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3次被ばく機関目指す 福島医大 重症者に対応

 福島医大の「災害・被ばく・救命救急」の医療体制構築に向けた有識者会議は31日、福島市の同大で開かれ、重篤な外部・内部被ばく患者に対応する3次被ばく医療機関の指定を目指すことで意見が一致した。
 会議は非公開で、終了後に座長の横山斉同大理事が明らかにした。構想では平成28年に開所する同大の「ふくしま国際医療科学センター」内に整備する災害医療・救命救急センターに3次被ばく医療機関の機能を持たせる。高度医療に対応できる医師を早ければ7月から公募し、救命救急センターを支える「災害・被ばく・救命救急学講座」を設置する予定だという。
 横山座長は「県内では廃炉や除染作業などが続く。県民の健康のバックアップは重要だ」と高度な医療体制の必要性を説明した。同席した山下俊一副学長も「放射線関係の人材育成に貢献したい」と語った。
 会議では3次被ばく医療機関の指定を受けるために求められる重篤患者の受け入れ体制や、国内で既に3次指定を受けている放射線医学総合研究所(放医研)=千葉市=、広島大との連携、国際機関との協力関係などについて意見を交わした。
 会議には放医研、広島大、弘前大、福島医大、県の関係者らが出席した。

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