協定締結

協定書を取り交わした菅野村長(左)と辺理事長
 東京電力福島第一原発事故で全村避難した飯舘村は22日、居住制限区域の村内伊丹沢行政区にある診療所「いいたてクリニック」を住民帰還に合わせて再開する協定を、クリニックを運営していた秀公会と締結した。  村で唯一の医療機関だったクリニックは原発事故後、...[記事全文

「希望の花」立派に咲いて 南相馬で育てたサルビア 都内に植える

南相馬市の農家から贈られたサルビアの苗を植える東京農大の学生ら
 福島民報社は22日、東京都世田谷区のNPO法人「まちこらぼ」と東急電鉄の協力で、同区豪徳寺の東急電鉄世田谷線山下駅近くにある花壇に南相馬市の農家が育てたサルビアの苗を植えた。  被災地に笑顔を広げる取り組み「スマイルふくしまプロジェクト」(花王、ニ...[記事全文

仮の町共生へ一歩 民間団体手携え 浪江・二本松

JR二本松駅前周辺で調査する参加者
 東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く浪江町と、同町役場などを受け入れている二本松市の双方の民間団体が連携し、共生するまちづくりの検討を始めた。産業や福祉、交通、住居などの分野で両市町の利点となる地域振興策をまとめ、町外コミュニティー(仮の町)の...[記事全文

理事と監事、無投票当選 県漁連 野崎会長の再選濃厚に

 福島県漁連(いわき市)は任期満了に伴う役員改選で、理事(定数9)と監事(同2)の立候補を受け付け21日、それぞれ無投票当選を公告した。28日に同市の県水産会館で開く総会で承認を受け、続く理事会で正副会長を互選する。  関係者の話を総合すると、平成2...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

淡水化装置で汚染水漏れ 第一原発 放射性物質含む250リットル

 東京電力は21日、福島第一原発の原子炉冷却に使った水から塩分を取り除く淡水化装置で、放射性物質を含む汚染水約250リットルが漏れたと発表した。外部への流出はないとしている。  東電によると、21日午前3時ごろ、装置の漏えい検知器が作動。約5分後、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興の迅速化求める 県町村会、国に

根本復興相(左から6人目)に要請書を手渡す大塚会長(左から7人目)ら
 県町村会は21日、首相官邸や復興庁などで本県の復興を加速化させることなどを盛り込んだ「新生ふくしまの構築」に向けた要請活動を行った。  要請は、5月の総会で採択した「新生ふくしまの構築に向けた特別決議」をもとに行った。復興のスピードアップを図ると...[記事全文

賠償情報紛失を謝罪 石崎東電副社長、双葉町議会で

町議らに謝罪する石崎副社長(左から3人目)ら
 東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)は21日、いわき市の双葉町役場仮庁舎「いわき事務所」で開かれた双葉町議会全員協議会に出席し、損害賠償に関する個人情報が記載された書類を社員が紛失した問題について謝罪した。  議会からの要請で出席した。石...[記事全文

被災地の課題解決へ 「現地会議」で活動発表 南相馬

南相馬市の現状などに認識を深めた会議
 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)の「第6回現地会議in福島」は21日、南相馬市民文化会館で開かれ、震災や東京電力福島第一原発事故の影響と向き合う地域の復興について意見を交わした。  JCNは被災地の課題解決を目的に各地で開催している。「...[記事全文

「汚染芝」行き場なし いわきのゴルフ場

コース(中央部の平らな部分)の両側(点線内)に剥がした芝が置かれたままになっているいわきプレステージカントリー倶楽部
 東京電力福島第一原発事故で休業している、いわき市大久町のゴルフ場「いわきプレステージカントリー倶楽部」で、放射性物質が付着した芝などの廃棄物約1万600トンの行き場がなく、コースに野積みされている。全18ホールの芝を独自に剥がしたが、仮置き場設置に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

バラ栽培、癒やし提供 専門店再建 夢が生きる力に

再開した店舗でバラの手入れをする大内茂さん
■原町のローズショップ美・Moe代表 大内茂さん(54)  赤、白、ピンク、オレンジ...。色とりどりに咲き誇るバラは梅雨に入り、香りを一層豊かにしている。南相馬市原町区上渋佐の「ローズショップ 美・Moe(み・もえ)」は500種2000鉢を扱う県内...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

(33)命の重さ 弔慰金 行政の対応 認定審査で意見衝突 因果関係の見極め困難に

ある自治体が審査委員会の開催に使っている会議室。原発事故による避難と死因との因果関係の見極めは時間がたつにつれ難しくなっている
 県内のある自治体の審査委員の男性弁護士は今年6月上旬、遺族が提出した書類の内容を思い起こし、重い口を開いた。「情報が足りないんだ。判断が難しくなっている」。東京電力福島第一原発事故後、自治体から審査委員になるよう要請された。「地元に密着した法律の専...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

第一原発ALPS汚染水漏れ 別のタンクにも穴

 東京電力福島第一原発の多核種除去設備「ALPS」のタンクから汚染水が漏れた問題で20日、別のタンクで小さな穴が確認された。東電が同日発表した。  東電によると、穴はごく小さく貫通しているかは判断できないという。  ALPSでは、放射性物質を取り除く...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

新たに観測用井戸ボーリング 放射性物質検出で

 東京電力福島第一原発の井戸水から高濃度の放射性物質が検出された問題で、東電は20日、観測用の井戸のボーリングを始めた。早ければ24日に水を採取し、放射性物質の拡散状況を確認する。  東電は高濃度の放射性ストロンチウムやトリチウムが確認された井戸の周...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

古里の声援、歌う力に 活動再開後第1弾復興応援歌CD発売

「積極的にライブ活動を展開したい」と意欲を語る水原さん
■浪江町出身の歌手 水原ゆきさん  浪江町出身の歌手水原ゆきさん(36)=本名・原田幸美、東京都在住=は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後に休止していた活動を再開し、シングルCDを発売した。ショックで舞台に立つことができずにいたが、「歌をまた...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

(32)命の重さ 弔慰金 行政の対応 長期避難増える申請 認定作業は市町村任せ

災害弔慰金の申し出や相談を受け付ける南相馬市の窓口。社会福祉課の職員が対応に当たる
 南相馬市は東京電力福島第一原発事故によって、南部が警戒区域などの避難区域となった。  避難区域の再編から1年2カ月となった今年6月上旬。本来であれば相馬野馬追を控え、活気にあふれている時期だ。人影まばらな小高区は原発事故の影響を特に色濃く残す。  ...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

県連「現状認識乏しい」 森少子化相も直接抗議

大島本部長に抗議文を手渡す平出幹事長(右から2人目)
自民党の高市早苗政調会長が東京電力福島第一原発事故で死者は出ていないと発言した問題で、同党県連は19日午前、発言の撤回と謝罪を求める抗議文を党執行部に提出した。  党県連の抗議文は、「本県では原発事故の影響で過酷な避難により亡くなった方や、精神的...[記事全文

県、東電に原因究明要求 井戸水から高濃度の放射性物質で

長谷川部長に謝罪する小森常務(左)
東京電力福島第一原発の井戸水から高濃度放射性物質が検出された問題で、県は19日、東電の小森明生常務を県庁に呼び、原因究明と県民への分かりやすい情報提供などを求めた。  長谷川哲也県生活環境部長から原因究明などを求められた小森常務は「大変な心配と迷...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

甲状腺検査の意義説明 福大付属小で県と福医大

甲状腺検査について理解を深める保護者
県と福島医大が県内の小中学校などで実施する東京電力福島第一原発事故に伴う甲状腺検査の出張説明会は19日、福島市の福大付属小で開かれた。  保護者約110人が参加した。福島医大放射線健康管理学講座の緑川早苗准教授らが、県内の検査結果の概要や健康を見...[記事全文

郡山市、仲介申し立てへ 紛争解決センター、原発事故対策費など

福島県郡山市は東京電力福島第一原発事故に伴う市税減収分や原子力災害対策などで発生した経費の東電に対する損害賠償の仲介を、原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てる方針を固めた。19日、6月定例市議会の代表質問で、吉田正美原子力災害対策直轄室長が明...[記事全文

第1期、年度内に造成着手 広野町の広野駅東側開発事業

広野町が進めているJR常磐線広野駅の「東側開発整備事業」のうち第一期整備エリア(7・65ヘクタール)は平成25年度内に造成工事に着手する見通しになった。民間資本を導入してテナントビルやビジネスホテルなどを駅周辺に整備、双葉郡復興を後押しする南の玄...[記事全文

県畜産農協連21日に解散 原発事故で出荷減

県畜産農業協同組合連合会(渡辺一雄会長、事務所・福島市)は19日、福島市で21日に開く総会で連合会を解散すると発表した。東京電力福島第一原発事故に伴う子牛の出荷頭数の減少で、加盟する4組合はすでに業務をJAに移管するなどしており、同連合会は上部組...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興へ用地取得迅速化 県と県弁護士会が協定

協定書を交わす(右から)渡辺部長、小池会長、槙副会長
被災地での復興事業の用地取得を迅速に進めるため県は19日、県弁護士会と相続財産管理人の選任に関する協定を締結した。  権利者が既に亡くなり、相続人がいない土地を円滑に取得するのが目的。県弁護士会が相続財産管理人として推薦する弁護士の名簿をあらかじ...[記事全文

参院選前の幕引き図る? 高市氏、一転発言を陳謝

県選出国会議員団会議の冒頭、あいさつする岩城参院議員(中央)=19日午後0時ごろ、自民党本部
自民党の高市早苗政調会長の発言問題は19日、党県連が発言の撤回と謝罪を求める抗議文を党執行部に提出する事態に発展した。  党県連が抗議文を提出してから約1時間半後の正午前。党本部6階の会議室では、本県選出国会議員団会議を前に、党東日本大震災復興加...[記事全文

「復興ストレス」の父親支援 二本松で研修会

震災後の父親の子育て支援を学んだ研修会
東日本大震災の被災地で子育てなどに関わる父親の負担を軽減しようという「お父さん支援のための研修会」が19日、二本松市の県男女共生センターで開かれた。  日本ユニセフ協会、県、県男女共生センターなどの共催。震災で母親を亡くした父子家庭、復興ストレス...[記事全文

七宝焼体験で交流 浪江の田村さん指導

七宝焼のアクセサリー作りを楽しむ住民
福島市の笹谷東部仮設住宅で19日、七宝焼のアクセサリー作りの教室が開かれた。東京電力福島第一原発事故のため、栃木県日光市で避難生活を送る浪江町の田村とし子さん(63)の指導で、浪江町民が創作の魅力を味わった。  田村さんは、同仮設住宅に住む知人の...[記事全文

書に親しみ不安解消 安達の仮設で浪江町民

浪江町の安達運動場仮設住宅住民らが習う書道教室
 東京電力福島第一原発事故で避難した浪江町民が住む二本松市安達運動場仮設住宅にあるデイサービス施設「オンフール双葉サポートセンター」で、毎月第2土曜日に書道教室が開かれ、住民らが書に親しんでいる。  4月に郡山市の書道家鈴木賢雲さんが講師を務め、開い...[記事全文

わが町自ら守る 防犯、防火へ巡回 30日 2年3カ月ぶり活動再開

パトロール実施に向けて資料に目を通す佐々木団長
■浪江町消防団  浪江町消防団は30日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から約2年3カ月ぶりに町内での活動を再開する。4月1日に避難区域が再編され、日中の出入りが自由となった居住制限、避難指示解除準備の両区域内で防犯、防火パトロールに乗り出す。...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

(31) 命の重さ 弔慰金 行政の対応 滞った支給重い責任 不認定には独自見舞金

町総務課の機能が入る町保健センター。遺族から原発事故関連死の相談が相次ぐ
 東京電力福島第一原発事故から2年余りが過ぎた今年4月17日、川俣町はようやく遺族から災害関連死認定に伴う弔慰金の申し出の受け付けを始めた。  町保健センター内に移転している町総務課には連日、相談が寄せられる。「対応が遅くなりました」。窓口に立つ職員...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

今を生きる 原発事故に負けないで 飯舘村民をゴルフに招待 南相馬

古里に近いコースでプレーを楽しんだ飯舘村民
■鹿島カントリークラブ  南相馬市鹿島区の鹿島カントリークラブは18日、東京電力福島第一原発事故前に深い交流のあった飯舘村民を招いた慰労ゴルフ大会を開いた。同クラブをホームコースとしていた参加者も多く、慣れたコースで久しぶりの快音を響かせた。  同ク...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

廃炉、国の責任明記を 県安全監視協 工程表改定案に意見書

 政府の廃炉対策推進会議が示した東京電力福島第一原発1~4号機の廃炉工程表の改定案に対し、県と関係市町村でつくる県廃炉安全監視協議会は、廃炉作業への国の責任と原発事故が収束していないことを明記するよう求める意見書をまとめた。18日、経済産業省資源エネ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

廃炉・除染ロボット開発へ情報共有 県技術研究会が設立総会

廃炉に向けた現状と課題を学ぶ会員
 県廃炉・除染ロボット技術研究会の第1回研究会・設立総会は18日、郡山市の県ハイテクプラザで開かれた。定期的に研究会を開き、会員が廃炉・除染に特化したロボット開発に向け、情報を共有することなどを決めた。  東京電力福島第一原発事故に伴う廃炉に向け、産...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

日赤など支援室検討 浪江町民支援でいわきに

 東京電力福島第一原発事故で全町避難している浪江町と日赤看護大(東京都渋谷区)、日赤看護部は、いわき市に避難している町民のための支援室として市内に「日赤いわき市浪江支援なみえ保健室(仮称)」を設置する方向で検討に入った。18日、町と日赤の関係者が会合...[記事全文

弘前大が浪江町支援室 7月1日二本松事務所に

 青森県の弘前大は7月1日、二本松市にある浪江町二本松事務所に復興支援室を設置する。被ばくによる不安を抱える町民の安全安心のため、健康調査や相談事業に取り組む。浪江町が18日、発表した。  町が臨時職員を雇い、支援室に常駐させる。事業が軌道に乗り次第...[記事全文

ADR「考えていない」 広野町長、慎重姿勢示す

 広野町の山田基星町長は18日開会した6月定例議会一般質問で、浪江町が原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てたことについて「(双葉郡の)8町村には(再編時期や賠償などで)温度差はあるが、1つと考えている。他の町村と連...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

6割以上「経済的に困窮」 東京や埼玉への避難県民

 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故で本県から東京都や埼玉県に避難している世帯のうち、6割以上の世帯で経済的に困っていることが、支援団体のアンケートの速報値で分かった。  調査は東京災害支援ネットと震災支援ネットワーク埼玉が、県や市町村、早稲田大...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

新たな陶芸人生 西郷で 大堀相馬焼の窯を準備

避難先で人形を作る京子さん(右)を見守る和生さん
■浪江から那須に避難 松永 和生さん(64)京子さん(61)夫婦  栃木県那須町で避難生活を送る大堀相馬焼の松永窯の松永和生さん(64)と京子さん(61)夫婦は、西郷村に新たな作業場を設ける準備を進めている。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で古...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

(30) 命の重さ 弔慰金 行政の対応 「県の通知」見落とす 2年放置に厳しい視線

町役場機能が入る町保健センターで業務に当たる高橋さん
 川俣町は東日本大震災で庁舎が壊れ、町保健センターなどに役場機能を移している。  6月上旬、蒸し暑いセンターの1室。町総務課長の高橋清美さん(58)は書類に目を落とした。町が5日に委嘱したばかりの町災害弔慰金支給審査委員会の委員名簿だ。「やっと動き出...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

双葉町役場「いわき事務所」開所

双葉町役場いわき事務所の開所式であいさつする伊沢町長
 東京電力福島第一原発事故で全住民が避難している双葉町は17日、役場機能を埼玉県加須市からいわき市東田町に移し、新しく建設した仮庁舎「いわき事務所」で開所式を行った。双葉町の役場移転は4回目で、原発事故から2年3カ月を経て県内に戻った。  開所式で伊...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

環境省、2検討会で議論 中間貯蔵施設の整備

 東京電力福島第一原発事故に伴う汚染土壌を搬入する中間貯蔵施設の整備に向け、環境省は「安全対策」「環境保全対策」の2つの検討会を設置し、28日から議論を始める。17日、発表した。安全対策検討会は施設の基本構造の耐久性などを確認、環境保全対策検討会は周...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

27年度末供用目指す 原町、楢葉のオフサイトセンター

 県が原子力災害時の対応拠点として南相馬市原町区と楢葉町に整備するオフサイトセンターは、ともに平成27年度末の供用開始を目指す。17日、いわき市で開かれた楢葉町議会全員協議会で県が明らかにした。  オフサイトセンターの建設予定地は【地図】の通りで、南...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「便利」でも「複雑」 帰還困難区域 特別通過交通始まる

検問所で通行証を提示する利用者=17日午後3時40分ごろ、富岡町の富岡消防署北交差点
 東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域の一般車両の特別通過交通が17日、始まった。初日から通勤・通院のため、同区域内の6号国道などを住民が移動した。  楢葉町から、いわき市の仮設住宅に避難している主婦渡辺京子さん(55)は、南相馬市で暮らす両親...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

(29) 命の重さ 弔慰金 苦悩する遺族 不手際にも謝罪なし 町の対応に不信感募る

借り上げ住宅の窓から外の風景を見詰める渡辺さん。山木屋に帰れず、苦しい避難生活が続く
 川俣町山木屋から福島市に避難している無職渡辺彦巳(ひこみ)さん(60)は今年4月中旬、母親の看病を続けていた。9カ月ほど前、町内の介護福祉施設から同市の高齢者マンションに転居した母マチさん=当時(86)=は体調を崩し、市内の病院に入院した。  4月...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死