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放射線 放射性物質 Q&A 県内の屋外水浴場で泳いでも大丈夫か

 海水浴やプールの季節がやってきました。しかし、東京電力福島第一原発事故で県内に飛散した放射性物質の影響が心配になってしまいます。県内の海や湖、屋外プールで泳いでも健康影響は大丈夫なのでしょうか。

【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん

■外部被ばくは、極めて限られ内部被ばくリスクもほぼない

 現在、環境省は水浴場開設の際の放射性セシウムの管理目標値を1リットル当たり10ベクレルとしています。県内では6月下旬から7月上旬にかけて水浴場を今年開設する予定の25地点で環境放射線と放射性物質のモニタリングが行われました。
 その結果、湖岸または海岸での空間線量率は1時間当たり0.03~0.13マイクロシーベルトであり、ほとんどは1時間当たり0.1マイクロシーベルト以下でした。さらに、セシウム134、137のいずれも全ての湖水や海水で検出されませんでした。
 県内では現在までに学校などの屋外プール126カ所についても放射性物質のモニタリングが行われています。この結果を見ても、1カ所を除いてプールで放射性セシウムは検出されず、検出されたプールでも放射性セシウムの濃度は管理目標値を大きく下回っていました。
 以上のことから考えれば、県内の水浴場やプールで泳いでも、外部被ばく線量は極めて限られており、水を飲み込むなどによる放射性セシウムの内部被ばくリスクもほとんどありません。安心して水浴を楽しんでいただけます。湖岸や海岸の砂に微量の放射性セシウムが吸着している可能性がありますが、水浴後や帰宅後にシャワーなどで体や髪の毛をきれいに洗えば、落とすことができます。
 現在、県はホームページ上で水浴場やプールの放射性物質のモニタリング結果を公表していますので、気になる方は一度、チェックされることをお勧めします。

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

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