東日本大震災

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広野の高野病院 災害支援協定 埼玉の新しらおか病院

 旧緊急時避難準備区域の広野町の高野病院(高野英男理事長・院長)は埼玉県白岡市の新しらおか病院(和田純一理事長・院長)と「災害時などにおける病院間の相互支援に関する協定書」を26日までに結んだ。災害が起きた際、入院患者は避難所を経由せずに病院間で直接移送が可能になり大幅な時間短縮が期待される。
 協定によると、原発事故、大地震、台風などの災害時に被災地の病院へ薬品、食料品などを提供し医師・看護師らを派遣。必要に応じて入院患者を受け入れる。新たに連絡会議を設け、平常時から情報の共有や職員交流を図る態勢を整える。
 締結式は24日、新しらおか病院で行われ、高野病院の高野己保事務長と和田理事長が協定書に署名した。高野事務長は「職員同士が日頃から連携して迅速な対応を図り患者の不安を解消したい」と話す。
 高野病院は東京電力福島第一原発事故後、内科と精神科の一部の入院患者は他の病院に移ったが、重症患者は残り診察が続けられ、平成23年5月から外来を再開した。多くのスタッフが現在も避難を余儀なくされ、併設する特別養護老人ホーム「花ぶさ苑」を含め職員不足が続いているという。

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