東日本大震災

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泉崎のサイクルスタジアム再開 震災で損壊、2年5カ月ぶり

改修を終えたバンクを走る自転車競技部員

 東日本大震災で損壊した泉崎村の泉崎国際サイクルスタジアムの改修が完了し、10日から利用を再開した。県内で唯一のアマチュア自転車競技施設で、震災から約2年5カ月ぶりに銀輪がバンクを駆けた。
 スタジアムは平成5年に完成した。県体協が所有し、泉崎村に管理を委託している。7年のふくしま国体の他、県総体や県高体など会場として使われてきた。プロ競輪選手の調整の場にもなっていた。
 東日本大震災では、バンクの数カ所に大きな亀裂が生じ、管理棟の周囲が陥没するなどの被害を受けた。県体協が県などの助成金を活用し、2億1400万円を掛けて改修した。日本自転車競技連盟の公認査察を受け、再開にこぎ着けた。
 再開初日に一番乗りしたのは順天堂大自転車競技部で、10人の部員が新しいバンクの感触を確かめるように周回を重ねていた。
 ロンドン五輪代表の新田祐大選手=会津若松市出身、白河高卒=らを育てた白河市自転車競技連盟会長の斑目秀雄さん(69)はスタジアム復活に「これで練習場を求めて移動する必要がなくなった」と歓迎した。久保木正大泉崎村長も「再開は非常に喜ばしい。若い選手たちに大いに活用してほしい」と話した。
 9月には全日本学生トラックレース第5戦、10月には全日本学生自転車競技トラック新人戦東日本大会などが予定されている。

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