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4歳未満の検査開始 内部被ばくホールボディーカウンター

特製の補助具(左)を使い4歳未満児の検査が始まったいわき市の会場

 ホールボディーカウンター(WBC)を使った4歳未満の幼児の内部被ばく検査が1日、いわき市で始まった。
 第一弾は富岡、大熊、楢葉、葛尾、川内の5町村が対象で、5日まで市内の県いわき合同庁舎駐車場にある車載式WBC車で行う。8月中に郡山、会津若松、いわきの3市にある5町村の仮設住宅などを巡回する。
 立位式のWBCは構造上、身長が100センチに満たない幼児は検査ができなかった。日本原子力研究開発機構(JAEA)などが開発した高さ約90センチの補助具を用いることで幼児の検査が可能になった。
 自分で座ることができる1歳4カ月児(平成24年4月1日以前生まれ)から4歳未満が対象で、県によると県内に約5万6000人いるという。対象から外れた乳児の検査方法は引き続き検討する。県は特製補助具を随時、発注しWBCを所有する市町村に貸与する予定で、自治体と連携し県内全域に検査態勢を拡大する。
 検査初日は富岡町の14家族が訪れ、1人数分程度の検査を受けた。検査結果は数週間後に通知される。いわき市に避難している会社員小野光輝さん(40)は妻(32)と長男(3つ)の3人で訪れた。原発事故から2年4カ月を振り返り「長男がやっと検査を受けられ安心した。できればもっと早くスタートしてほしかった」と話した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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