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JR只見駅開業50周年祝う 利用促進願い式典

列車が描かれたケーキに入刀して只見駅の半世紀を祝う目黒町長(中央)や長谷川町長(右から2人目)ら

 只見町のJR只見駅開業50周年記念式典は20日、同駅広場で行われた。町民らが半世紀にわたって地域の生活を支えてきた駅の節目を祝うとともに、只見線の利用促進を願った。
 町や町商工会などでつくる実行委員会の主催で約100人が出席した。目黒吉久町長が「只見線の活性化や地域の発展につながる式典にしたい」とあいさつ。鈴木重敏JR会津若松地区駅長が地元と一丸となって地域づくりに貢献する考えを示した。
 平成23年の新潟・福島豪雨で只見-会津川口(金山町)駅間が不通となる中、出席者からは早期復旧を求める声が上がった。長谷川律夫金山町長は「先人がつくった路線を後世に残したい」と訴えた。菅家一郎衆院議員(本県4区)は本県選出国会議員で国による復旧支援を要望する考えを示した。佐藤正史県南会津地方振興局長は「復旧の財政支援の検討を進めており、全線復旧に向けて取り組む」と述べた。
 目黒町長らが列車の絵などが描かれた記念ケーキに入刀した。町内の保育所の子どもが歌と踊りを披露した。
 JR只見線は只見-会津川口駅間で鉄橋の流失などの被害があり、復旧に費用が約85億円、工期が4年以上かかる見通し。JR東日本は復旧の可否を含めて検討するとしており、再開通の見通しは立っていない。「只見町JR駅を支援する会」には現在早期復旧を求める1万9230人分の署名が寄せられている。県内だけでなく、関東地方を中心に県外からの署名も増えているという。

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