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参院選前の幕引き図る? 高市氏、一転発言を陳謝

県選出国会議員団会議の冒頭、あいさつする岩城参院議員(中央)=19日午後0時ごろ、自民党本部

自民党の高市早苗政調会長の発言問題は19日、党県連が発言の撤回と謝罪を求める抗議文を党執行部に提出する事態に発展した。
 党県連が抗議文を提出してから約1時間半後の正午前。党本部6階の会議室では、本県選出国会議員団会議を前に、党東日本大震災復興加速化本部の大島理森本部長、党県連会長の岩城光英参院議員、党県連の平出孝朗幹事長らが厳しい表情で高市発言への対応を協議していた。
 議員団会議では、平出幹事長が午前中の党執行部への抗議について報告。国会議員団も高市発言を重大と受け止め、県連の抗議を支持することを確認した。
 ただ、平出幹事長らは高市氏と直接、面会できていなかった。「政調会長としてあらためて真意を言っていただければという思いで、今、私なりにお伝えしているところです」。大島氏がそう言い残して部屋を去ってから数十分後、同じ6階の政調会長室に戻ってきた高市氏は、取り囲んだ記者団に陳謝の言葉を口にした。
 これまで高市氏は報道陣の取材や福島民報社のインタビューに誤解などとして釈明を繰り返すだけで、陳謝の言葉はなかった。
 複数の関係者は、党が20日にも参院選公約を決定する前に非を認め、問題の幕引きを図る必要があったとみている。関係者の1人は「政策責任者の問題発言を放置したままでは、肝心の公約に目を向けてもらえない」と党内に強い危機感があったことを打ち明けた。

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