東日本大震災

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震災教訓の備蓄倉庫落成 相馬、消防団の研修拠点にも

テープカットして完成を祝う立谷市長(右から3人目)ら関係者

 東日本大震災の教訓を生かし、相馬市が整備した市防災備蓄倉庫の落成式は25日、市内坪田の現地で行われた。
 災害に備えて非常食や防災資機材を備蓄するほか、消防団の研修拠点として新設した。倉庫は鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約1250平方メートル。吹き抜けの倉庫には電動で移動する大型棚を導入した。炊き出し用の炊事場、低温管理米貯蔵庫などを備える。消防団の事務室や屋外訓練スペースも設けた。簡易ヘリポート、仮設トイレを収納する倉庫も整備した。
 復興交付金約6千万円で毛布約7250枚、飲料水3万本、主食1万食分なども購入した。各地からの支援物資などと合わせ、貯蓄内容を拡充する。防災協定を交わした友好都市の災害時にも物資を供給する。
 式には市や市消防団関係者ら約250人が出席した。立谷秀清市長らがあいさつし、テープカットした。
 倉庫はかつて火葬場建設が見送られた内陸側の市有地に設けた。建設費は約3億1630万円で復興交付金を活用した。愛称は公募により「相馬兵糧蔵」と決めた。

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