東日本大震災

2013年6月アーカイブ

古里絆より強く 顔合わせ活動充実へ 双葉町役場いわき開所 「つながりなくさない」

いわき事業所の開所式で出席者と談笑する岡田さん(右)。いわき・まごころ双葉会の活動の充実を目指す
■いわき・まごころ双葉会 会長岡田常雄さん(81)  双葉町からいわき市常磐関船町に避難している住民の自治会組織「いわき・まごころ双葉会」会長の岡田常雄さん(81)は17日、市内に開所した町役場仮庁舎「いわき事務所」を万感の思いで見詰めた。東京電力福...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

国機関など連携支援 福島医大の創薬研究事業 成長戦略に政府盛り込む

 東京電力福島第一原発事故を受け、福島医大が取り組む創薬(新薬開発)研究事業は、政府が創薬研究の拠点として平成26年度に設ける「創薬支援ネットワーク」と連携して進められる。政府が16日までに決定した成長戦略「日本再興戦略」に盛り込まれた。ネットワーク...[記事全文

荷物搬入、17日に開所 双葉町役場いわき事務所

双葉町いわき事務所の開所式を前に、町旗を丁寧に拭く町職員
 東京電力福島第一原発事故で全町避難している双葉町は、埼玉県加須市の旧騎西高の役場機能を、いわき市東田町に新設した町いわき事務所に移転するため、16日、事務所が入る仮庁舎に荷物を搬入した。  午前中、書類や事務用品などが入った段ボール約1,360箱を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

1系統のタンクに水滴 第一原発ALPS

 東京電力福島第一原発の多核種除去設備(ALPS)で15日午後11時ごろ、試験運転中の2系統のうち、1系統のタンク(容量約26トン)を点検中の社員が、タンクの受け皿に水滴の跡を確認した。東電はタンク内の放射性物質を含む汚染水の漏えいの可能性があるとし...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

子ども絵画復興の力に 県内各地から8000点の応募

2次審査に進む作品を厳選する審査員
 本県の子どもの絵を、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の活力にする、会津喜多方青年会議所(JC)主催の「『ぼくの夢、わたしの夢は、ふくしまの夢』こども絵画コンクール」に、県内各地から約8000点の作品が寄せられた。16日、喜多方市の小...[記事全文

(28) 命の重さ 弔慰金 苦悩する遺族 認定、市町村に差 「同じ避難区域なのに」

川俣町災害対策本部があった町保健センター。事故直後は避難中の死を災害弔慰金の対象外とした
 川俣町山木屋の無職渡辺彦巳(ひこみ)さん(60)が福島市の避難先に腰を落ち着けて50日ほどたった平成23年7月中旬。2カ月ほど前に死去した父の義亥(よしい)さん=当時(87)=の災害弔慰金の申し出をするため、川俣町の災害対策本部がある町保健センター...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

震災の記憶 後世に 体験まとめ防災に活用 碑を建立記録誌保管 20年後開封

土台だけとなった自宅で、津波の教訓を後世に伝えたいと話す斎藤さん
 東日本大震災の大津波で多くの犠牲者が出たいわき市南部の沿岸地域で、被災した住民の生の声や映像を記録し、後世に伝える事業が始まる。NPO法人勿来まちづくりサポートセンターが中心となって住民から直接体験を聞き取り、記録誌やDVDに編集。住民や地域の学校...[記事全文

今月末で除染完了 田村都路 国直轄の11市町村で初 23日に説明会

 田村市都路町の避難指示解除準備区域を対象とした国の直轄除染が6月末で完了する見通しとなった。除染が終わるのは国が直轄で実施している11市町村では初めて。環境省などは23日に同区域内の住民約120世帯を対象に説明会を開く。  同市都路町古道の直轄除染...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

古民家「智恵子邸」完成 天栄村が湯本温泉に整備 地域活性化の拠点に

オープンした古民家「智恵子邸」
 天栄村が岩瀬湯本温泉に整備を進めていた古民家「智恵子邸」が完成し、15日、現地でオープンセレモニーが行われた。  「智恵子邸」の住所は同村湯本字居平6。空き家になっていたが、所有者の星光雄さん(須賀川市)が「お世話になった古里の役に立つなら」と平成...[記事全文

鹿島に「奇跡の一本松」 津波に流されず生き残る 地元関係者保存策探り視察

浜に1本残った松を訪れた住民=南相馬市鹿島区
 南相馬市鹿島区の南右田地区に東日本大震災前まであった松並木のうち、津波で流されずに生き残った1本を地域の希望のシンボルとして残せないか-と、鹿島区地域協議会の関係者が15日、現地を視察した。現地には市が地盤をかさ上げして海岸防災林として整備する計画...[記事全文

【県外移転双葉町役場あすいわきへ】 身近に職員「心強い」 学校再開、絆の維持課題

あすから業務を開始する、いわき市の双葉町役場いわき事務所
 東京電力福島第一原発事故に伴い、埼玉県加須(かぞ)市に役場機能を構えた双葉町は17日、いわき市に新設した仮庁舎で業務を開始する。県外移転から2年3カ月を経て、復興に向けた大きな一歩を踏み出す。町民の利便性向上や町外コミュニティー(仮の町)形成の推進...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 被災者和ます替え歌 南相馬の仮設を慰問

自作の歌などを披露する佐藤さん(左)
■原町の自宅が津波被害 佐藤英明さん(64)  自らも津波で被災した南相馬市原町区泉の佐藤英明さん(64)は仮設住宅を回り、語りや歌で被災者を慰めている。自らの被災体験を交えた人懐っこい語りと、被災者が思いを共有できる心境を織り込んだ替え歌が、長く自...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射線 放射性物質 Q&A 川内村民支援の長崎大の活動とは

 東京電力福島第一原発事故で一時、全村避難をした川内村民支援のため、長崎大が原爆の被爆医療やチェルノブイリ原発事故後の医療支援などの蓄積を生かして活動していると聞きました。具体的に教えてください。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

(27) 命の重さ 弔慰金 苦悩する遺族 避難「間違っていたか」 自責の念日に日に強く

山木屋で生活していたころの義亥さんとマチさん
 川俣町山木屋の無職渡辺彦巳(ひこみ)さん(60)は、衰弱していく父義亥(よしい)さん=当時(87)=を車に乗せ、埼玉県草加市の入院先から約200キロ離れた自宅に戻った。東京電力福島第一原発事故から約半月が経過した平成23年4月2日だった。「着いたよ...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

仮設建築、使用延長へ 県、月内に特区申請

 県は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に伴う仮設の校舎や店舗(応急仮設建築物)について、建築基準法で定める存続期間(最長2年3カ月)を超えて使用を可能にするため、今月下旬に「県応急仮設建築物復興特区」を復興庁に申請する。7月上旬に認定を受ける見...[記事全文

避難区域で事業税免除 県、条例案提出へ

 県は、東京電力福島第一原発事故による避難解除、避難指示解除準備、居住制限の各区域の事業者の事業税と不動産取得税などを免除する。福島復興再生特措法の改正に伴う措置。18日に開会する6月定例県議会に課税免除に関する条例制定案を提出する。  東日本大震...[記事全文

スケジュール発表 避難10市町村の住民意向調査

 昨年度より二つ多い10市町村で住民意向調査を実施する復興庁は14日、今年度の調査スケジュールを発表した。7月から順次実施し、調査結果を町外コミュニティー(仮の町)整備や帰還に向けた施策に役立てる。  発表された調査スケジュールは【表】の通り。富岡...[記事全文

震災不明者を捜索 真野川漁港で県警、福島海保

真野川漁港で行方不明者を捜索する潜水士=14日午前9時45分ごろ、南相馬市鹿島区
 県警と福島海上保安部は合同で14日、南相馬市鹿島区の真野川漁港と同市原町区の太田川河口で東日本大震災の行方不明者を捜索した。  行方不明が家族などにいる住民の要望に応えて実施した。県警と福島海上保安部のほか、宮城海上保安部の巡視船「くりこま」の潜...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「活気戻る日きっと来る」 特定避難勧奨地点解除から半年

地域が再びにぎわう日を待ちわびる清野さん親子
 伊達市と川内村の特定避難勧奨地点が解除され、14日で半年を迎えた。放射線の不安などから伊達市では、いまだに多くの住民が市内外での避難生活を送る。にぎわいが失われる中、市内霊山町下小国地区でユースホステルを経営する清野秀明さん(64)は「再び地域全体...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

(26) 命の重さ 弔慰金 苦悩する遺族 申し出まで2年も 避難「対象外」とされ

記入した申し出書に目を落とす渡辺さん
 福島市郊外の7階建てマンション。借り上げ住宅として川俣町山木屋の無職渡辺彦巳(ひこみ)さん(60)一家が引っ越してから2年が経つ。東京電力福島第一原発事故により古里は計画的避難区域に設定された。  原発事故直後の平成23年3月、一時的に避難した。拒...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

【仮の町整備】 集合住宅市町村単位で 高齢者ら入居優先 枠組み、選定基準が課題

 東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)の中核となる災害公営住宅整備で、県は集合住宅への入居は棟や階ごとなどに市町村単位のまとまりを基本とし、親族同士や仮設住宅のコミュニティーなど一定のグループによる入居に配慮する方針を決めた。高...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

市内の焼却施設で焼却開始 小高と原町の生活ごみ問題 環境省

 東京電力福島第一原発事故で、避難区域となった南相馬市小高区と原町区の一部で生活ごみの処理が滞っていた問題で、環境省は13日、市内の焼却施設で14日から処分を開始すると発表した。  1日当たり約10トンを市内原町区の焼却施設「クリーン原町センター」に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

野菜と果実基準値以下 放射性物質検査

 県は13日、野菜と果実の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。野菜は25市町村の29品目95点、果実は12市町村の2品目22点を調べた結果、全ての検体で放射性セシウムは検出下限値未満か、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だっ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県漁連 結論持ち越しへ 第一原発地下水バイパス計画

理事会終了後、記者団に方針を語る野崎会長(左)
 県漁連の理事会は13日、いわき市の県水産会館で開かれ、東京電力と国の担当者が東電福島第一原発構内で増え続ける汚染水を減らすための「地下水バイパス」計画について説明した。野崎哲会長は終了後、24日に開く県漁協組合長会で、計画受け入れについて結論を出さ...[記事全文

楢葉町受け入れ検討 いわきの廃棄物

 東京電力福島第一原発事故に伴い環境省が計画する中間貯蔵施設の代替施設として楢葉町が提案している保管庫(仮称)について、松本幸英町長は13日、6月定例議会一般質問で、いわき市の廃棄物受け入れを検討する方針を示した。  松本町長は「東日本大震災後、約8...[記事全文

28年9月末完成目標 須賀川の藤沼湖 県、住民説明会で示す

藤沼湖の復旧計画が示された説明会
 県は東日本大震災で決壊した須賀川市の農業用ダム「藤沼湖」の復旧工事について、平成28年度9月末の完成を目指す。13日、市長沼保健センターで開いた住民説明会で明らかにした。  県は昨年7月、ダム専門家らによる県藤沼ダム復旧委員会を発足させた。これまで...[記事全文

震災後初、外航船が入港 小名浜港5号埠頭

小名浜港5号埠頭に入港した外航船
 復旧工事を終えた、いわき市の小名浜港5号埠頭(ふとう)に13日、工業塩を積んだ外航船が東日本大震災後、初めて入港した。  入港したのはキプロス船籍の貨物船「NICOLAOS A」で、市内の工場を中心に使用する工業塩約1万トンを積載している。  震災...[記事全文

県境越え友情育む 新潟と大熊の児童が交流 避難先の若松で

応援メッセージを手にする児童
 東京電力福島第一原発事故で会津若松市の旧河東三小に移転した大熊町の大野小、熊町小に13日、新潟県十日町市の川治小の6年生63人が修学旅行で来訪し、県境を越えた友情を育んだ。  川治小は毎年、旅行先に会津若松市を選んでいたが、東日本大震災が起きた一昨...[記事全文

第二原発1号機を調査 県廃炉安全監視協議会

ディーゼル発電機の復旧状況を確認する協議会のメンバーら=福島第二原発1号機原子炉建屋(東京電力提供)
 県や市町村関係者、学識経験者でつくる県廃炉安全監視協議会(会長・長谷川哲也県生活環境部長)は13日、冷温停止の維持に必要な復旧工事が完了した東京電力福島第二原発1号機を調査した。  設楽親所長から復旧状況の説明を受けた後、原子炉建屋の非常用ディーゼ...[記事全文

放射性物質濃度10分の1 東電、地下水測定値を修正

 東京電力は12日、福島第一原発敷地内の井戸からくみ上げて海への放出を目指している地下水の放射性物質濃度を測定したところ、これまで公表していた数値より10分の1程度低く、1リットル当たり最大0・055ベクレルだったと修正した。  東電は海洋放出をめぐ...[記事全文

移転先は4カ所 楢葉の防災集団移転促進事業で52戸、115人希望

 東日本大震災の津波で被災した福島県楢葉町の沿岸部を対象とした防災集団移転促進事業で、町は移転先を4カ所に絞り込み、住宅団地ごとの希望者数などをまとめた。12日の6月定例議会で示した。町は早ければ来春にも分譲や賃貸を開始する方向で今後、用地買収を進め...[記事全文

共同墓地の環境整備へ 大熊の帰還困難区域

 福島県大熊町は東日本大震災で壊れたままになっている帰還困難区域の共同墓地で、除染や墓参が安全に行えるよう墓石を移動するなど環境整備に取り組む。12日に開会した6月定例議会に関連費用約1億2200円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出した。  町によ...[記事全文

「おおくま町会津会」発足 借り上げ住宅の町民交流

交流会の開催などを決めた設立総会
 東京電力福島第一原発事故に伴い、福島県会津若松市の借り上げ住宅で生活する大熊町民でつくる「おおくま町会津会」が発足した。設立総会が12日、市内の「おおくまサロンゆっくりすっぺ」で開かれた。  借り上げ住宅に暮らす町民の交流の場を設けようと、発起人の...[記事全文

母子ストレス低減 原発事故で福大研究チーム調査

 東京電力福島第一原発事故を受け、福島大共生システム理工学類の筒井雄二教授(実験心理学)らの研究チームが実施した県内の母親と子どもの心理的ストレス調査で、母親の放射線に対する不安とストレス、子どものストレスのいずれも前年の調査と比べて低減していること...[記事全文

父と守る伝統の技 避難生活...苦難越え 繊細な造形に高い評価 県展で県美術大賞

いわき市の工房の前で、伝統を受け継ぎさらなる成長を誓う近藤賢さん
■大堀相馬焼「陶吉郎窯」後継者 近藤賢さん(32)  「作陶への思いは、浪江からいわきに避難しても変わらない。評価されてうれしい」。第67回県総合美術展覧会(県展)で県美術大賞に輝いた近藤賢(たかし)さん(32)=いわき市江畑町=は、大堀相馬焼「陶吉...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

今を生きる 小高商店街に活気戻そう 手形や名前、メッセージ... ベンチに絵付け、設置へ

思いを込めて手のひらで絵付けをする児童
■南相馬市鹿島区に仮設校舎 小高、金房、鳩原、福浦各小の児童  白木の座面や背もたれには、小さな手形や名前と一緒に「ゆめをもとう」「ファイト」などの言葉があった。12日、南相馬市鹿島区にある小高区の小学校4校の仮設校舎で、児童が小高の商店街に置くベン...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

災害公営住宅3700戸整備へ いわき1800戸、南相馬410戸

 東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)をめぐり、県などが仮の町の拠点として県内10市町村に整備する災害公営住宅の全体計画案が11日、判明した。全体戸数は県営、市町村営合わせて3700戸で、避難元市町村を最も多く受け入れる、いわき...[記事全文

廃炉へ課題多く 第一原発公開 汚染水、保管以外に対策なし

水漏れがあった地下貯水槽から汚染水を移送した地上タンクエリア(代表撮影)
 東日本大震災から2年3カ月となった11日、東京電力は廃炉作業が続く福島第一原発を報道陣に公開した。現場では、汚染水を保管する地上タンクの設置が進むが、増え続ける汚染水を一次保管する以外に対応策はなく、廃炉に向けた課題の多さがあらためて浮き彫りになっ...[記事全文

国、県の監視協で説明 第一原発廃炉工程表改定案

廃炉工程表改定案が説明された協議会
 東京電力福島第一原発1~4号機の廃炉作業で、経済産業省資源エネルギー庁は11日、溶けた燃料の取り出しが最大1年半前倒しになると公表した工程表の改定案について県廃炉安全監視協議会で説明した。  福島市のふくしま中町会館で開かれた協議会では、同庁の舟...[記事全文

「28年3月までに解除」 川俣・山木屋の避難指示

 川俣町の古川道郎町長は11日、東京電力福島第一原発事故で計画的避難区域に設定された町内山木屋地区について、平成28年3月までに避難指示を解除させ、住民の帰還を目指す目標を明らかにした。町中央公民館で開かれた6月定例議会の一般質問で高橋道弘議員の質問...[記事全文

1637世帯が入居希望 いわき市災害公営住宅 整備予定1515戸上回る

 いわき市は11日、災害公営住宅の入居に関する市民への意向調査結果を公表した。入居希望は1637世帯(戸)で、整備予定の16カ所計1515戸に対して希望数が122戸上回った。  調査は東日本大震災の津波や地震で自宅を失った市民6367世帯を対象に3...[記事全文

国道にバリケード 大熊・設置作業公開 一般車両の通過開始控え

6号国道に通じる県道にバリケードを設置する作業員=大熊町
 帰還困難区域の6号国道などで17日に一般車両の特別通過交通が始まるのを前に、大熊町内でルート外への進入を防ぐバリケードの設置が進められている。16日までに町内の312カ所に取り付ける予定。11日、同町小入野の6号国道交差点で開閉式バリケードを設置す...[記事全文

3階建てのL字型 被災、建て替えの相馬市役所

 東日本大震災による損壊被害のため建て替える相馬市役所の基本設計の素案が11日、まとまった。  新しい庁舎は切り妻屋根型の和風の3階建てで、南西側に2階建ての議会棟を備えたL字型の構造とする。免震構造の鉄骨造りなどを想定。延べ床面積は約9270平方...[記事全文

いわきに集合住宅確保へ 双葉町、避難所閉鎖見据え

旧騎西高避難所の閉鎖に向けた町と町民の意見交換会
 双葉町は埼玉県加須市の旧騎西高避難所閉鎖に向け、いわき市内に町民向けの集合住宅を新たに確保する。伊沢史朗町長が11日、埼玉県加須市の旧騎西高で開かれた町民との意見交換会終了後に明らかにした。  町がいわき市内に確保するのは既存の集合住宅。旧騎西高...[記事全文

楢葉で2骨片発見

新舞子浜海岸で捜索する署員=いわき中央署
 県警本部は東日本大震災から2年3カ月の11日、県内沿岸部などで行方不明者を一斉捜索した。楢葉町波倉で骨片2片、浪江町請戸でクレヨン1本を発見した。発見した骨片は、県警本部科学捜査研究所などで調べる。  県警、県内各署、県水産課、双葉地方広域市町村...[記事全文

フラガール モアナさんと交流 古里の双葉・細谷

住民と交流するモアナ梨江さん(左)
 東京電力福島第一原発事故の影響で県内外に避難する双葉町細谷行政区(大橋庸一区長)の住民は8、9の両日、いわき市のスパリゾートハワイアンズで交流会を開いた。  25世帯の約50人が集まった。スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」の...[記事全文

第2次分2000人追加 原発事故の精神賠償増額 1万人申し立ての浪江町

 東京電力福島第一原発事故による精神的損害賠償の増額などを求め、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てた浪江町は、町民から受け付けている参加申込書・委任状の第2次分を11日までに締め切った。約2000人が提出した。5...[記事全文

今を生きる ヒマワリに帰郷祈る 十数万本、手入れ 村の方を向き咲き始める 梁川の休耕地

見頃を迎え始めたヒマワリ畑と佐々木さん
■飯舘から避難福島の佐々木敏雄さん(60) 伊達の佐藤公一さん(64)  飯舘村から福島市に避難している自営業佐々木敏雄さん(60)と伊達市に避難している同村佐須行政区長の佐藤公一さん(64)は、伊達市梁川町柳田の休耕地を借り、広大なヒマワリ畑を育て...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

県内10カ所の放射線量測定値の推移

 県が発表している5月10日から6月9日までの県内十カ所の放射線量測定値の推移は【表】の通り。各地点ともほぼ横ばいで推移している。県や文部科学省などは県内各地の詳細な測定値をホームページで公表している。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「ままカフェ」集まれ 8月にかけ福島、郡山に開設 県外避難から戻った母親ら対象

 福島市のNPO法人ビーンズふくしまが運営する「東日本大震災中央子ども支援センター福島窓口」は6月から8月にかけて、東京電力福島第一原発事故により県外へ避難し、県内へ戻ってきた母親らを対象としたサロン「ままカフェ」を福島、郡山の両市で開く。  県の委...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

米作付け 前年比272ヘクタール増 二本松市議会一般質問 土壌改良策が浸透

 10日から一般質問に入った二本松市の6月定例議会で市は、平成25年の市内の米作付け面積が前年比272ヘクタール(約15%)増加したことを明らかにした。高橋正弘(あぶくま会)議員の質問に神野実産業部長が答えた。  作付け面積は2096ヘクタールだった...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

市内全域の平均値半減 郡山市が空間線量マップ公表

 郡山市は10日、5月17日~6月3日に市内各地の空間放射線量を測定したモニタリングマップを公表した。  マップは【図】の通り。市街地を500メートル四方、その他を1キロメートル四方のメッシュに区分し全775区画の平均値を線量の低い順から青、緑、黄、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

おしどり夫婦の父母 厳格な祖父、おおらかな祖母

■相馬市磯部 馬場仁さん(62)節子さん(63)守さん(85)マサイさん(85)  仁さんと節子さん夫婦、同居していた仁さんの父母の守さん、マサイさん夫婦は相馬市の自宅で津波に流されたとみられている。仁さんの長男の孝幸さん(32)は父母、祖父母を懐か...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

明るく近所付き合い 作った野菜知人に分ける

■相馬市磯部 熊倉紀子さん(67)  紀子(としこ)さんは、夫の一巳(かつみ)さん(75)といつか水入らずで旅行するのを楽しみにしていた。「苦労を掛けた分、これから良い思いをさせてあげたかった」。一巳さんは「あの日」の瞬間を語り始めた。  震災当日、...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

気配り忘れぬ妻 家族思いの長女

■相馬市磯部 高戸正子さん(69)明美さん(43)  家にはいつも、気配り上手の正子さんと家族思いの長女の明美さんがいた。「とにかく笑い声が絶えなかった」。正子さんの夫で漁師だった喜夫さん(73)は、家族3人で過ごした穏やかな日々を懐かしむ。  正子...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

東電へ1億2500万円賠償提訴 双葉病院患者ら4人の遺族

訴えの内容を説明する新開弁護士(右)=10日、東京・司法記者クラブ
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難で体調を崩して亡くなったとして、大熊町の双葉病院と隣接する系列の介護老人保健施設の患者・入所者合わせて4人の遺族15人は10日、東電に対して総額約1億2500万円の賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。司法が原発事...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

核燃料取り出し前倒し 第一原発廃炉工程表改定案

 政府と東京電力などでつくる廃炉対策推進会議は10日、福島第一原発の廃炉に向けた工程表について改定案を公表した。1~3号機の溶けた核燃料の取り出しを従来計画の平成33年末から最大1年半前倒しし、1、2号機では最速で7年後の32年度前半に開始する。作業...[記事全文

10市町村に仮の町整備で合意 個別部会で月内に協議入り

 東京電力福島第一原発事故に伴う長期避難者のための町外コミュニティー(仮の町)に関する第2回協議会が9日、郡山市で開かれ、政府と県、関係市町村は、いわき市など10市町村に仮の町を整備することで合意した。10市町村ごとに個別協議の枠組み(個別部会)を設...[記事全文

双葉町と環境省が協議再開 中間貯蔵現地調査で半年ぶり

井上副大臣らを前にあいさつする伊沢町長(右)
 東京電力福島第一原発事故に伴う汚染土壌などを搬入する中間貯蔵施設の整備をめぐり、双葉町は10日、現地調査に関する環境省との協議を約半年ぶりに再開させた。井上信治副大臣が埼玉県加須市の旧騎西高で伊沢史朗町長と会談し、「(施設の)現地調査を速やかに実施...[記事全文

「特別の努力」対象外の賠償 東電が受け付け開始

 東京電力は10日、福島第一原発事故に伴う就労不能損害賠償で、賠償から被災者の就労収入を差し引かない「特別の努力」の対象外としていた平成23年3月から1年分の賠償受け付けを開始した。  東電は原子力災害賠償審査会が平成24年3月に示した指針に基づき、...[記事全文

27年度までに3000~4000戸 災害公営住宅で知事表明

県内の災害公営住宅の整備見通しなどについて語る佐藤知事
 郡山市で9日に開かれた東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)に関する第2回協議会終了後、佐藤雄平知事は、仮の町の中心となる災害公営住宅について、平成27年度までに県営、市町村営合わせて計3000~4000戸を県内に整備する方針を...[記事全文

災害公営住宅は中高層の集合型 二本松市構想

 二本松市は、東京電力福島第一原発事故で全町避難している浪江町から協力要請があった450戸の県営の災害公営住宅建設について、4、5階建ての中高層の集合住宅とし、間取りは2LDKか3LDKを想定している。10日、市役所で開かれた6月定例議会一般質問で構...[記事全文

双葉町いわき事務所完成 17日から業務スタート

いわき市に完成した双葉町いわき事務所
 東京電力福島第一原発事故で全町避難している双葉町が、いわき市に建設していた町いわき事務所が10日までに完成した。町は17日に新事務所で業務を開始する。  新事務所の住所はいわき市東田町二丁目19の4。中量鉄骨造りプレハブ2階建てで、延べ床面積は約1...[記事全文

水稲の試験栽培始まる 帰還困難区域で初 飯舘の長泥行政区

コメの試験栽培のため田植えをする住民=飯舘村長泥行政区
 飯舘村と県は10日、東京電力福島第一原発事故による帰還困難区域の村内長泥行政区で、水稲の試験栽培を開始した。帰還困難区域では初めての取り組み。コメからどの程度の放射性セシウムが検出されるか確認し、営農再開に向けてデータを収集する。「農業復活の一助に...[記事全文

「いわなの郷」再開 川内で釣りや食事楽しむ

テープカットして再オープンを祝う関係者
 東京電力福島第一原発事故の影響で休業していた川内村の観光施設「いわなの郷」が9日、約2年3カ月ぶりに再オープンした。  セレモニーで、施設を運営するあぶくま川内の井出茂社長が「村復興の目玉になる施設。住民の憩いの場にしていきたい」とあいさつした。遠...[記事全文

計画の遅れ目立つ 24年度本格開始は4市町村 避難区域

 環境省は避難区域が設定された11市町村について、国が直轄で除染を進める「除染特別地域」に指定している。平成24年度に本格除染が始まったのは田村、楢葉、川内、飯舘の4市町村のみ。さらに、計画数に対する実施率はほとんどが未達成だ。  同省によると、4...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

復興クローズアップ 旧警戒区域の田植え 秋の出荷へ気持ち新た

旧警戒区域では事故後、初めてとなる出荷を前提とした田植えに臨む田村市都路町の農家
 東京電力福島第一原発事故の旧警戒区域では事故後初めてとなる、出荷を前提とした田植えが5月中旬、田村市都路町の避難指示解除準備区域で行われた。広野町や川内村の旧緊急時避難準備区域でも5月から田植えが進む。  都路町で3年ぶりの田植えに臨んだのは市内...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

除染 依然進まず 仮置き場確保 難航 汚染状況重点調査地域 計画書作成に時間 避難区域以外

小国小の花壇の表土を剥ぎ取る地域住民ら=伊達市、5月
 郡山市は除染で出た放射性物質を含んだ汚染土の仮置き場を市内にまだ1カ所も整備できていない。現在、市内の県有地2カ所を候補地として県と協議を重ねているが、決定には至っていない。  市は昨年10月から住宅除染を本格的に開始した。5月17日現在での完了...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

除染 依然進まず 住宅は計画の21.5% 公共施設76.9%、道路22.5% 3月末現在実施率

 避難区域以外の県内40市町村は、国の財政支援で除染する「汚染状況重点調査地域」に指定されている。このうち、住宅除染を計画している32市町村で平成24年度末までに除染予定だった計画数に対する実施率は21・5%にとどまった。仮置き場確保や地権者らから...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

「3.11」から2年3カ月 今月のテーマ「除染と中間貯蔵施設」

 東京電力福島第一原発事故によって放射性物質が県内に拡散した。避難区域以外に指定された「汚染状況重点調査地域」の県内40市町村は平成24年度中に予定した住宅除染計画数に対する実施率が21.5%にとどまっている。仮置き場の確保や除染の同意取得ができな...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

ドキュメント(2013年5月11日〜6月10日)

■5月12日  ・文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会は、東京電力福島第一原発事故で避難指示の対象になった県内の市町村で、初の現地調査を実施。能見喜久会長は賠償範囲や額を定めた中間指針見直し検討を示唆した ■13日  ・福島第一原発で増え続ける汚染...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

住宅除染に基準設定 県、適切な実施か判断 減少率 屋根34% 表土50% 壁・塀43%

 県は住宅除染が適切に実施されたかを判断するための基準を設けた。県民の放射線への不安を解消するとともに、除染作業への信頼を高めるためだ。  除染の実施前と実施後の放射線の減少率の目安を屋根34%、庭の表土50%、壁・塀43%、雨どい53%に設定。除...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

識者の目 復興へ模索続く 減容化技術の確立重要 県除染アドバイザー 井上正さん

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染は、市町村が定めた実施計画からの遅れが目立っている。県除染アドバイザーで、エネルギーや環境に関する研究に取り組む電力中央研究所(本部・東京都千代田区)の井上正さん(64)は、除染の推進には仮置き場確保に続き、汚染...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

除去土壌 現場保管 9割以上

 政府は除染によって発生する放射性物質を含む除去土壌を中間貯蔵施設に搬入する方針。しかし、施設整備の見通しが立っていないため、除染現場などで保管せざるを得ない状況になっている。県のまとめは【表】の通り。除染に伴う除去土壌の保管場所は、大熊、双葉両町...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

27年搬入 微妙な情勢 安全性への不安 払拭されず

 中間貯蔵施設の安全性に対する地元の不安は払拭(ふっしょく)されておらず、環境省が目標とする平成27年1月からの廃棄物の搬入開始は微妙な情勢だ。同省は「安全確保の手段を示し、一刻も早く住民の理解を得た上で、進めていきたい」としている。  同省は産業...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

中間貯蔵施設 3町9カ所に候補地 ボーリング調査 大熊のみ

 原発事故による除染作業で発生する土壌などの汚染廃棄物を、最終処分するまで保管する「中間貯蔵施設」について、環境省は楢葉、大熊、双葉の3町の計9カ所を建設候補地に選定した。同省は平成27年1月から廃棄物の搬入開始を目指しているが、候補地の地質を詳細...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

東日本国際大が新学科申請 地域振興マネジメント研究科 復興の人材育成

 いわき市の東日本国際大は10日までに、大学院「地域振興マネジメント研究科」の設置を文科省に申請した。10月にも認可される見込みで、平成26年4月に開講する予定。インターネット講義と対面授業を組み合わせた「ブレンド型e−ラーニング」を採用し、社会人...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

スポーツセンター整備 被災県支援 カタールの基金採択 白河市

 白河市は本県など被災3県を支援するカタール国の「カタールフレンド基金」を活用し、市総合運動公園内に健康スポーツセンターを建設する。10日、市が発表した。  事業名は「しらかわ夢かたーる総合運動公園整備事業」。健康スポーツセンターは2階建てでフット...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

募集は6人程度 応募殺到87人 双葉広域組合の消防職員試験

 双葉地方広域市町村圏組合(管理者・山田基星広野町長)の平成25年度10月採用消防職員の第一次試験が9日、広野町公民館で行われ、6人程度の募集に対し、女性4人を含む10代と20代の87人(県内44人、県外43人)が臨んだ。  同組合によると、募集は...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

宅地引き渡しを開始 防災集団移転、いわきで初

 東日本大震災に伴う津波被災地の防災集団移転促進事業で、いわき市は10日、移転促進区域の錦町須賀の移転先となる住宅団地の宅地引き渡しを開始した。同事業の引き渡しは市内で初めて。  移転先は市内錦町ウツギサキなどの約0・7ヘクタールで、市が平成7年か...[記事全文

カテゴリー:震災から2年3カ月

食品と放射性物質 全国の小中高で授業 消費者庁など検討

 東京電力福島第一原発事故を受け、消費者庁と文部科学省は全国の小中学校と高校を対象に、食品と放射性物質に関する授業を導入する方向で検討に入った。食品中の放射性物質のリスクを正しく伝え、本県農産物の風評払拭(ふっしょく)につなげる。消費者教育の一環とし...[記事全文

復興願い自転車走る 猪苗代湖周回など各地で

野口英世記念館をスタートする参加者
 東日本大震災の被災地を自転車で巡る「CYCLE AID JAPAN2013」は8日、白河-会津若松間(90キロ)や猪苗代湖周回(45キロ)で開かれた。  組織委員会の主催、自転車協会の主管、県サイクリング協会などの協力。復興支援を目的に、1、2、8...[記事全文

放射線 放射性物質 Q&A 被ばくでがん患者 増加しないのか

 東京電力福島第一原発事故で放出された放射性ヨウ素による被ばくでは、がん患者の増加は考えられないと、原発事故の健康影響を調べている国連科学委員会が報告したという報道がありました。本当でしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大大...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

【葛尾の高齢者ら5人死亡事故から1年】 原発事故なければ 悲しみ癒えず、続く避難

仮設住宅で仏壇に線香を上げる松本義男さん
 東京電力福島第一原発事故により、葛尾村から三春町に避難していた高齢の女性ら5人が犠牲となった二本松市針道の交通事故から、9日で1年となった。双葉郡の復旧工事などに伴い、交通量が増大した国道で起きた悲劇。「原発事故さえなければ命を落とさずに済んだかも...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

楢葉に復興IC 政府方針、費用負担など課題

 常磐自動車道の復興インターチェンジ(IC)の整備の在り方を検討している政府は、楢葉町への整備を最優先に事業着手する方針を固めた。町に調査・基本設計費を交付する。町と政府、県、東日本高速道路など関係機関で費用負担の割合や設置方式などを協議する。同町が...[記事全文

安全性に懸念の声 第一原発地下水バイパス計画 相馬双葉漁協組合員らに説明

説明会で配布された資料に目を通す漁業関係者=相馬市
 東京電力福島第一原発敷地内の「地下水バイパス」計画に関する東電、資源エネルギー庁の説明会は7日、漁業関係者を対象に相馬市で開かれ、出席者からは安全性や風評被害を懸念し反発する声が相次いだ。  東電、同庁が原子炉建屋に流入し汚染される前の地下水を山側...[記事全文

線量、タクシーが監視 最新地図ネット公開 365日路地裏も

開発した測定器を手にする西條社長(左)と斎藤社長。助手席のシートにはリアルタイムで線量を表示するタブレット端末が取り付けてある
 タクシーに放射線測定装置を積載して東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質の空間放射線量を測り、最新の線量地図を作るプロジェクトが郡山市で始まった。「多くの人に目に見える形で現状を知ってもらいたい」と大玉村の三和製作所がシステムを開発し、市内の...[記事全文

第二原発1号機を公開 本設設備復旧完了

復旧工事が完了した非常用ディーゼル発電設備
 東京電力は7日、冷温停止の維持に必要な復旧工事が完了した福島第二原発の1号機を報道機関に公開した。  津波で浸水した1号機原子炉建屋の非常用ディーゼル発電設備の一部や海水熱交換器建屋などが5月30日までに完了した。担当者は復旧完了について「それぞれ...[記事全文

東電に迅速な賠償要求 第一原発30キロ圏内 浜通り8土地改良区

迅速な賠償を求めた土地改良区の関係者=Jヴィレッジ
 東京電力福島第一原発から30キロ圏内にある浜通りの8つの土地改良区は7日、東電に迅速な損害賠償の支払いを求める要求書を提出した。  県土地改良事業団体連合会によると8つの改良区はこれまでに平成23年3月から24年12月までの財物賠償などとして4回に...[記事全文

小名浜のカツオ「安全、美味」 イオンいわき店や県漁連など連携

小名浜港で水揚げされたカツオを試食する買い物客
 小名浜港で水揚げされたカツオをPRするイベントが7日、いわき市のイオンいわき店で開かれ、買い物客においしさと安全性をアピールした。  東京電力福島第一原発事故に伴う風評の払拭(ふっしょく)などが目的で、大手スーパーのイオンと県漁連などが連携して開い...[記事全文

食品、基準超1109点 昨年度の県の放射性物質検査

食品の放射性物質検査状況が報告された会議
 県が平成24年度に実施した食品の放射性物質検査で、放射性セシウムが国の基準値を超えたのは1109点で、主に水産物と山菜・キノコだった。7日に県庁で開いた「ふくしま食の安全・安心推進会議」で示した。  玄米は1030万4千616点を調べ71点(0・0...[記事全文

「埼玉に残りたい」4割 加須で暮らす双葉町民

 東京電力福島第一原発事故を受けて埼玉県加須市の旧騎西高に設置されている双葉町の旧騎西高避難所の住民の四割が、避難所閉鎖後も埼玉県内に居住したいと考えている。  東日本大震災と原発事故後、唯一残っている一次避難所である旧騎西高避難所の閉鎖に向け、町が...[記事全文

9日に「仮の町」検討協

 東京電力福島第一原発事故に伴う町外コミュニティー(仮の町)の在り方を関係市町村と政府、県が話し合う「第2回長期避難者等の生活拠点の検討のための協議会」が9日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれる。受け入れ市町村側はいわき市など前回の5市に加え、...[記事全文

原発作業員に激励の絵手紙 保原高美術部

林室長に絵手紙を渡した(左から)大橋君、佐藤さん、佐々木君、斎藤さん、渡辺さん
 伊達市の保原高美術部は5月29日、東京電力福島第一原発で働く作業員を激励する絵手紙を福島市の東電福島地域支援室に届けた。  同校の「がれきに花を咲かせようプロジェクト」の一環。部員35人が花や人物などを題材に、72枚の絵手紙を作製した。「わたしたち...[記事全文

来月に絵画展 双葉から避難の宮本さん

個展をPRする宮本さん
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で双葉町から福島市に避難している画家の宮本豊蔵さん(60)の個展「回生 宮本豊蔵展」は7月13日から21日まで福島市の県文化センターで開かれる。震災後、県内では初の展覧会で「展覧会を通して負けない気持ちを感じて...[記事全文

外で水遊び楽しんで 南相馬の「みんな共和国」 公園に池設置へ

高見公園への設置を目指す「じゃぶじゃぶ池」のイメージ
 南相馬市の子どもたちが安心して屋外で水遊びできる場所をつくろうと、同市の市民団体「みんな共和国」は同市原町区の高見公園に「じゃぶじゃぶ池」の設置を目指して寄付を募っている。  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響を受けて、市内では依然として...[記事全文

フェンシング魅力紹介 郡山で五輪銀の太田選手

園児にフェンシングの突きを教える太田選手(中央)
 ロンドン五輪のフェンシング男子フルーレ団体で銀メダルに輝いた太田雄貴選手(27)=森永製菓=は7日、郡山市名倉の双葉第二幼稚園を訪れ、園児と触れ合いながら競技の魅力を伝えた。  昨年12月に競技普及を目的としたプロジェクトを立ち上げ、全国各地で訪問...[記事全文

【大熊町再編から半年】 帰還検討 まだ困難 中間貯蔵 形見えず 除染作業長期化も 町民、期待と諦め交錯

大熊町の中間貯蔵施設の建設候補地で始まったボーリング調査=5月17日
 東京電力福島第一原発事故で警戒区域になり、全町避難した大熊町が「帰還困難」「居住制限」「避難指示解除準備」の3区域に再編され、10日で半年を迎える。汚染廃棄物を一時保管する中間貯蔵施設の具体像が明らかにされず、帰還に向けた道筋を検討しづらい状況だ。...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

汚染水移送を再開 第一原発の地上タンク漏れ

 東京電力福島第一原発で地下貯水槽からの汚染水移送先となっている地上タンクで水が漏れた問題で、東電は6日、停止していた地上タンクへの汚染水移送を再開した。移送先は漏えいが判明したのとは別のタンクで、午後に移送を再開し、2時間ほど作業した。東電が引き続...[記事全文

空き仮設に植物工場 住民、収穫の喜び体感

空き仮設住宅の植物工場でリーフレタスを収穫する飯舘村の女性
 仮設住宅の避難者に農作業の喜びを思い出してもらおうと、建築事業を展開するNTTファシリティーズ(本社・東京)は伊達市の伊達東仮設住宅の空き住宅にユニット型の小型植物工場を設置した。6日、同仮設住宅に避難している飯舘村民がリーフレタスを収穫した。  ...[記事全文