東日本大震災

  • Check

住民に宅地引き渡し 新地町集団移転促進 富倉団地8区画

加藤町長(右)の前であいさつする東さん(テント内の前列左)

 東日本大震災に伴う防災集団移転促進事業で、新地町が同町駒ケ嶺字ソリ畑に新設した富倉団地の造成工事が完了し、20日、住民への宅地引き渡し式が現地で行われた。
 町が民有地約0.58ヘクタールを造成し、宅地分譲地8区画を設けた。事業費は約5千万円。大戸浜地区の津波被災者8世帯が順次、それぞれの住宅を再建して移転する。
 式では、加藤憲郎町長があいさつし、住民代表の会社員東光浩さん(42)に宅地引き渡し書を手渡した。東さんは住宅完成後、前田仮設住宅から家族6人で移り住む。「震災前の生活に戻りたいと待ちに待った日。尽力いただいた皆さんに感謝したい」と謝辞を述べた。
 町は富倉を含め7地区に移転先の団地を設ける。年内に造成完了見込み。町によると、富倉は防災集団移転促進事業を活用し、用地買収から造成までを手掛けたケースとして県内初の宅地引き渡しだという。いわき、相馬両市では、区画整理事業、既存団地を活用した宅地分譲が既に始まっている。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧