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湯気は窒素ガス原因か 第一原発3号機格納容器から漏れる

 東京電力は26日、福島第一原発3号機の原子炉建屋5階部分から出ている湯気のようなものについて、水素爆発防止のため原子炉格納容器に封入している窒素ガスなどが格納容器のふたから漏れ出し、湯気となっている可能性があるとの見解を示した。
 窒素と一緒に格納容器から漏れ出している気体には水蒸気が含まれており、外気と触れて湯気になったと推定した。東電は周辺のがれき撤去作業で線量を低減した上で、温度や線量を測定する。
 窒素は、格納容器内に水素と酸素がたまり爆発を引き起こさないように、1時間当たり16リットルを封入している。東電によると、漏れ出ている窒素は微量のため、格納容器内に大量の水素や酸素がたまる余地はないという。このため、水素爆発の可能性は低いとしている。東電はこれまで、床の隙間から入り込んだ雨水が格納容器に触れて湯気になったとの見方を示していた。
 東電によると、平成23年3月の原発事故の際に発生した水素によって、原子炉圧力容器や格納容器には隙間ができた。
 ただ、格納容器内のセシウムの放射性物質濃度は1リットル当たり0・008ベクレル程度で、外部に出てもごく微量としている。溶けた核燃料の冷却も続いており、問題はないという。

カテゴリー:福島第一原発事故

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