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今を生きる 全国に元気な歌声を おかあさんコーラス出場へ

全国大会に向け練習に励むラ・ヴィアン・クールの団員

■いわき拠点の女声合唱団ラ・ヴィアン・クール

 いわき市を拠点に活動する女声合唱団ラ・ヴィアン・クールが24、25の両日、大阪市のフェスティバルホールで開かれる全日本おかあさんコーラス全国大会に向け、練習に励んでいる。東日本大震災と、東京電力福島第一原発事故からの復興は道半ばだが、団員は「福島県の合唱団が元気に歌っている姿を全国の舞台で見せたい」と意気込んでいる。
 ラ・ヴィアン・クールの団員は18人。7回目の全国大会となるが、震災後は初めての出場だ。震災直後は団員が県外に一時避難するなど、練習もままならない状況だった。そんな中、JRいわき駅前でコンサートを開いたり、避難所を慰問するなど、歌の力で被災者を励ましてきた。
 全国大会で歌うのは「女声合唱とピアノのための『3つの詩編』 主は私の羊飼い 詩編23」。歌詞を深く理解するため、牧師から言葉の意味を学ぶなどして音楽の質を高めてきた。代表の中野千代子さん(59)は「震災後の大変な時期だからこそ歌を通し、いわきをアピールしたい」と熱っぽく話す。
 団員の指揮・指導に当たるのは県合唱連盟名誉理事長の石河清さん。今年4月に音楽生活65周年を記念した「85歳のコンサート」を開いたばかりだ。「音楽をする喜びをどう表現するかが一番大事」と節目の年の全国大会に向け、思いを語った。

■21日に壮行会
 壮行会を兼ねたミニコンサートは21日午後6時半から市内のいわき芸術文化交流館アリオスで開かれる。

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