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今を生きる 響け 感謝と友情の歌声 2日 初の定期演奏会 本宮高合唱部も出演 多彩な曲披露

来場を呼び掛ける(左から)篠原教諭、猪狩さん、菅野さん、渡辺さん

■本宮にサテライト校 浪江高音楽部

 浪江高音楽部は8月2日午後2時から、本宮市のサンライズもとみやで初の定期演奏会を開く。部員は本宮高にあるサテライト校で練習に励んできた。演奏会では「届け!私たちの想い」をテーマに多彩な曲を披露する予定で、「地域への感謝と友情のハーモニーを響かせたい」と張り切っている。
 音楽部は東日本大震災後の平成23年8月に結成し、家庭クラブのメンバーを含め9人で活動している。これまで浪江町民が避難する仮設住宅などを慰問してきた。
 震災後に入学した3年生にとっては、最初で最後の定期演奏会となる。
 演奏会は2部構成で、第1部はディズニーやジブリなどの合唱を中心にした内容となる。本宮高合唱部が友情出演する。
 第2部は家庭クラブを交えてハンドベルやダンス、幅広い世代が楽しめる「木綿のハンカチーフ」「愛燦燦(さんさん)」などの歌謡曲を発表する。入場無料。
 二本松市の仮設住宅から通学する部長の菅野紫帆さん(3年)は「苦しい中でも仲間と一緒に練習に励んできた。浪江町民だけでなく、たくさんの人に聞いてほしい」と熱っぽく語る。副部長の渡辺美里さん(3年)、家庭クラブ委員長の猪狩成美さん(3年)も多くの来場を呼び掛ける。
 顧問の篠原久人教諭(34)は「3年生にとってはこれまでの集大成の場。練習の成果を存分に発揮し、最良の思い出を残してほしい」と話している。

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