東日本大震災
2013年6月アーカイブ
古里絆より強く 顔合わせ活動充実へ 双葉町役場いわき開所 「つながりなくさない」
国機関など連携支援 福島医大の創薬研究事業 成長戦略に政府盛り込む

東京電力福島第一原発事故を受け、福島医大が取り組む創薬(新薬開発)研究事業は、政府が創薬研究の拠点として平成26年度に設ける「創薬支援ネットワーク」と連携して進められる。政府が16日までに決定した成長戦略「日本再興戦略」に盛り込まれた。ネットワーク...[記事全文]
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荷物搬入、17日に開所 双葉町役場いわき事務所
1系統のタンクに水滴 第一原発ALPS
子ども絵画復興の力に 県内各地から8000点の応募

本県の子どもの絵を、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の活力にする、会津喜多方青年会議所(JC)主催の「『ぼくの夢、わたしの夢は、ふくしまの夢』こども絵画コンクール」に、県内各地から約8000点の作品が寄せられた。16日、喜多方市の小...[記事全文]
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(28) 命の重さ 弔慰金 苦悩する遺族 認定、市町村に差 「同じ避難区域なのに」
震災の記憶 後世に 体験まとめ防災に活用 碑を建立記録誌保管 20年後開封

東日本大震災の大津波で多くの犠牲者が出たいわき市南部の沿岸地域で、被災した住民の生の声や映像を記録し、後世に伝える事業が始まる。NPO法人勿来まちづくりサポートセンターが中心となって住民から直接体験を聞き取り、記録誌やDVDに編集。住民や地域の学校...[記事全文]
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今月末で除染完了 田村都路 国直轄の11市町村で初 23日に説明会
古民家「智恵子邸」完成 天栄村が湯本温泉に整備 地域活性化の拠点に

天栄村が岩瀬湯本温泉に整備を進めていた古民家「智恵子邸」が完成し、15日、現地でオープンセレモニーが行われた。 「智恵子邸」の住所は同村湯本字居平6。空き家になっていたが、所有者の星光雄さん(須賀川市)が「お世話になった古里の役に立つなら」と平成...[記事全文]
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鹿島に「奇跡の一本松」 津波に流されず生き残る 地元関係者保存策探り視察

南相馬市鹿島区の南右田地区に東日本大震災前まであった松並木のうち、津波で流されずに生き残った1本を地域の希望のシンボルとして残せないか-と、鹿島区地域協議会の関係者が15日、現地を視察した。現地には市が地盤をかさ上げして海岸防災林として整備する計画...[記事全文]
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【県外移転双葉町役場あすいわきへ】 身近に職員「心強い」 学校再開、絆の維持課題

東京電力福島第一原発事故に伴い、埼玉県加須(かぞ)市に役場機能を構えた双葉町は17日、いわき市に新設した仮庁舎で業務を開始する。県外移転から2年3カ月を経て、復興に向けた大きな一歩を踏み出す。町民の利便性向上や町外コミュニティー(仮の町)形成の推進...[記事全文]
(カテゴリー:3.11大震災・断面)
今を生きる 被災者和ます替え歌 南相馬の仮設を慰問
放射線 放射性物質 Q&A 川内村民支援の長崎大の活動とは
東京電力福島第一原発事故で一時、全村避難をした川内村民支援のため、長崎大が原爆の被爆医療やチェルノブイリ原発事故後の医療支援などの蓄積を生かして活動していると聞きました。具体的に教えてください。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教...[記事全文]
(カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A)
(27) 命の重さ 弔慰金 苦悩する遺族 避難「間違っていたか」 自責の念日に日に強く
仮設建築、使用延長へ 県、月内に特区申請
県は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に伴う仮設の校舎や店舗(応急仮設建築物)について、建築基準法で定める存続期間(最長2年3カ月)を超えて使用を可能にするため、今月下旬に「県応急仮設建築物復興特区」を復興庁に申請する。7月上旬に認定を受ける見...[記事全文]
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避難区域で事業税免除 県、条例案提出へ
県は、東京電力福島第一原発事故による避難解除、避難指示解除準備、居住制限の各区域の事業者の事業税と不動産取得税などを免除する。福島復興再生特措法の改正に伴う措置。18日に開会する6月定例県議会に課税免除に関する条例制定案を提出する。 東日本大震...[記事全文]
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スケジュール発表 避難10市町村の住民意向調査

昨年度より二つ多い10市町村で住民意向調査を実施する復興庁は14日、今年度の調査スケジュールを発表した。7月から順次実施し、調査結果を町外コミュニティー(仮の町)整備や帰還に向けた施策に役立てる。 発表された調査スケジュールは【表】の通り。富岡...[記事全文]
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震災不明者を捜索 真野川漁港で県警、福島海保
「活気戻る日きっと来る」 特定避難勧奨地点解除から半年
(26) 命の重さ 弔慰金 苦悩する遺族 申し出まで2年も 避難「対象外」とされ
【仮の町整備】 集合住宅市町村単位で 高齢者ら入居優先 枠組み、選定基準が課題
東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)の中核となる災害公営住宅整備で、県は集合住宅への入居は棟や階ごとなどに市町村単位のまとまりを基本とし、親族同士や仮設住宅のコミュニティーなど一定のグループによる入居に配慮する方針を決めた。高...[記事全文]
(カテゴリー:3.11大震災・断面)
市内の焼却施設で焼却開始 小高と原町の生活ごみ問題 環境省
野菜と果実基準値以下 放射性物質検査
県漁連 結論持ち越しへ 第一原発地下水バイパス計画

県漁連の理事会は13日、いわき市の県水産会館で開かれ、東京電力と国の担当者が東電福島第一原発構内で増え続ける汚染水を減らすための「地下水バイパス」計画について説明した。野崎哲会長は終了後、24日に開く県漁協組合長会で、計画受け入れについて結論を出さ...[記事全文]
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楢葉町受け入れ検討 いわきの廃棄物
東京電力福島第一原発事故に伴い環境省が計画する中間貯蔵施設の代替施設として楢葉町が提案している保管庫(仮称)について、松本幸英町長は13日、6月定例議会一般質問で、いわき市の廃棄物受け入れを検討する方針を示した。 松本町長は「東日本大震災後、約8...[記事全文]
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28年9月末完成目標 須賀川の藤沼湖 県、住民説明会で示す

県は東日本大震災で決壊した須賀川市の農業用ダム「藤沼湖」の復旧工事について、平成28年度9月末の完成を目指す。13日、市長沼保健センターで開いた住民説明会で明らかにした。 県は昨年7月、ダム専門家らによる県藤沼ダム復旧委員会を発足させた。これまで...[記事全文]
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震災後初、外航船が入港 小名浜港5号埠頭

復旧工事を終えた、いわき市の小名浜港5号埠頭(ふとう)に13日、工業塩を積んだ外航船が東日本大震災後、初めて入港した。 入港したのはキプロス船籍の貨物船「NICOLAOS A」で、市内の工場を中心に使用する工業塩約1万トンを積載している。 震災...[記事全文]
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県境越え友情育む 新潟と大熊の児童が交流 避難先の若松で

東京電力福島第一原発事故で会津若松市の旧河東三小に移転した大熊町の大野小、熊町小に13日、新潟県十日町市の川治小の6年生63人が修学旅行で来訪し、県境を越えた友情を育んだ。 川治小は毎年、旅行先に会津若松市を選んでいたが、東日本大震災が起きた一昨...[記事全文]
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第二原発1号機を調査 県廃炉安全監視協議会

県や市町村関係者、学識経験者でつくる県廃炉安全監視協議会(会長・長谷川哲也県生活環境部長)は13日、冷温停止の維持に必要な復旧工事が完了した東京電力福島第二原発1号機を調査した。 設楽親所長から復旧状況の説明を受けた後、原子炉建屋の非常用ディーゼ...[記事全文]
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放射性物質濃度10分の1 東電、地下水測定値を修正
東京電力は12日、福島第一原発敷地内の井戸からくみ上げて海への放出を目指している地下水の放射性物質濃度を測定したところ、これまで公表していた数値より10分の1程度低く、1リットル当たり最大0・055ベクレルだったと修正した。 東電は海洋放出をめぐ...[記事全文]
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移転先は4カ所 楢葉の防災集団移転促進事業で52戸、115人希望
東日本大震災の津波で被災した福島県楢葉町の沿岸部を対象とした防災集団移転促進事業で、町は移転先を4カ所に絞り込み、住宅団地ごとの希望者数などをまとめた。12日の6月定例議会で示した。町は早ければ来春にも分譲や賃貸を開始する方向で今後、用地買収を進め...[記事全文]
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共同墓地の環境整備へ 大熊の帰還困難区域
福島県大熊町は東日本大震災で壊れたままになっている帰還困難区域の共同墓地で、除染や墓参が安全に行えるよう墓石を移動するなど環境整備に取り組む。12日に開会した6月定例議会に関連費用約1億2200円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出した。 町によ...[記事全文]
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「おおくま町会津会」発足 借り上げ住宅の町民交流

東京電力福島第一原発事故に伴い、福島県会津若松市の借り上げ住宅で生活する大熊町民でつくる「おおくま町会津会」が発足した。設立総会が12日、市内の「おおくまサロンゆっくりすっぺ」で開かれた。 借り上げ住宅に暮らす町民の交流の場を設けようと、発起人の...[記事全文]
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母子ストレス低減 原発事故で福大研究チーム調査
東京電力福島第一原発事故を受け、福島大共生システム理工学類の筒井雄二教授(実験心理学)らの研究チームが実施した県内の母親と子どもの心理的ストレス調査で、母親の放射線に対する不安とストレス、子どものストレスのいずれも前年の調査と比べて低減していること...[記事全文]
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父と守る伝統の技 避難生活...苦難越え 繊細な造形に高い評価 県展で県美術大賞
今を生きる 小高商店街に活気戻そう 手形や名前、メッセージ... ベンチに絵付け、設置へ
災害公営住宅3700戸整備へ いわき1800戸、南相馬410戸
東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)をめぐり、県などが仮の町の拠点として県内10市町村に整備する災害公営住宅の全体計画案が11日、判明した。全体戸数は県営、市町村営合わせて3700戸で、避難元市町村を最も多く受け入れる、いわき...[記事全文]
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廃炉へ課題多く 第一原発公開 汚染水、保管以外に対策なし

東日本大震災から2年3カ月となった11日、東京電力は廃炉作業が続く福島第一原発を報道陣に公開した。現場では、汚染水を保管する地上タンクの設置が進むが、増え続ける汚染水を一次保管する以外に対応策はなく、廃炉に向けた課題の多さがあらためて浮き彫りになっ...[記事全文]
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国、県の監視協で説明 第一原発廃炉工程表改定案

東京電力福島第一原発1~4号機の廃炉作業で、経済産業省資源エネルギー庁は11日、溶けた燃料の取り出しが最大1年半前倒しになると公表した工程表の改定案について県廃炉安全監視協議会で説明した。 福島市のふくしま中町会館で開かれた協議会では、同庁の舟...[記事全文]
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「28年3月までに解除」 川俣・山木屋の避難指示
川俣町の古川道郎町長は11日、東京電力福島第一原発事故で計画的避難区域に設定された町内山木屋地区について、平成28年3月までに避難指示を解除させ、住民の帰還を目指す目標を明らかにした。町中央公民館で開かれた6月定例議会の一般質問で高橋道弘議員の質問...[記事全文]
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1637世帯が入居希望 いわき市災害公営住宅 整備予定1515戸上回る
いわき市は11日、災害公営住宅の入居に関する市民への意向調査結果を公表した。入居希望は1637世帯(戸)で、整備予定の16カ所計1515戸に対して希望数が122戸上回った。 調査は東日本大震災の津波や地震で自宅を失った市民6367世帯を対象に3...[記事全文]
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国道にバリケード 大熊・設置作業公開 一般車両の通過開始控え

帰還困難区域の6号国道などで17日に一般車両の特別通過交通が始まるのを前に、大熊町内でルート外への進入を防ぐバリケードの設置が進められている。16日までに町内の312カ所に取り付ける予定。11日、同町小入野の6号国道交差点で開閉式バリケードを設置す...[記事全文]
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3階建てのL字型 被災、建て替えの相馬市役所
東日本大震災による損壊被害のため建て替える相馬市役所の基本設計の素案が11日、まとまった。 新しい庁舎は切り妻屋根型の和風の3階建てで、南西側に2階建ての議会棟を備えたL字型の構造とする。免震構造の鉄骨造りなどを想定。延べ床面積は約9270平方...[記事全文]
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いわきに集合住宅確保へ 双葉町、避難所閉鎖見据え

双葉町は埼玉県加須市の旧騎西高避難所閉鎖に向け、いわき市内に町民向けの集合住宅を新たに確保する。伊沢史朗町長が11日、埼玉県加須市の旧騎西高で開かれた町民との意見交換会終了後に明らかにした。 町がいわき市内に確保するのは既存の集合住宅。旧騎西高...[記事全文]
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楢葉で2骨片発見

県警本部は東日本大震災から2年3カ月の11日、県内沿岸部などで行方不明者を一斉捜索した。楢葉町波倉で骨片2片、浪江町請戸でクレヨン1本を発見した。発見した骨片は、県警本部科学捜査研究所などで調べる。 県警、県内各署、県水産課、双葉地方広域市町村...[記事全文]
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フラガール モアナさんと交流 古里の双葉・細谷

東京電力福島第一原発事故の影響で県内外に避難する双葉町細谷行政区(大橋庸一区長)の住民は8、9の両日、いわき市のスパリゾートハワイアンズで交流会を開いた。 25世帯の約50人が集まった。スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」の...[記事全文]
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第2次分2000人追加 原発事故の精神賠償増額 1万人申し立ての浪江町
東京電力福島第一原発事故による精神的損害賠償の増額などを求め、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てた浪江町は、町民から受け付けている参加申込書・委任状の第2次分を11日までに締め切った。約2000人が提出した。5...[記事全文]
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今を生きる ヒマワリに帰郷祈る 十数万本、手入れ 村の方を向き咲き始める 梁川の休耕地
県内10カ所の放射線量測定値の推移
「ままカフェ」集まれ 8月にかけ福島、郡山に開設 県外避難から戻った母親ら対象
米作付け 前年比272ヘクタール増 二本松市議会一般質問 土壌改良策が浸透
市内全域の平均値半減 郡山市が空間線量マップ公表
おしどり夫婦の父母 厳格な祖父、おおらかな祖母
明るく近所付き合い 作った野菜知人に分ける
気配り忘れぬ妻 家族思いの長女
東電へ1億2500万円賠償提訴 双葉病院患者ら4人の遺族
核燃料取り出し前倒し 第一原発廃炉工程表改定案

政府と東京電力などでつくる廃炉対策推進会議は10日、福島第一原発の廃炉に向けた工程表について改定案を公表した。1~3号機の溶けた核燃料の取り出しを従来計画の平成33年末から最大1年半前倒しし、1、2号機では最速で7年後の32年度前半に開始する。作業...[記事全文]
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10市町村に仮の町整備で合意 個別部会で月内に協議入り

東京電力福島第一原発事故に伴う長期避難者のための町外コミュニティー(仮の町)に関する第2回協議会が9日、郡山市で開かれ、政府と県、関係市町村は、いわき市など10市町村に仮の町を整備することで合意した。10市町村ごとに個別協議の枠組み(個別部会)を設...[記事全文]
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双葉町と環境省が協議再開 中間貯蔵現地調査で半年ぶり

東京電力福島第一原発事故に伴う汚染土壌などを搬入する中間貯蔵施設の整備をめぐり、双葉町は10日、現地調査に関する環境省との協議を約半年ぶりに再開させた。井上信治副大臣が埼玉県加須市の旧騎西高で伊沢史朗町長と会談し、「(施設の)現地調査を速やかに実施...[記事全文]
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「特別の努力」対象外の賠償 東電が受け付け開始
東京電力は10日、福島第一原発事故に伴う就労不能損害賠償で、賠償から被災者の就労収入を差し引かない「特別の努力」の対象外としていた平成23年3月から1年分の賠償受け付けを開始した。 東電は原子力災害賠償審査会が平成24年3月に示した指針に基づき、...[記事全文]
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27年度までに3000~4000戸 災害公営住宅で知事表明

郡山市で9日に開かれた東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)に関する第2回協議会終了後、佐藤雄平知事は、仮の町の中心となる災害公営住宅について、平成27年度までに県営、市町村営合わせて計3000~4000戸を県内に整備する方針を...[記事全文]
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災害公営住宅は中高層の集合型 二本松市構想
二本松市は、東京電力福島第一原発事故で全町避難している浪江町から協力要請があった450戸の県営の災害公営住宅建設について、4、5階建ての中高層の集合住宅とし、間取りは2LDKか3LDKを想定している。10日、市役所で開かれた6月定例議会一般質問で構...[記事全文]
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双葉町いわき事務所完成 17日から業務スタート

東京電力福島第一原発事故で全町避難している双葉町が、いわき市に建設していた町いわき事務所が10日までに完成した。町は17日に新事務所で業務を開始する。 新事務所の住所はいわき市東田町二丁目19の4。中量鉄骨造りプレハブ2階建てで、延べ床面積は約1...[記事全文]
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水稲の試験栽培始まる 帰還困難区域で初 飯舘の長泥行政区

飯舘村と県は10日、東京電力福島第一原発事故による帰還困難区域の村内長泥行政区で、水稲の試験栽培を開始した。帰還困難区域では初めての取り組み。コメからどの程度の放射性セシウムが検出されるか確認し、営農再開に向けてデータを収集する。「農業復活の一助に...[記事全文]
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「いわなの郷」再開 川内で釣りや食事楽しむ

東京電力福島第一原発事故の影響で休業していた川内村の観光施設「いわなの郷」が9日、約2年3カ月ぶりに再オープンした。 セレモニーで、施設を運営するあぶくま川内の井出茂社長が「村復興の目玉になる施設。住民の憩いの場にしていきたい」とあいさつした。遠...[記事全文]
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計画の遅れ目立つ 24年度本格開始は4市町村 避難区域
復興クローズアップ 旧警戒区域の田植え 秋の出荷へ気持ち新た
除染 依然進まず 仮置き場確保 難航 汚染状況重点調査地域 計画書作成に時間 避難区域以外
除染 依然進まず 住宅は計画の21.5% 公共施設76.9%、道路22.5% 3月末現在実施率
「3.11」から2年3カ月 今月のテーマ「除染と中間貯蔵施設」
ドキュメント(2013年5月11日〜6月10日)
住宅除染に基準設定 県、適切な実施か判断 減少率 屋根34% 表土50% 壁・塀43%
識者の目 復興へ模索続く 減容化技術の確立重要 県除染アドバイザー 井上正さん
除去土壌 現場保管 9割以上
27年搬入 微妙な情勢 安全性への不安 払拭されず
中間貯蔵施設 3町9カ所に候補地 ボーリング調査 大熊のみ
東日本国際大が新学科申請 地域振興マネジメント研究科 復興の人材育成
スポーツセンター整備 被災県支援 カタールの基金採択 白河市
募集は6人程度 応募殺到87人 双葉広域組合の消防職員試験
宅地引き渡しを開始 防災集団移転、いわきで初
食品と放射性物質 全国の小中高で授業 消費者庁など検討
東京電力福島第一原発事故を受け、消費者庁と文部科学省は全国の小中学校と高校を対象に、食品と放射性物質に関する授業を導入する方向で検討に入った。食品中の放射性物質のリスクを正しく伝え、本県農産物の風評払拭(ふっしょく)につなげる。消費者教育の一環とし...[記事全文]
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復興願い自転車走る 猪苗代湖周回など各地で

東日本大震災の被災地を自転車で巡る「CYCLE AID JAPAN2013」は8日、白河-会津若松間(90キロ)や猪苗代湖周回(45キロ)で開かれた。 組織委員会の主催、自転車協会の主管、県サイクリング協会などの協力。復興支援を目的に、1、2、8...[記事全文]
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放射線 放射性物質 Q&A 被ばくでがん患者 増加しないのか
東京電力福島第一原発事故で放出された放射性ヨウ素による被ばくでは、がん患者の増加は考えられないと、原発事故の健康影響を調べている国連科学委員会が報告したという報道がありました。本当でしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大...[記事全文]
(カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A)
【葛尾の高齢者ら5人死亡事故から1年】 原発事故なければ 悲しみ癒えず、続く避難

東京電力福島第一原発事故により、葛尾村から三春町に避難していた高齢の女性ら5人が犠牲となった二本松市針道の交通事故から、9日で1年となった。双葉郡の復旧工事などに伴い、交通量が増大した国道で起きた悲劇。「原発事故さえなければ命を落とさずに済んだかも...[記事全文]
(カテゴリー:3.11大震災・断面)
楢葉に復興IC 政府方針、費用負担など課題
常磐自動車道の復興インターチェンジ(IC)の整備の在り方を検討している政府は、楢葉町への整備を最優先に事業着手する方針を固めた。町に調査・基本設計費を交付する。町と政府、県、東日本高速道路など関係機関で費用負担の割合や設置方式などを協議する。同町が...[記事全文]
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安全性に懸念の声 第一原発地下水バイパス計画 相馬双葉漁協組合員らに説明

東京電力福島第一原発敷地内の「地下水バイパス」計画に関する東電、資源エネルギー庁の説明会は7日、漁業関係者を対象に相馬市で開かれ、出席者からは安全性や風評被害を懸念し反発する声が相次いだ。 東電、同庁が原子炉建屋に流入し汚染される前の地下水を山側...[記事全文]
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線量、タクシーが監視 最新地図ネット公開 365日路地裏も

タクシーに放射線測定装置を積載して東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質の空間放射線量を測り、最新の線量地図を作るプロジェクトが郡山市で始まった。「多くの人に目に見える形で現状を知ってもらいたい」と大玉村の三和製作所がシステムを開発し、市内の...[記事全文]
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第二原発1号機を公開 本設設備復旧完了

東京電力は7日、冷温停止の維持に必要な復旧工事が完了した福島第二原発の1号機を報道機関に公開した。 津波で浸水した1号機原子炉建屋の非常用ディーゼル発電設備の一部や海水熱交換器建屋などが5月30日までに完了した。担当者は復旧完了について「それぞれ...[記事全文]
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東電に迅速な賠償要求 第一原発30キロ圏内 浜通り8土地改良区

東京電力福島第一原発から30キロ圏内にある浜通りの8つの土地改良区は7日、東電に迅速な損害賠償の支払いを求める要求書を提出した。 県土地改良事業団体連合会によると8つの改良区はこれまでに平成23年3月から24年12月までの財物賠償などとして4回に...[記事全文]
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小名浜のカツオ「安全、美味」 イオンいわき店や県漁連など連携

小名浜港で水揚げされたカツオをPRするイベントが7日、いわき市のイオンいわき店で開かれ、買い物客においしさと安全性をアピールした。 東京電力福島第一原発事故に伴う風評の払拭(ふっしょく)などが目的で、大手スーパーのイオンと県漁連などが連携して開い...[記事全文]
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食品、基準超1109点 昨年度の県の放射性物質検査

県が平成24年度に実施した食品の放射性物質検査で、放射性セシウムが国の基準値を超えたのは1109点で、主に水産物と山菜・キノコだった。7日に県庁で開いた「ふくしま食の安全・安心推進会議」で示した。 玄米は1030万4千616点を調べ71点(0・0...[記事全文]
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「埼玉に残りたい」4割 加須で暮らす双葉町民
東京電力福島第一原発事故を受けて埼玉県加須市の旧騎西高に設置されている双葉町の旧騎西高避難所の住民の四割が、避難所閉鎖後も埼玉県内に居住したいと考えている。 東日本大震災と原発事故後、唯一残っている一次避難所である旧騎西高避難所の閉鎖に向け、町が...[記事全文]
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9日に「仮の町」検討協
東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)の在り方を関係市町村と政府、県が話し合う「第2回長期避難者等の生活拠点の検討のための協議会」が9日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれる。受け入れ市町村側はいわき市など前回の5市に加え、...[記事全文]
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原発作業員に激励の絵手紙 保原高美術部

伊達市の保原高美術部は5月29日、東京電力福島第一原発で働く作業員を激励する絵手紙を福島市の東電福島地域支援室に届けた。 同校の「がれきに花を咲かせようプロジェクト」の一環。部員35人が花や人物などを題材に、72枚の絵手紙を作製した。「わたしたち...[記事全文]
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来月に絵画展 双葉から避難の宮本さん

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で双葉町から福島市に避難している画家の宮本豊蔵さん(60)の個展「回生 宮本豊蔵展」は7月13日から21日まで福島市の県文化センターで開かれる。震災後、県内では初の展覧会で「展覧会を通して負けない気持ちを感じて...[記事全文]
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外で水遊び楽しんで 南相馬の「みんな共和国」 公園に池設置へ

南相馬市の子どもたちが安心して屋外で水遊びできる場所をつくろうと、同市の市民団体「みんな共和国」は同市原町区の高見公園に「じゃぶじゃぶ池」の設置を目指して寄付を募っている。 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響を受けて、市内では依然として...[記事全文]
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フェンシング魅力紹介 郡山で五輪銀の太田選手

ロンドン五輪のフェンシング男子フルーレ団体で銀メダルに輝いた太田雄貴選手(27)=森永製菓=は7日、郡山市名倉の双葉第二幼稚園を訪れ、園児と触れ合いながら競技の魅力を伝えた。 昨年12月に競技普及を目的としたプロジェクトを立ち上げ、全国各地で訪問...[記事全文]
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【大熊町再編から半年】 帰還検討 まだ困難 中間貯蔵 形見えず 除染作業長期化も 町民、期待と諦め交錯

東京電力福島第一原発事故で警戒区域になり、全町避難した大熊町が「帰還困難」「居住制限」「避難指示解除準備」の3区域に再編され、10日で半年を迎える。汚染廃棄物を一時保管する中間貯蔵施設の具体像が明らかにされず、帰還に向けた道筋を検討しづらい状況だ。...[記事全文]
(カテゴリー:3.11大震災・断面)
汚染水移送を再開 第一原発の地上タンク漏れ
東京電力福島第一原発で地下貯水槽からの汚染水移送先となっている地上タンクで水が漏れた問題で、東電は6日、停止していた地上タンクへの汚染水移送を再開した。移送先は漏えいが判明したのとは別のタンクで、午後に移送を再開し、2時間ほど作業した。東電が引き続...[記事全文]
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空き仮設に植物工場 住民、収穫の喜び体感

仮設住宅の避難者に農作業の喜びを思い出してもらおうと、建築事業を展開するNTTファシリティーズ(本社・東京)は伊達市の伊達東仮設住宅の空き住宅にユニット型の小型植物工場を設置した。6日、同仮設住宅に避難している飯舘村民がリーフレタスを収穫した。 ...[記事全文]
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