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待望...親子ら水しぶき 原町に「じゃぶじゃぶ池」完成

完成した「じゃぶじゃぶ池」で水しぶきを上げる子どもたち

 南相馬市原町区の高見公園に、全国から寄せられた寄付によって子どもが水遊びできる「じゃぶじゃぶ池」が完成し、夏休み初日の20日、子どもたちの元気な歓声が響いた。
 じゃぶじゃぶ池は、東京電力福島第一原発事故の影響で海や川で遊ぶのを控えざるを得ない子どもたちのために、同市の市民団体「みんな共和国」が計画した。インターネット上で賛同者を募るクラウドファンディングという手法などによって寄付を呼び掛けたところ、これまで全国の約500人から約1200万円が寄せられた。建設には北海道帯広市の噴水製造メーカー「パセオ」が全面協力した。
 オープンを待ちわびていた子どもたちは、カウントダウンの終了と同時に飛び込み、水しぶきと歓声を上げた。
 池は直径17メートル、水深15センチ。中央に2メートルの高さまで噴き出す噴水がある。施設は市に寄付され、水道循環式で市が管理する。
 原町区から相馬市の仮設住宅に避難している会社員小椋佳子さん(40)は「こういう場所がなかったのでありがたい。子どもを気軽に連れて来ることができる」と話した。
 「みんな共和国」企画運営者の近藤能之さん(47)は「公園は道の駅南相馬に近く、外部から訪れた人の目にも入る場所。子どもが楽しく遊ぶ様子が県外にも伝わり、偏見解消につながれば」と期待した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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