東日本大震災

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希望照らす1万本 都路灯まつり 避難住民ら駆け付け

夜空をともす竹灯の明かりを見詰める家族連れ

 夜空の下で「竹灯」をともす都路灯(ひ)まつりは3日、田村市都路町古道の都路運動場で催され、1万本の灯(ともしび)が真夏の夜空を彩った。避難先から大勢の住民が訪れ、幻想的な炎に復興への願いを込めた。
 市の主催。ろうそくを入れた1万本の竹筒がグラウンドや周囲の斜面に並べられた。冨塚宥●市長らが点火式を行った後、家族連れらが順に火をともした。
 会場は東京電力福島第一原発から20キロ以上離れた旧緊急時避難準備区域だが、1日に長期の特例宿泊が始まった避難指示解除準備区域の住民の姿もあった。地元で農業を再開し、1日から自宅で寝泊まりしている坪井久夫さん(63)は家族や3年ぶりに泊まりに来た首都圏の知人と訪れ、「祭りのにぎわいが復興への一歩になってほしい」と炎を見詰めた。
 灯まつりは町村合併前の平成15年、都路の名を残そうと住民有志が始めた。東日本大震災前年の22年には9千人が訪れたが、23年は休止し、昨年再開した。
※●は日ヘンに景

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