東日本大震災

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「復興ストレス」の父親支援 二本松で研修会

震災後の父親の子育て支援を学んだ研修会

東日本大震災の被災地で子育てなどに関わる父親の負担を軽減しようという「お父さん支援のための研修会」が19日、二本松市の県男女共生センターで開かれた。
 日本ユニセフ協会、県、県男女共生センターなどの共催。震災で母親を亡くした父子家庭、復興ストレスを抱える父親の支援を通し、養育放棄や子どもを巻き込む暴力、自殺の予防を目指している。
 県内の子育て支援関係者、民生児童委員、自治体担当者ら30人が受講した。岩手、宮城両県で支援活動を行っているNPO法人新座子育てネットワーク(埼玉県)の坂本純子さんと佐野育子さんが講師を務めた。
 坂本さんらは、仕事優先で子どものことを知らない父親の育児能力の低さ、制度や支援態勢の不十分さなどを指摘した。本県の場合、東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質への不安から母子が避難したため生じた父親の心労、負担などもあると説明した。
 他人に相談できない父親への気遣い、家族同士で情報を伝え合うことの勧めなど支援の例を挙げ、受講者がグループごとに具体的な方法などを考えた。
 日本ユニセフ協会は県、相馬市、南相馬市の協力で、お父さん支援のためのガイドブックやハンドブックなどを作成。今後も同様の研修会を開いて支援活動を広げるという。

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