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東電「因果関係が不明確」 双葉病院患者遺族訴訟第1回弁論 請求棄却求める 東京地裁

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難で体調を崩して亡くなったとして、大熊町の双葉病院の男性患者1人の遺族が東電に対して約3300万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、東京地裁(三角比呂裁判長)で開かれた。東電側は請求棄却を求めた上で「原発事故と死亡の因果関係が不明確」と主張した。
 東電側の主張は既に審理が始まった3件の訴訟と同様で、原発事故と患者の死亡に因果関係が認められれば賠償に応じるとした。その上で原発事故と死因の因果関係が乏しいとして、患者の診断書の提出を求め、因果関係の認否は留保した。
 訴状によると、男性患者=当時(62)=は原発事故後の平成23年3月16日に同病院から救助され、避難先を転々とした後、翌月18日に福島市の病院で死亡した。原告側は事故との因果関係を「救助までの数日間、放置された上、長時間にわたり長距離移動を余儀なくされ、十分な医療提供を受けられなかったため死亡した」としている。
 次回は10月2日午前10時半から。
   ◇  ◇
 17日に提訴した患者2人の遺族のうち、70代男性患者の第1回口頭弁論は8月28日午前10時10分から東京地裁で開かれることが決まった。

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